【どうして日本人は英語を話せないのか?】
幼稚園の子供たちが、論語や教育勅語を暗唱させるのは間違いだといった報道がなされている。一方同じ子供たちが英語の会話文を丸暗記させることは「微笑ましいことだ」とか、「国際人?になるためには必要だ」と言う人もある。
自分が育った国の文化や言葉を学ぶよりも、英語を話せる人間を作り出すことを優先させることが必要だという人に伺いたい。あなた方は「英語で何を表現したい」のと聞きたい?
言うまでもなく人は自分が育った文化を背負っている。同じく異なった文化で育った人たちと、どうにかして一脈通じさせるための手段の一つが英語という言語だ。
私がここで指摘したいのは、例えばWhere are you from?とか、How are you?などと丸暗記させることが本当の英語学習かということだ。つまり英語学習とはほど遠いものだ。これについては次回に述べることにしたい。
【今日の学習】
今回も【オウム返し No.1】~【 No.2】のドリルは[STEP2]のオンライン講座専用のブログの記事として転載されています。 ぜひご覧ください。
【オウム返し No.1】 「これは、何(の花)なの?」「バラだよ」
【オウム返し No.2】 「これらは、何(の花)なの?」「ユリだよ」
●主体(主語)を「こそあど」ことばを使って指し示す場合
日本語には、「これ、それ、あれ、どれ」といった「こそあど言葉」というものがあります。もちろん英語にもこのような「もの」などを指し示すことばがありますが、日本語とは少し異なっています。
○英語の九九 ファンクションフレーズテーブル
This is /These are
(1) this --- that --- that ---- which
これ あれ それ どれ
(2) these --- those --- those
これら あれら それら
つまり、英語ではthisとthatは話し手を中心とした遠近のとらえ方です。
し たがってthisは日本語の発想とは同じですが、thatは日本語の感覚では「あれ」「それ」があるということです。例えば相手が持っているものに対して は、Is that your suitcase?とかIs that your dog?など、thatを使います。
ちなみにitを「それ」と覚えている人がいると思いますが、itは「お聞きのそれは」とか「あなたもご存じのそれは」といった意味に使われます。大切なことは、thisやthatは明確に物事や物、あるいは人などを具体的に指し示す言葉だということです。
「これって~だよ」「これって~じゃないよ」「これって~なの?」「これって~じゃないの?」
「あれって~だよ」「あれって~じゃないよ」「あれって~なの?」「あれって~じゃないの?」
「これらって~だよ」「これらって~じゃないよ」「これらって~なの?」「これらって~じゃないの?」
「あれらって~だよ」「あれらって~じゃないよ」「あれらって~なの?」「あれらって~じゃないの?」
そして日本人にとってはやっかいなことがあります。それは英語には単数と複数を明確にするという発想があることです。例えば、日本語の発想では「これは私の靴です」とか「私のストッキングです」と表現する場合、こうなります。
These are my shoes. These are my stockings.
もちろん靴やストッキングが片方だと、This is my shoe. This is my stocking.となりますが。
さてオンライン講座のブログには、受講者専用の「ナビゲータルーム」を設置しています。
それがどんなものかを見ていいだくことにします。
※このIDとpasswordを 一旦入れておくと受講者専用の「ナビゲータルーム」の記事はそのままご覧になれます。ページ数の関係で書けなかったこと、もう少し詳しく説明したいこと、
さらに、副教材である「話すためのたったこれだけ英文法」と「Two Word Verbsこそ英語の心一週間で頭にしみ込むイディオム」におして本文と関連ページの参照を提示します。
--------------受講者専用「ナビゲータルーム」---サンプル-------
this, thatやthese, thoseを「これ」「あれ」などと丸暗記していたら、英語を話したり、聞いたりできません。英語の発想では、物や箏、あるいは「場所」「人」などを指し示すことばなのです。
つまり英語はとても単語が少ないことを認識しておいてください。だから国際語となっているのです。
This is an agricultural area. ここは農業地域だ
This is a commercial area. ここは商業地区だ
This is the most beautiful area in the country. ここはその国で一番美しい区域だ
This is our private land. ここは我々の私有地です
This is my place of work. ここは私の職場だ
This is a poor place. ここはうらぶれた所だ
This is a comfortable place to live in. ここは住むのに快適な場所だ
This is a camping area. ここはキャンプ地区だ
This is a smoking area. ここは禁煙エリアです
This is no place for a boy at night. ここは夜子供なんかのいる[来る]場所ではありません
This is the famous university. ここが有名な大学です
This is my town. ここが私の住んでいる町だ
This is my work, これは私の仕事だ
This is a sticky problem. やっかいな問題だ
※stickyは動詞stickの形容詞形です、「ねぱねばしている」といった意味。
This is my personal opinion. これは私個人の意見です
This is an allergic reaction. これはアレルギー反応だ
※ This is not what I ordered. これは私が注文したものではない
このセリフは、私がドイツを訪れていた時の、あるレストランでのお客のセリフです。
あれほどの剣幕で怒れるものかと日本人の私には思われました。
もちろんこれは、[STEP3]の関係代名詞の表現で再登場します。
赤色に着色したのは、「わかっていますね?」、否定表現、疑問表現、否定疑問表現へと展開表現をしてください。
このブログは、「ファンクションメソッド 英会話通信講座 STEP2 「オウム返し英会話学習法」に準拠しています。
オンライン講座専用ページはご覧のソネットブログを使っての配信となります.
このブログはiOS (iPhone)、Android (Mobile)で閲覧に強いことで知られています。
受講者の方は今までお伝えしたシーサーブログのIDとpasswordを使って使用してください。但し、シーサーブログの記事はそのまま使用していただけます.
http://jet2020.blog.so-net.ne.jp/
○新副教材「基本16動詞語彙力増強英会話実況中継 動画」について
オンライン講座をさらに充実させるために3つ目の副教材(音声付き解説全15時間動画)
すべの動画はU-Tubeの限定公開にて閲覧できます。
オンライン受講の方にはすべての動画を公開としています。
https://blog.so-net.ne.jp/MyPage/blog/article/edit/input?id=97715971
教材「基本16動詞語彙力増強英会話実況中継 動画」は以下の教材を購入された方に閲覧していただけます。
◉ ファンクションメソッド英語脳構築オンライン講座(登録料)
◉ 日常英会話必須基本16動詞&ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞(HTML版)
◉ 日常英会話必須基本16動詞(HTML版)
◉ ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞(HTML版)
◉ コミニカ中学英語 Aセット
◉ コミニカ中学英語団体使用
◉ コミニカ中学英語Bセット
◉ ENGLISH-TREKKING教材」Vol.1~Vol.5
◉ 英語の九九 英会話発想トレーニング HTML版
◉ ファンクションメソッド英語・英会話独習テキストHTML版
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