「ビジョンを持つこと」
「経営ビジョン」とは企業の将来のある時点での「あるべき姿」を
具体的イメージとして表した物と言われています。
私自身、自分のビジョンを持つことに大変難しさを感じていた経験があり、
コンサルタント初期の頃は“ビジョンは必要ない!”なんて言って
いた頃もありました。
でも、色々な会社とおつきあいさせていただくと、しっかりした会社、
伸びていく会社は「ビジョン」もしくは「ビジョンらしきもの」を
持っていることに気がつきました。
そこで、今ではビジョンを持つことの大切さを説くようにしています。
今現在ビジョンを持っていなくても良いと思います。
でも、ビジョンを持つことの大切さをわかっている事が大事だと思い
ます。
ビジョンを探すために経営に邁進することも一つのあり方だと思う
からです。
正直言って、中小企業の多くは、「ビジョン」として文章化している
ケースは少ないように思います。
ただ、「ビジョンらしきもの」というのは、経営者の話を聞いていると
伺い知ることができます。
ある顧問先の社長は「10年後、年商100億円」と4年くらい前に私に
宣言しました。
その時(平成22年3月期)年商は33億円ぐらいでしたが、4年後の
今期の売上高は51億円です。
「10年後、年商100億円」というのは長期的目標ですね。
「ビジョン」というのであれば、その時に会社がどのような状態に
なっているのか、会社の取り扱い商品は?、お客様は?、従業員数は?、
組織は?等々が具体的に見えていなければなりません。
社長にその事を伺うと「全然見えていないけれども、そのぐらいの規模
になれば、従業員が安心して働くことができるし、私も安心して後進に
会社を譲り、引退できるような気がする。」と言う回答でした。
漠然とではありますが、社長には100億円規模になった会社で従業員が
安心して仕事をする姿が見えているのだと思います。
「ビジョンらしきもの」ですよね。
昨年はビジョンを明確にする第一歩として、経営理念を一緒に作り上げ
ました。
作り上げた経営理念は「価値創造」です。
「従業員、従業員の家族、お客様、商品、社会にとっての価値を考え、
創り上げていこう」というものです。
一方、他の顧問先は製材卸売業です。
この会社のことはこれまでにも何回かブログで紹介してますよね。
そこの社長は「無垢材の素晴らしさを、できるだけ多くの人に伝える」
という「ビジョンらしきもの」というか、「社長自身の理想とする生き方」
と思われる事をいつも言っています。
「無垢材の素晴らしさを、できるだけ多くの人に伝える」ために、
この会社ではこれまでの取引先や新規に取引をしてくれたお客様に
ニュースレターを配信しています。
そのニュースレターは今月で109号になります。10年近く毎月送り続けて
いる訳です。
送り先も1,500件を超えています。
さらに、年一回から二回「製材勉強会」を開き、参加者をニュースレター
で募りますが、多いときには50人から60人の参加者が来られます。
無垢材の市場は年々縮小傾向ではありますが、この会社、社長の支持者は
年々増えており、業績は堅実なものとなっています。
やっぱりビジョンを持つことは大切だと思います。
「経営ビジョン」とは企業の将来のある時点での「あるべき姿」を
具体的イメージとして表した物と言われています。
私自身、自分のビジョンを持つことに大変難しさを感じていた経験があり、
コンサルタント初期の頃は“ビジョンは必要ない!”なんて言って
いた頃もありました。
でも、色々な会社とおつきあいさせていただくと、しっかりした会社、
伸びていく会社は「ビジョン」もしくは「ビジョンらしきもの」を
持っていることに気がつきました。
そこで、今ではビジョンを持つことの大切さを説くようにしています。
今現在ビジョンを持っていなくても良いと思います。
でも、ビジョンを持つことの大切さをわかっている事が大事だと思い
ます。
ビジョンを探すために経営に邁進することも一つのあり方だと思う
からです。
正直言って、中小企業の多くは、「ビジョン」として文章化している
ケースは少ないように思います。
ただ、「ビジョンらしきもの」というのは、経営者の話を聞いていると
伺い知ることができます。
ある顧問先の社長は「10年後、年商100億円」と4年くらい前に私に
宣言しました。
その時(平成22年3月期)年商は33億円ぐらいでしたが、4年後の
今期の売上高は51億円です。
「10年後、年商100億円」というのは長期的目標ですね。
「ビジョン」というのであれば、その時に会社がどのような状態に
なっているのか、会社の取り扱い商品は?、お客様は?、従業員数は?、
組織は?等々が具体的に見えていなければなりません。
社長にその事を伺うと「全然見えていないけれども、そのぐらいの規模
になれば、従業員が安心して働くことができるし、私も安心して後進に
会社を譲り、引退できるような気がする。」と言う回答でした。
漠然とではありますが、社長には100億円規模になった会社で従業員が
安心して仕事をする姿が見えているのだと思います。
「ビジョンらしきもの」ですよね。
昨年はビジョンを明確にする第一歩として、経営理念を一緒に作り上げ
ました。
作り上げた経営理念は「価値創造」です。
「従業員、従業員の家族、お客様、商品、社会にとっての価値を考え、
創り上げていこう」というものです。
一方、他の顧問先は製材卸売業です。
この会社のことはこれまでにも何回かブログで紹介してますよね。
そこの社長は「無垢材の素晴らしさを、できるだけ多くの人に伝える」
という「ビジョンらしきもの」というか、「社長自身の理想とする生き方」
と思われる事をいつも言っています。
「無垢材の素晴らしさを、できるだけ多くの人に伝える」ために、
この会社ではこれまでの取引先や新規に取引をしてくれたお客様に
ニュースレターを配信しています。
そのニュースレターは今月で109号になります。10年近く毎月送り続けて
いる訳です。
送り先も1,500件を超えています。
さらに、年一回から二回「製材勉強会」を開き、参加者をニュースレター
で募りますが、多いときには50人から60人の参加者が来られます。
無垢材の市場は年々縮小傾向ではありますが、この会社、社長の支持者は
年々増えており、業績は堅実なものとなっています。
やっぱりビジョンを持つことは大切だと思います。