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楽天経営主義

経営コンサルタントが経営とは関係なく
日常を気ままに綴ります。

製品保証

2010年04月24日 | 日記
最近、購入製品で新品と交換してもらったものがいくつかあります。
下記の製品はここ3~4ヶ月の間に新品と交換してもらいました。

・電気カーペット
・洗濯機
・低反発マット
・カーステレオ(2回目)

スゴイのは一番上の電気カーペットです。多分購入してから
10年近く経っていると思います。
カバーする絨毯の部分なんかは、とっくの昔に捨ててしまって、
何回か買い換えています。
松下電工製ですが、温度調節コントロ-ラー部分に火災の
危険性がある部品を使っているとかで、最新の製品に換えて
くれました。しかも上の絨毯付きで。

2番目の乾燥洗濯機は、買ってすぐに洗濯槽の蓋の留め金がとれ,
修理。その後運転中異音がするので来てもらったら、部品交換を
2カ所でしなければならないと言うので、「買ったばかりなのに」と、
ちょっと強めにクレームしたら、交換を申し出てくれました。

3番目は前にお気に入りで紹介したトゥルースリーパーですが、
思いの外、へたりが早かったので、こんなものなのか問い合わせたら
「そんなはずがない」交換するという対応です。

4番目は車の純正品です。CDが途中でよく止まります。
車の1年検査の時に症状を言って、修理しておいてくれるように
頼んだら、修理ではなく、カーステレオの交換で対応してました。
実は1月点検の時も同じ症状で交換してもらったので2回目です。

決してクレーマーではないですよ(笑)。
強めに言ったのは、洗濯機ぐらいですね。
買ったばかりだし、故障するたびに洗濯ができないわけですから、
文句も強めになります。
トゥルースリーパーは背中の痛みを軽減してくれて気にいっていたのに、
へたりが早く、効果が無くなってきたから問い合わせただけです。
カーステレオなんて、こんなこと気にしていたら、イタリア車なんて
乗っていられません。
最初の頃から、調子が悪かったけど気にせず乗っていました。
定期検査の時に「調子の悪いところは?」と聞かれたので言った
だけです。

メーカーの製品保証に対する気の使い方はすごいですね。
確かに、電気カーペットはすぐ火災につながるので、そのままには
できない問題だと思います。
米国トヨタのプリウスのように対応を誤ると、リコール費用を上回る
賠償請求や訴訟対応費用が必要になってしまいます。

また、パナソニックは事故が多発したFF式石油ファンヒーターに
200億円の費用を投じて回収した事は有名です。
これなどは、吸排気ホースからCOが漏れた事が原因ですが、
20年以上経ったものに劣化がおこるというものでした。
20年以上経った製品のホースの劣化などは経年変化として、
どうしようもないとも思えます。(被害者にとっては、そんなことは
関係ないことは理解してます。)

ただ、パナソニックは顧客に責任転嫁をしなかったことにより消費者
イメージが向上したといわれます。

私も、電気カーペットの対応で、パナソニック製品に対する信頼が
いっそう高くなりました。
(その後買った洗濯機は他社にしてしまいましたが・・・・)

しかし、10年も経つような製品を新しい物に交換したり、ちょっと
初期不良が多かっただけで新品に交換するような製品保証が一般的に
なってしまうと、大企業は良いのですが、中小企業が作る製品は
どうしたらいいのかと思ってしまいます。

消費者にとってはその製品が大企業製か中小企業製かなんてことは
関係ありません。
このような大企業の対応が一般的になってしまうと、莫大な
製品保証コストを負担できない中小企業は圧倒的に不利になって
しまいます。

もちろん中小企業製製品だからといって、故障や不良に甘くして
良いわけがありませんから、製品販売に際してはそれだけ製品
として完璧なもの、完成度の高いものが求められます。
そのためには開発から製品化の段階でありとあらゆる角度から
どのようなリスクが存在するのかを検討する必要があります。

リスクも使用者だけでなく、使用者がその製品を使って回りの
社会にどのような接し方をするのか、その際に発生するリスクは
どのような物があるのかまで検討する必要があるでしょう。

大変な手間とコストではあると思いますが、何らかの故障や不良
が発生して、その対応にとられる手間とコストよりは大幅に
少ないことは明らかです。

中小企業であっても新製品を市場に投入するに際しては、
これまで以上の完成度の高さが求められているようです。

アルファ159納車1年

2010年04月22日 | 日記
愛車が納車されてから、1年が経ちました。
この間の走行距離は約1万kmです。
だいたい、例年どおりです。
でも、新車であることを考えると少し少ないかもしれません。
普通一年目はうれしがって走りますもんね。

考えてみると、前の車のようなわくわく感は断然少ないかもしれません。
年末も洗車に出しましたが、よく考えると、購入後初めての洗車でした。
しかも、自分で洗ってないし・・。かわいがってないですね。

どんなところでわくわく感が少ないと感じるかというと、
一番はエンジンです。
アルファロメオは工場にエンジン音専門のチュナーがいると言われるほど
そのエンジン音は官能的でした。
私がアルファ好きになったのは学生時代に友人が乗っていたアルファ
1750GTVのエンジン音を聞いてからといえます。
前のアルファ156はGTVほどではないにしろ、加速時のエンジン音は
聞いているだけで、ワクワクさせられます。

アルファ159は4500回転を過ぎると、うるさくてそれ以上回す気がなくな
ってしまいます。
ただ、最近エンジンにアタリができたのか、音ではなくフィールは軽く
なってきたような気がするので、少しはましになりました。

もう一つはシートです。
私の車はブレンボ社製の革シートなのですが、シート形状がイマイチで
腰にフィットしてくれません。
前の156はファブリックのシートでしたが、腰にピッタッとフィットして
何時間乗っても、腰が痛くなることがなく、さすがにイス文化の国の
シートは違うと思わされたものです。
今の159は2時間が限度です。それでも、国産車のシートよりはマシかも
しれません。
でも、私は腰が悪いので、シートの出来って結構重要なんですよね。

悪いところばかり書きましたが、156が気に入っていたので、どうしても
今の車に対する評価は厳しくなってしまいます。
別の機会に159の良いところも書いてみたいと思います。