楽天経営主義

経営コンサルタントが経営とは関係なく
日常を気ままに綴ります。

成長する企業になるために必要なこと①

2015年05月01日 | 日記
ゴールデンウィークですね。
3月の終わりから4月の中旬過ぎまで雨、風等の不安定な天候が続いて
いましたが、やっと春らしい天気・・・というよりも、春を飛び越えて
初夏のようになってきました。

コンサルタントの立場では、この時期は多くの3月決算の企業が、
一年間の成果・・決算書ができてくる頃です。

アベノミクスのおかげで、上場企業は増収増益となったところが多いと
聞きます。

私の顧客の中で3月決算の企業は決算の大まかな数字が見えてきました。
昨年度比で約10%の増収を達成した企業がありました。
その企業は、先日設立51年、売上高51億円達成パーティを全社員参加の
もとで行いました。

また、昨年度8月主要取引先であり、大株主でもある会社の倒産により、
別会社を作り、再起せざるをえなかった会社は11月から3月の5ヶ月決算
で、最終利益を3,000万円計上することができました。
この会社の場合、再起前よりも収益性が非常に良くなり、災い転じて
福となったようです。

私としても、昨年7月に株主である会社の危機の影響が避けられないと
社長に相談を受けてから、再起策を提案し、指導をする中でいろいろと
気をもみましたが、思っていた以上の結果になり一安心です。

困難な状況の中、取引先と従業員を守るために奮闘した社長の姿をずっと
見てきましたが、本当に頭が下がります。

この企業の再起の経緯はまた機会を見て書きたいと思います。

しかし、良いことばかりではありません。

事業再生を目的に指導していた会社の業績回復が思わしくなく、資金
繰り悪化による倒産が避けられそうもなくなりました。
そのため、第二会社による再起を提案しましたが、会社側に受け入れ
られませんでした。
その後、他の事業再生専門弁護士の提案で、再起を図るようです。
私の提案は受け入れられなかった訳ですが、うまく再起して欲しいと
願っています。

私の指導、支援する内容は会社によって変わることはありません。
私の指導、支援で企業が成長、繁栄する訳ではありません。
企業が成長する、繁栄する、生き残るのはあくまで企業の自助努力
です。

おそらくほとんどの会社は成長するために一生懸命努力されている
ことは間違いありません。
でも、結果で大きな差が出てきます。
それは何故でしょう。

私の数少ない経験ではありますが、21年になる私の企業観察から考えて
みたいと思います。

量が多くなりそうなので、幾日かに分けて書いてみます。
これで少し続けることができそうですねw

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