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楽天経営主義

経営コンサルタントが経営とは関係なく
日常を気ままに綴ります。

高いモノにはワケがある

2009年07月31日 | 日記
「安いモノにはワナがある。高いモノにはワケがある。」

これはこだわりの食材を提供する大手食材宅配会社の社長が年頭の挨拶で
おっしゃったお話だそうです。

昨日はその会社に食材を提供する顧問先と新規開拓のDMについて
打ち合わせです。
今度のDMの主張はまさにこの言葉です。
闇雲に高いワケではなく、健康、環境に留意するとどう努力しても
この価格になります。
この高いワケを理解して下さるお客様を探そうというものです。

でも、注文がきつすぎます。50通だしてある程度の反応を得たい。
1通の反応でも、2%の反応率ですから、現在のDMの世界では非常に
ハードルが高いといえます。

色々と仕掛けを考えなければいけなさそうです。
また、結果をお話する機会があればご紹介します。

打ち合わせが終わった後、食事に行くことになりました。
目指すは神戸の餃子の老舗「赤萬」です。

ところが、6時前に元町に着いたら2店とも「本日売り切れ」の表示です。
がっかりしましたが、どうすることもできず、かといって口の中と胃の中は
すでに餃子の受け入れ体制ができあがっています。
で、選んだのが同じく元町にある老舗です。
名前は明かせませんが、JR元町の駅近にあり、店の小ささも汚さも
赤萬をしのぐ雰囲気のあるお店です。

初めて入ったのですが、最初に気がついたのが「高い!」
お店の入口に「一皿7ヶ380円」の表示。
確か赤萬は270円か280円、餃子の王将に至っては210円のはず!

でも、「高いモノにはワケがある」はずです。
どんなワケを見せてくれるのか楽しみにしながら、待ちました。
ちなみに、赤萬や王将はほとんど待たせずに餃子が出てきますが、
ここは注文を受けてから焼くのでたっぷりビールを1本飲む時間があります。

ただ、そのビールを飲んでいる時間に徐々に不安が頭をもたげてきました。
狭い店なのですが、カウンターの中と外におばちゃんが3人もいます。
その3人のおばちゃんが顔を近づけあって餃子を焼いています。
まるで素人が相談し合うように!

やっと3人前ずつ出てきました。それを見てまたびっくりです。
普通餃子3人前だと1列7個が並んで、3列重なってくる事を想像しますが、
チャーハンのように山盛り持っています。列にはなっていません。

味ですが・・・残念です。
水っぽくてパリパリしていません。具も少なくてスカスカです。
本当に残念です。ここまでまずい餃子はあまり食べたことありません。
よく、これで長く店を続けていられると思い不思議です。

出てから、顧問先の社長と「高いモノにはワケがある」
そのワケを色々考えてみました。
結局、結論は3人のおばちゃんの時給が高すぎると言うことになりました。

26時間テレビ

2009年07月28日 | 日記
土曜日、日曜日と夏の恒例である「26時間テレビ」が放送されていました。
前から、この長時間番組は視聴者にどんな意味があるんだろうと
疑問に思っていました。

年一のイベントとして、スポンサーから広告料を引き出しやすいことから、
テレビ局にはすごく重要なものかもしれませんが、視聴者にとっては
ダラダラと長時間にわたるバラエティ番組を垂れ流されることは迷惑でしか
ないと思うのです。
私はここ10年以上「24時間」も含めて見たことがありませんでした。

それでも今年は「しゃべり」のうまさやその引き出しの多さに、
いつも感心させられる島田紳助が初のパーソナリティだったので、
興味をもって見てみました。

でも、薄々予想していたこととはいえ残念な結果になってしまいました。
島田紳助の企画や話の内容は、ほとんどが、どうすれば相手の気持ちを
動かすことができるか(感動)というのが根底にあります。
企画におけるスト-リーの作り方は、何らかの目標や命題を与えて
頑張って目標を成し遂げると言ったものが多いと思います。
まさしく、今までの紳助の生き方なんでしょうね。

最初は全然できなかったことが、努力することによって結果的になんらかの
成果を成し遂げる。その経過を詳細に伝えることで、結末に向けて
視聴者の気持ちを徐々に盛り上げていく。
その間に、視聴者も巻き込んでいき、参加意欲を高める。
東野幸治のトライアスロン挑戦なんかこの典型ですね。

正直言って、挑戦していることはたいしたこと無いと思ってます。
最初が駄目だから、そのギャップがすごく感じるだけだと思いませんか。

ただ、紳助の伝え方がすごくうまいですよね。
努力している様や挑戦しようとする気持ち、それがいかに大切かを自分の体験を
ふまえて話します。
その話が、聞いている者のVAKに訴える内容のために心に響きやすく
なっているんでしょうね。
ちなみにVAKとは、
V=Visual(視覚)
A=Auditory(聴覚)
K=Kinesthetic(体感覚)
のことです。

話し手が聞き手に何かを伝えるときに、VAKをしっかり伝えると聞き手は
臨場感を持って聞くことができると言うことです。
紳助も本の中で、自分が体験したことのないことは、まぶたの裏にその情景を
浮かべながら話せと言っていますから、日頃からVAKを意識していることは
間違いないですね。
流石です!見習わなきゃあかんわ。

ところが、今回の場合は初めから感動を作ろうとしたためにストーリーに
無理がありました。
紳助の日頃の企画では、その企画の目的や理由はあまり問題にされないことが
多いように思います。
多くの場合は企画の理由と目的は日常から一歩踏み出してみること、
そして目標に向かって努力して、達成してみると日常の自分から少し変わった
自分の姿をみることができる。

あれだけ最初から感動を(受け)狙った企画を連続でやられると、
なぜそんなことをしなければならないのか、目的や理由がわからなくなります。

行動品質はその行動の目的と理由が理解されないと悪化します。

ヘキサゴンメンバーは企画の目的と理由を理解して参加していたのでしょうか。
まったく泣けませんし、感動できませんでした。

また、ヘキサゴンメンバーの、タレント(才能)が足りなさすぎました。
日頃のヘキサゴンはその才能のなさを「おバカキャラ」等で
キャラを紳助がうまく作り出したり、引き出しているのですが、
おもしろいことを言うのが紳助だけでは26時間は長すぎます。

夜中に明石家さんまとスマップの中居君の3人で3時間にわたり、
しゃべっていましたが、おもしろかったし、飽きませんでした。
ちゃんと才能のある人がいたら、3人で何時間でも持つんですね。
・・・結局夜中まで見ていました(笑)

8月の最終土曜日、日曜日には他局で24時間テレビが放送されます。
こちらはチャリティが目的になっています。
でも、こちらも疑問があります。
その理由はまたの機会に。

とにかく、もう24時間、26時間といった長時間のテレビ番組は見ません。

人生に転機をもたらしてくれた上司

2009年07月17日 | 日記
昨日は久しぶりに昔の上司と飲みました。

今の私があるのはこの上司のおかげと言っても過言ではないでしょう。
外国船社の代理店で日々のんべんだらりと過ごしていた時に
この上司が転職されて、私のいた会社に入社されました。

入社して6,7年たち、仕事ができるサラリーマンだと思いこんでいた私は
この上司の仕事ぶりを見て、ショックを受けました。
それまでの上司、先輩とレベルがあまりに違うのです。
その人たちと比べていたんですね。
井の中の蛙でした。

たくさん仕事を教えていただきました。

そして仕事だけでなく、人生をどう生きるかなんてこともよく教えてくれました。
実は中小企業診断士という資格をとったのも、この上司のアドバイスが
あったからなんです。

「天井さん(彼は上司でありながら、常にさん付けで呼びます)勉強しないと
あかんよ。同じ勉強するのなら会社だけではなく、世間一般で通用するような
勉強をしなさい。」といって「中小企業診断士になるための本」という題名の
本をくれたのです。

それまで、そんな資格があることさえ知りませんでした。
でも、早速本を読んでみると、すごくおもしろそうな資格に思えました。
とれなくても、会社の仕組みがわかるのではと思い、すぐ学校への申し込みを
しました。

それから3年後、資格を取った私は会社を辞めて今に至るわけです。
現在は、資格を取るときに一緒に勉強した仲間との仕事が多いですが、
それも、始まりはその上司がくれた言葉と本があったからです。
今から思うとまさにその時が人生の転機だったんだなと思います。


久しぶりに心を許せる人と飲んだせいか、帰りはフラフラでした。
なかなか家に帰れなくて・・・
JRに乗り神戸線の住吉で降りるのですが、気がつくと三宮で、
乗り越してしまったので急いで反対の電車に飛び乗り、また気がつくと
芦屋まで行っていて・・・(泣)
普段の倍近くかかってしまいました。

steteco

2009年07月15日 | 日記
一日2件の投稿です。
反動が怖いような気がしますね。

名前のとおり「ステテコ」です。
先週の土曜日の「知っとこ」という、そう激太りのオセロが司会の番組で
紹介されていました。それからちょっと気になり続けているんです。

と言うのも、数年前から夏場のズボンのまとわりがすごく気になっています。
タルカムパウダーを足につけてからズボンをはくようにしたりしていますが、
はいた時だけ快適なだけで、根本的な解決策にはなりません。

すでにステテコを愛用している友人から快適さは良く聞いていたのですが、
どうしても、「あちら側」の住人になる決意というか、気持ちの整理が
つかないでいました。
我々の場合、ステテコはどうしても植木等のイメージが強く、これをはくと
人前では決してズボンは脱げないぞ!と言う覚悟がいります。

妻は「どこでズボンを脱ぐつもりなの」と言いますが、交通事故で病院に
担ぎ込まれてズボンを知らないうちに脱がされている場合もありますし、
気を抜いたかっこはできません。

紹介されていた商品は、そんなオジサン色の強かったステテコにチェック柄や
花柄を染めたものです。
全然、おっさん臭くありません。これぞ求めていたものです。
これならどこでもズボンを脱ぐことができます。病院に担ぎ込まれても大丈夫!
早速ネットで調べてみました。結構これまでにも話題になっていたようで、
たくさん記事がヒットします。
目的のsteteco.comは商品にふさわしくおしゃれなサイトでした。

でも、高い・・・1枚5,040円。
パンツはユニクロで1枚500円が中心のものをはいているから、パンツ10枚分。
1枚を毎日はくわけにもいかないし、私の価値観から下着に1万も2万も使うのは
思いきれんなぁ・・・
ユニクロで作ってくれないかなぁ。
でも、ステテコ用の綿クレープは日本にたった一つしかないそうなので、
ユニクロ製であっても、あまり安くなりそうもないですね。

もうしばらく我慢することになりそうです。

起業って難しい

2009年07月15日 | 日記
昨日は大阪産業創造館にあるプレインキュベーション施設「立志庵」の
卒業イベントにコメンテーターとして参加してきました。

プレインキュベーション施設「立志庵」というのは、起業を志す人達に
6ヶ月間スペースを低料金で貸し、その間は同じ産業創造館内にある
経営相談室(あきない・えーど)のコンサルタントが起業に向けての
アドバイスを行うというものです。もちろんアドバイスは無料です。

昨日卒業(修了?)したのは平成20年度4期生で、私が相談室の次長を
やっていた昨年度最後の入居者であり、入居の際に面接を行った方も何人か
おられました。
それぞれの方が、入居していた間の活動内容や、今後の事業活動について
発表されました。

発表内容についてはこのブログを関係者で見る方もいらっしゃるでしょうから、
コメントを差し控えますが、めでたく8人の方全てが、卒業後開業される
と言うことです。
ぜひ頑張っていただきたいと思います。

産創館だけでなく、中小企業支援センターや商工会議所の創業塾等で
起業を志す方の指導はよく行います。
とは言っても、一頃よりは減りました。一番多いときは年に200件以上の
開業プランを見ていたでしょう。
200件もあれば玉石混交となりますが、事業計画書を見ると正直言って
ほとんど石ころばかりです。玉は1割を切るでしょう。
もちろん、事業計画書が全てではありませんが、事業計画書に落とし込めない
ようなプランは、やはり思いつきといえます。

反面、今の独立開業、起業を志す方達は大変だとも思います。
昔は店を経営するなんて、もっと簡単な事だったのではないかと思います。
「サラリーマンなんて辞めて、店でもしよか」とは、子供の頃に良く聞いた
フレーズです。

実際、私の母は東京から越してきたとき、たまたま借りた家が店舗付き住宅
だったので、暇つぶしに文房具屋を始めてしまいました。
まったくの商売素人ですが、簡単にできたみたいです。
だいたい日商は2千円ぐらいだったと記憶しています。
40年以上前ですから、大卒初任給が2.4万円ぐらい。
月25日営業としても大卒サラリーマンと2人分と同じくらいは売り上げて
いたことになります。
もちろん仕入れがありますから、粗利3割としても月1.8万円ぐらいは
もうかりますね。
今の主婦のパートよりはずっと家計を支えられるでしょ。

周囲にも私の子供の頃は家の軒先を改良して「たこ焼き」や「回転焼き」を
する小商いが結構あったように思います。

40年間の間に、経営環境は大きく変わっています。
変化の度合いはますます大きくなっていくでしょう。
今は、素人が簡単に起業することは非常に難しくなっているだけでなく、
最初はうまくいったように思えた経営を3年、5年と維持していくことが
難しくなっています。

だから、私は最近創業塾などで、事業計画の費用試算の中にコンサルタント費用を
必ず入れてもらうようにお願いしています。
コンサルタントは大企業だけが必要とするものではありません。
逆に、情報量が限られていたり、腹心といえる部下がいなかったり、
社長と知識や経験にギャップがありがちな中小企業ほど必要といえるのです。
よく言われるのが、費用の問題ですが、中小企業を専門とするコンサルタントで
あれば、企業規模にあった報酬を提示するはずです。



ついに3000km越え!

2009年07月09日 | 日記
愛車の走行距離が3000kmを超えました。昨日信号待ちの時に走行メーターが
ちょうど3000kmを示していたのを見て妙に感動しました。
3月29日納車ですからほぼ3ヶ月、月間走行距離1000km。
新車購入時の「うれしがって走りまわる」状況を考えると少ないかもしれません。
というのも、今度の車に前の車ほどの惚れ込みがなかったからです。

前の車はアルファ156、今度の車はアルファ159。
イタリアのアルファロメオの車です。
車に興味がない人には番号が違うだけやろって話ですよね(笑)
そのとおりなんですが、後者は前者のニューモデルとなっています。
ちなみに、156の前は155で今度は一度に3つも番号が進んでいます。

それでは車の内容も番号ほど進んだのかというと・・・
残念ながらそれほどまでに感じさせてもらえません。確かに乗りやすくは
なったのですが、逆にアルファらしさが減ったというか・・・

私のアルファ好きは大学生の時に、お金持ちの友人が当時の名車1750GTVを
持っていて、そのスタイルとエンジン音の虜になってしまってからです。
かっこよかったなぁ、今でもこの車の写真を見ると惚れ惚れします。
デザインは確かベルトーネ時代のジウジアーロだと思います。
それ以来、いつかは自分でアルファを買って乗りたいと思い続けてきたわけです。

でも、実際にアルファのオーナーになるまでは紆余曲折がありました。
もちろん大きな原因は自分の経済的な問題ですが、それと同じぐらい大きな原因は
アルファの車に欲しいと思うものがなくなってしまったからです。
アルファ独特の官能的なデザインが消えてしまったし、おまけに販売不振から
輸入ディーラーまでなくなってしまいました。

その私が久しぶりに欲しいと思ったのがアルファ156です。
昔のコーラのボトルのようなくびれのあるボディライン、ドアノブを隠し
一見クーペボディにみえるドア処理、ダ・シルバ(デザイナー)作の顔など、
「今度買う車はこれだ!」と写真を見た時に心に決めました。

ちなみに156の後期型の顔はジウジアーロ作になっていますが、断然前期型の
方がよいと個人的には思っています。

実際に手に入れるまではそれから2年ほどかかりましたが、手に入れた時の感動は
今回と比較にはなりません。

大体、思い入れの違いもありますが、ジウジアーロのデザインって、
先の1750GTVやイスズ117クーペの頃が一番良かったのではないかと
思います。
アルファでもスッドやフェッタはあまり好きじゃないなぁ。

とは言いながら、昨日バンとエラの張った顔の159を見ていると、いいなぁと
思いました。どっちやねん!(笑)ですよね。
なんでかな?見慣れるとジワジワと良さが広がってくるのがジウジアーロの
デザインかもしれませんね。
女性でもエラの張った顔が結構好きやし、hitomiとかジョディ・フォスター
とかね。関係ないか(笑)。

車の話からまとまりがつかなくなってきました。
今度は156と159の良い点、悪い点なんかを書こうかな。
もう車の話はいいですか?(笑)

仕事のABC・その2

2009年07月08日 | 日記
今日は午後から顧問先の材木製材卸の社長と打ち合わせです。

この会社の社長は私の指導先の中でも、一番忠実に指導を実行してくれます。
もちろん、盲目的に従うのではなく、お互いに議論を尽くしてアイデアを
出し合います。

そのせいか、これまでも新規開拓用のDMでは最高34.1%の反応率を
あげています。これまで数回にわたりDMを出していますが、平均でも
16.1%の反応率です。

今日の打ち合わせは9月に社長が「住まいを考える」勉強会に講師として
招かれたので、その内容の検討です。
講師として招かれた理由は、社長が毎月発行している新聞が主催者の目に
止まったからです。
この新聞平成18年4月に第1号を発行し、月1回必ず出しています。
内容は材木卸の社長なので材木、住まいに関することが主であり、社長の
熱い思いが伝わってきます。

私が勧めたことではありますが、この3年間毎月欠かさず発行されている
姿に頭が下がります。
しかも、毎月私が原稿チェックをするのですが、前月末には原稿が
できあがっている状態です。

先日書いた「あたりまえのことを、ばかになって、ちゃんとする」を
本当に実行されている人がこんなに身近にいらっしゃいました。

業界ではこの新聞が話題になることも多いらしく、今後は私よりも講演会、
セミナーへの声がかかるのではないかと期待しています。

七夕

2009年07月05日 | 日記
もうすぐ七夕ですね。

写真は私の会社が入居しているビルの玄関に飾られている七夕の飾り付けです。
こんなのが玄関ドアの両サイドに1本ずつ飾られてます。
ビル前を通行する人達の目を相当引いています。

私の入居するビルでは、七夕、十五夜、クリスマスの時期に飾り付けを
しています。
と言っても、専門店が入るファッションビルじゃないですよ。
れっきとしたオフィスビルです。

この飾り付け以外にも、年末にはテナント全員参加のもちつきがあります。
30弱のテナント全てが一臼ずつもちつきを順番にしていきます。
その日は朝から夕方まで各テナントが入れ替わりでもちつきです。

おもしろいビルでしょ?
全てビルのオーナー社長が率先してイベントをしてくれます。
これも、顧客サービスの一環らしいです。
おかげで、賃料は周辺ビルよりも高めなのですが、常に8割以上の
部屋が埋まっています。

ところで、七夕の笹にはテナント入居者が短冊に願い事を書いて
結びつけています。
「ゴルフがうまくなりますように」
「○○君といつまでも一緒にいれますように」
「家族円満」「無病息災」

どれも、一般的ではありますが、読んでいると何故か気持ちが優しく
なります。
なんか、今の世相を反映して、もっと攻撃的であったり、拝金主義的な
願い事がかかれるのかなと思うと、全然そんな願い事はありません。
「まだまだ、世の中っていい人ばっかりやん!」
そんな気持ちにさせてくれます。

私の願い事ですか?
私は願い事はしない主義なんです。人生は自分で切り開く!ってね。
でも、正直言って、今いろいろあって、ホントは神頼みどころか
「わらにもすがりたい」心境なんですよね。

正しくコミュニケーションツールを使い分けよう

2009年07月02日 | 日記
何が言いたいかというと、メール、電子メールのことです。

電子メールは携帯メールも含めて我々の日常に欠かせないものになっています。
メールによってたくさんの人に同一の情報を提供することができ、
コミュニケーションが正確に行えるようになる。
一時期はそんな誤情報に踊らされたこともありました。
でも、コミュニケーション量が増える事とコミュニケーションの正確さは
何の相関関係もありません。
逆に、コミュニケーションの量が増えたことによって、誤解が生じやすく
なっているとも言えます。

なぜ、こんな事を書くかというと、ある人からもらったメールの内容で
気になる言葉があったので、確認しようと思い電話をしたら面談中であり、
他の方が出てこられました。
その方が、用件はよろしければメールで送ってくださいと言うのです。
もちろんお断りして、面談終了後に電話をいただくようお願いしました。

メールに感じた疑問、不信をメールで確認しても、さらなる誤解を招くだけです。

でも、理解できたことはこの相手先は基本的に関係先とのやりとりは
メールで行う社内的な決まりがあるのだと思いました。
思い返せば、これまでもこの相手先(同じところで複数の人)からの
やり取りはメールばかりでした。
そして、何回か引っかかる書き方に首をひねらされました。

これは、別にその相手先の方に悪意があるわけではありません(確認して
ませんが、そうだと思います)。ふつうに思ったことを書いているのが
文字だけで伝えられると、勝手に感情移入されたりして、誤解を生じてしまう
ことがあると言うことです。

私は指導先にはメールは簡単な情報のやり取り、問い合わせに対する回答
(その場合も1問1答を守る)以外には案内等の告知、一般的情報提供に
使うぐらいにするよう指導しています。

文字と音声による言葉では相手に与える情報量に大きな差があります。
音声による言葉は文字の数倍、いや数十倍あるでしょう。
パソコンの音声ファイルと文章ファイルを比べればわかります。

複雑な状況を文字だけで表現しようとするのは無理があります。
もちろん、だからといって言葉だけの方が良いというわけではありません。
複雑な状況は書いたものをお互いが言葉を交わして確認する必要があります。

つまり、コミュニケーションの内容によって適したコミュニケーションの
方法があると言うことです。
郵便、ファックス、メール等を一方通行のコミュニケーションツール
電話、直接会話等を双方向のコミュニケーションツールと言いますが、
それぞれにメリット、デメリットがある事を良く理解しなければなりません。

多分、今日電話したところは忙しいので、電話に出ていたら仕事がはかどらない
だから、自分の都合に合わせられる一方通行コミュニケーションである
メールの方が便利だと思ったのかもしれません。
また、やり取りを文章に残さなければならない規則があるのかもしれませんね。
でも、目的と手段は間違えてはいけないと思います。

目的はコミュニケーションを正確に行う事なのです。