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君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

自然農たのしい稲作教室・倉敷 三月

2014年03月18日 | 自然農 岡山 稲 

 

自然農稲作教室の三回目は 3/16の日曜日でした。

うぐいすの声が やさしくひびいています。

その清らかなさえずりに わたしの心も透きとおってきます。

みなさんの姿も 春の彩りになってきましたね。

 

 
  










 photo by tomoka.k
 
                                 

 

田んぼに立つと 風はまだすこし冷たく感じましたが、

冬から春へめぐりゆくいのちの息吹が 

ふわりと心地よいのでした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬のあいだにすすめてきた畝作りも 

今回でほぼ出来上がりました。

田んぼの高低を 平らかにして 

いのち巡らせている草草を

ふかふかに重ねています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耕さず10年・・・・、 

休耕田にしていた4畝が みなさんの実習田です。

田んぼを覆っている草草は 昨夏に青々と茂っていたもので、 

2m以上に育った 葦、ススキ、茅などです。

その分 根っこも地中にたくましく張り巡らせています。

その場所で お米づくりをはじめます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲作を続けている場所では 稲わらを返しています。

その足元には オオイヌフグリが 光をうけて 

やさしい水色の花を咲かせています。

うれしい草花です。 

ふんわりとやさしい気持ちになります。

かおりさんが 写真をとっていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見ればみるほど かわいらしくて 

まるで銀河の星々のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼食後は言葉を通しての学びの時間です。

今回は「妙なる巡りのなかで」のビデオを観賞いたしました。

川口由一さんの田畑の記録です。(約70分)

1991年から1993年の頃に撮影をされたものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我が家の小さなテレビですが みなさん 真剣に見てくださり、

感想のシェアや 質問などをしていただき、

わたしの知っていること 感じていることもお伝えさせていただき、

自然農の世界を それぞれにみつめる時となりました。 

 

これからのお米づくりに いかしていただけたらいいなと思います。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川口由一さんのご著書も 紹介させていただきました。

この春に刊行されました「自然農にいのち宿りて」は、

梅の花咲く うぐいすの声澄みわたる この春の季に

川口さんのこれまでの集大成として 待ち望まれ 完稿されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然農学習会 漢方学習会 芸術紀行、など・・・・・、

これまで教えていただいてきました多岐にわたる様々な分野の内容が

みごとに網羅され 一冊にまとめられています。

目覚め・悟り・成長への道すじとして、 

今ふたたび学びの書として授けて頂いたことを とてもうれしく思っています。

 

奥様の洋子さんの挿絵が 美しく清らかにページを彩られておられ、

芸術的なかおりとともに 明確に真理を示す書として、

川口さんの深い想いが伝わってまいります。

 

 

 

 

 

 

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自然農たのしい稲作教室・倉敷 二月

2014年02月26日 | 自然農 岡山 稲 

2/16(日) 自然農稲作教室の二回目です。  


 

 

 

 

 

 

 

 

南北に溝をほり 畝をつくり 畦も幅広にしました。

冬期は 田んぼの整えによい季節です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二月の上旬には二度 美しい雪景色につつまれ、

雪のいのちに 清められ育まれる冬の田んぼです。 

そして、その雪の下では もう春の準備が始まっていたのですね                                            

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やわらかな光を一面にうけて・・・、 

二月の田んぼは 春のめざめに きらめいています。 

これから始まるお米づくりに みんなの胸もときめきます。

畝作りや畦の整えがすすむと これからのイメージもふくらんできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お隣との境は 畦幅を広くとりました。

畦豆を植えるのもいいですし、

わたしは秋桜を少し植えたいな・・・。

 

未来から吹いてくるやさしい風が、 

時をこえてささやきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加者のみなさんより・・・・、

「二回目ですが 田んぼがなつかしいと感じました。」

「もっと作業をしたかったです。」「農具の使い方に 慣れてきたかなと思いました。」

「田んぼに立つと気持ちが開放されて 天と地と自分がひとつにつながっているようでした。」

「田んぼの畝作りがすすみ全体を見渡せるようになり、お米が育っている姿も見えるような気がしました。」

などの感想をきかせていただきました。

 

 


  

 

 

 

 

実習と並行して 「自然農の米づくり」を学びの書として読みすすめ、

知識・知恵をいただきながら 体験をとおして感性をはぐくむ

自然農・稲作教室になったらと願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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自然農たのしい稲作教室・倉敷 はじまりました。

2014年01月30日 | 自然農 岡山 稲 

                                       

                        photo by  Tomoka.K

 

自然農のお米づくりを一年間とおして学ぶ稲作教室が 一月からはじまりました。

男性3人 女性6人・・・すてきな方々がご参加くださっています。

 

川口由一さんから学ばせていただきました美しく豊かな自然農の世界を

みなさんと感じ、体験し、よろこびのなかでお伝えさせていただけることは、

うれしく幸せなことです。

 

秋 田んぼ一面に やさしく風にそよぐ稲の姿を想いえがきながら、

季節々々の作業を 丁寧にすすめてゆきたいと思います。

これからの一年間・・・、想像以上の楽しさになりそうです。

 

 

 

 

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リズミカルな脱穀とトウミの作業

2013年12月05日 | 自然農 岡山 稲 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天日干しの後、完熟したお米を脱穀いたします。

我が家も娘たちに手伝ってもらい、

パラパラといい音を響かせながら脱穀が終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

娘たちにとっても 米作りといえば「自然農」です。

小さい頃から見て感じて  時に体験し きっと感覚で理解しているのではと思います。

なかでも脱穀が一番好きで軽快な音を響かせてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歌って笑って 近所のすずめたちもびっくりしているかも・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にぎやかに作業をしている足元では冬草が可愛い顔をのぞかせています。

やわらかな光をさんさんと受けて 次の春へといのちを育てています・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然農の田畑は 耕しません。

耕さないと ふかふかになってきます。

一年中 土を見せることはなく夏草冬草に抱かれるように、

絶えることのない営みのままに、自然のままにしておきます。

そして、いのちを全うした虫たち草草の亡骸の層が積もり、

それらがお米やお野菜を育てる糧となります。

すべてがすべてのためになっている・・・・、

他のすべてが他のすべてを生かしている世界ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、脱穀の後は籾をトウミにかけて藁クズを風で飛ばします。

踏む・回す・・・というリズミカルな作業は軽快で楽しいです。

この時とばかりに娘たちが喜んで手伝ってくれるので、

わたしは楽々ニコニコです。

来年の籾だねを取り分けて、

籾摺りをして、お好みで精米をして食卓にあがります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春、夏、秋、冬、すべての作業を終えて、

籾の一粒一粒にそっと触れていると、

来春からはじまる米作りの風景が楽しく心に浮かんできます。

始まりなく終わりなく続く いのちの風景です。

師走の暖かな午後、大いなる祝福の光に包まれて・・・。

 

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かけがえのない時、稲刈り

2013年11月12日 | 自然農 岡山 稲 

 

10月27日から稲刈りを始めました。

大きな台風が去り、穏やかなお天気が続いています。

光も風もやさしくて、心地よさにあふれています。

稲刈りはピクニックのように楽しくて、いい気持ち・・・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、陸稲の農林24号。

はじめての陸稲は、目に映る姿も 野山のいのち・・・って感じます。

軽やかで やさしげで しなやかな強さを秘めているようです。

実りはじめの頃 すずめに少し食べられましたが、

キラキラの紐をはためかせると すずめは近づかなくなりました。

                           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

籾のさやさやと鳴る音は たとえようのない音色です。 

    

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サクサクと刈って 束ねて 天日に干します。

                            

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと一息 田んぼにころんと寝ころんで 流れる雲をながめます。

身体がふわっ~と解かれてゆくのがわかります。 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

陸稲の稲刈りが終わると古代米です。

緑米は凛々しく立っています。

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田んぼで見上げる空は さえぎるものがなく 美しさにあふれています。  

                                     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋にはいろんな行事が続くなか、毎日少しずつ、

心と身体にぴったりの分だけ作業をして、

11月10日に稲刈りが終わりました。

自然のリズムを感じながら、春から秋へと

喜びにあふれる農作業でした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲刈りあとの田んぼはとても静かです。

 

始まりなく終わりなくめぐり続けるいのちの世界に、

生かされ生きるよろこびをそっと分かち合いながら

私も静かに田んぼに立ちます。

足元には緑の可愛い冬草たちが

もう次の春を呼んでいるようですね。

 

 

 

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自然農しあわせ日記 2013・9月

2013年09月12日 | 自然農 岡山 稲 

水色の空と稲の穂が 美しい秋を奏であっているようです。

古代米の黒米は 神々しくもありますが、

どこか楽しげなリズムで風に揺れています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

緑米もゆっくりと出穂し 開花交配の時期をむかえました。

                                             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陸稲の農林24号は早くも黄金色に光っています。

美味しそうな籾がルンルンと揺れていますので、

スズメたちもご機嫌でやってきて少し食べられてしまいました。

 

穂を倒したり、空中から食べているのかな・・・・?

群れでチュンチュンと元気いっぱいにやってきます。  

そこで 初めて光る紐を引っ張ってみました。

 

スズメだけでなく、今年はイナゴもぴょんぴょんととっても多いです。

がさがさと音がするほど動き回っていたりします。

自然農の田んぼは たくさんのいのちが息づいていますね。

                                           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見上げれば 美しい空です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空は毎日美しいのですが、 いつも

「今日は格別美しいなぁ~」って思ってしまうの・・・・。

                                           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田んぼで見上げる空は またさらに格別なのかもしれないなぁ・・。

 

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自然農しあわせ日記 2013・8月

2013年08月15日 | 自然農 岡山 稲 

倉敷の田んぼで 自然農の稲作を楽しんでいます。

耕さず、外から肥料を持ち込まず、手作業でとりくみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然に沿った生き方を 田畑で実践する自然農は、

「~農法」という人が作った枠を超えています。

 自然の野山が 自ずから然らしむる世界のように、

「ひとりでにそうなる」いのちの世界をお手本にしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の夕暮れは 草刈時間・・・、

汗をたくさんかいて 清々しく一日が終わります。

 

葦・茅・稗などは 刈っても刈っても勢いよく育ってきますが、

その素晴らしい生命力が お米のいのちを育ててくれます。

今までになかった種類の草も生えてきました。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

草草のいのちは 稲の成長に欠かせません。

地球の「いのちの舞台」の主役かもしれないなぁ~、って思うほどです。 笑 

 

草を亡きものにして 作物だけを育てようとすると 

肥料を持ち込むことにもなります。 

草は田畑から持ち出さず、刈ってその場に敷いておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/7、そろそろ草刈も終わりかな、

と いそいそ田んぼに行ってみましたら、

陸稲の農林24号が早くも穂をつけていました。

 

出穂は九月・・と思っていましたので目を見張り、

家にデジカメを取りに走りました。

嬉しくて足取り軽やか~。

 

初めて育てた陸稲は 早生だったのでしょう。

よく見ると背丈も伸び 分けつもしています。

籾まきは5/2、田植えは6/20頃でした。 

 

今年は気温も高く、まとまった雨もあり、

早くに花を咲かせたのでしょうか。

 

葦がぴょんぴょんと 背丈を伸ばしていますが、

草刈は思い残すことなく 終了です。

後は 見守ることにいたしましょう。

 



  

 

 

 

 

 

 

 

 

なんと美しい結実の営み・・・・・、

開花交配の時期は 稲のそばに近寄りません。

少し遠くから写してみました。

 


 

 

 

 


  

 

 

 

 

8/9 晴れ、高温が続いています。

この株は 黒米です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  

 

こちらは農林24号。

美しい幼穂は 夏の光とかがやきあって 

実りへと やわらかな想いをふくらませています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気持ちのよい朝、キラキラ露の光る畦道を散歩しました。

すべてのいのちが 新鮮な朝を迎えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やわらかな朝陽を全身にうけて 深い深呼吸・・・、

そして大地に 意識をむけて つながりリラックスします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心と身体もつながって 満たされてきます。

真の願いと行ないが 一致している時、

清々しく 安らかな想いに包まれますね。

 

8/15 朝、ふたたび稲の様子を見に行くことにしました。

 

 

 

 


  

 

 

 


  

 

農林24号は 少しずつ秋を感じる姿になっています。

やわらかな美しさにつつまれ とても気持ちが良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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七月の暮らし

2013年07月10日 | 自然農 岡山 稲 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

七月になりました。

空の水色が 透明感あふれるかろやかなリズムを奏でています。

白い雲のささやきも きこえてきます。

 

自然農の田植えも六月末には終わり、 

そよそよと風になびく苗を 眺めていると、

まるで自分が稲になってそよいでいるようです。

下の写真は 古代米の緑米です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕暮れは ほぼ毎日田んぼで過ごしますが、

作業は 身体の声をききながら・・です。

こちらは 農林24号・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心地よさと共にいることを大切にするようになって、

少しずつ積み重ねることの喜びも大きくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トマトは 庭で採れたものです。

朝の光を受けた美味しいトマトを おやつがわりにいただいています。

自然農のさわやかなやさしい味です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

七月になってから ぐんぐん夏の勢いが増していますが、

みなさんも 暑さに負けず健やかな日々をお過ごしくださいね。

 

 
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自然農しあわせ日記 2013・6月

2013年07月05日 | 自然農 岡山 稲 

                                            

                                

 

 

 

 

 

 

 

 

 

七畝の田んぼは 明るい黄緑色の海です。

葦や茅がさわさわと 六月の空に なびいています。

その緑の中で 空を見上げるのが たまらなく好きなのですが、

六月上旬には 田植えをするスペースの草刈りを始めることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 末娘のマリナに手伝ってもらおう・・・と二人で田んぼに出かけましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「自然農のことを体感してもらいたいなぁ・・・」というのが私の本心なのですが、

見ると、可愛いてんとう虫と遊んでいる・・・。

 

右利き用のノコギリ鎌しかなくて それを渡すと 

左利きの娘は「すべる~~。」・・らしくて、

「刈れないよ~。」と、すぐに終了。

でも まあ、いいか・・・と思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「母さん、向こうが見えないね~、すごいね。 気持ちがいいね~。」とジャンプ。

この子が四歳の時に出会った自然農・・・。

折々に 遊びに来ているので 自然農のことは身体で感じているとは思うのですが、

できたら、こうして一緒に暮らしている間に お米作りの具体的な方法も伝えたいなと思うのです。

私は一人で作業をするのが好きなので 意識して誘わなければ あっという間に一年が経つかもしれないなぁ。 

 

                                    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月2日と4日にわけて降ろしたモミ種は、

芽が出てからはぐんぐんと成長し、

6月13日から 田植えを始めることができました。

まずは 古代米の黒米からです。

私の今年の目標は 1.5畝・・・。

来年は2畝・・、って思っています。

ささやかですが、ゆったりと丁寧に作業したいので・・。

 

草刈をして山のようになった葦の緑たちは 田植えをしない田んぼの端に寄せています。

刈り取ったばかりの緑の草は 雨が続いたり 水がはいった時に 

朽ちてゆく営みが盛んすぎて 苗が損なわれることがあるからです。

去年までの 草草、虫たちの亡骸の層がふかふかとしている中に 一本ずつ植えてゆきました。

 

                                          

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苗床の苗たちは、順調に大きくなっています。

これは 農林24号です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五月は雨が少なかったのですが、

六月も半ばを過ぎたころから豪雨で

川も田んぼも水があふれることも しばしば。

幼い苗が すっぽりと水につかっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水が引くと 自然農の田んぼらしく たっぷりと水を含んだスポンジ状になりました。

こうして 水が あったりなかったりしながら 健やかな稲が 育ってゆきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美しい夕陽に照らされた黒米です。

ゆったりと扇を広げるよう 育っています。

 

田植えは 6月28日に終わり、

今はゆっくりと草刈を始めているところです。

また、七月の様子を写真とともにお伝えできるのを楽しみにしています。

 

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自然農しあわせ日記 2013・5月

2013年05月31日 | 自然農 岡山 稲 

お米の苗が 育っています。

気温が上がり ほどよい雨も降るなか 

まあまあ順調でうれしいです。

                                

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苗床の周囲は 葦と茅がさわさわと 初夏の風に揺れています。

風通しと日当たりが大切ですので のこぎり鎌で一部をサクサクと刈りました。

草草の薫りをのせて 緑の風がそよふき 深い呼吸がとても気持ちがよくて

いつのまにか森の中にいるようなリラックス感がおとずれます。

水、空気を浄化してくれている植物の その素晴らしいいのちの営みは

わたしの心身も 清められ 透みわたらせてくれるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気持ちいいね~、草草に話しかけたり、 ちょっと一休みには体操をしたり 

目をとじて 五感で季節を感じてみたり・・・、

この清々しさ・・・、たまりません。

田んぼにいるのが 今一番のしあわせかもしれないです・・・。

 

ご近所の方に「草刈大変ね。」って言われますが、

ここにいるだけで 至福の時間なのですから ついつい笑顔になってしまいます。

そして必要以上には 草刈もしないでおきます。

緑の草草・・、気持ちよく風にそよいでいてほしいな・・・と、 

心から思っているから・・・・・・・。

 

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自然農・はじまりのときを想う

2012年06月24日 | 自然農 岡山 稲 

 

川口由一さんに初めてお会いしたのは 「自然農 川口由一の世界1995年の記録」の

記録映画の上映会が1997年秋に広島で開催された時でした。 

台風のなか、妹夫婦たちが主催する会場につくと あちらから歩いて来られる川口さんと目が合いました。 

映画の後、初対面でしたのに川口さんに・・、三ヵ月後に岡山でも上映会を開かせていただきたいとお願いをいたしました。

あとから思うと不思議です。 (そのときも不思議ではありましたが・・。)

 

ことさら農業に関心を抱いていたわけではなかった私が、なぜ・・・・。

きっと 心の深いところでは 何か大切なものをキャッチしていたのでしょう。

 

翌春から上映会を一緒に主催した友人たちと お米を育てることになりました。

全然勉強もしていないのに、周囲に教えてくださる人もいないのに、 先のことは考えずに・・・・。 (笑)

いったい何が心を動かしたのでしょう。

 

それは映画で拝見した 川口さんの「草原のような田んぼ」 です。

その風景をこころに浮かべると 美しいしらべがどこからともなく聴こえてくるのでした。

そして まるで風にそよぐように・・・・わたしの身体はしらべにあわせて心地よく揺れるのです。 

ああ、いい気持ち~。 

映画の場面を思い出すたびに 「あの美しい草原のような田んぼに立ってみたい・・・・、」という想いは深まり、

憧れのまなざしは いつしか現実へと・・・・・。

 

なぜなら 「私たちにもきっとできる」 という 根拠のない確かさのようなものが、 

そのしらべを聴いていると どこからともなく沸いてきたのです。

それは この星からのメッセージだったのでしょうか・・・。

そんなふうに牧歌的ともいえるような のどかな感覚から始まった自然農のお米づくりですが、

それは とても とても よかったなぁ~と、今でも思っています。 

 

                                               岡山・吉備中央町・大北農園さん 2012・6・16

 

上の写真は あまつちひと「自然農のつどい」の呼びかけ人を一緒にさせていただいている 大北さんご夫婦の田んぼです。

今年で自然農8年目の田んぼは、やさしい草草のいろどりにそよいでいます。 ただ そこにいるだけで癒されます。

映画で魅了された川口さんの草原のような田んぼを なつかしく思い出しました。

本当に美しいなあ と思います。

冬草と夏草のめぐりが 自然のままになされているのでしょうか・・・。

 

この星の清らかないのちのままに ここで たくさんの草草や生き物が生死に巡り 

そして お米のいのちも この舞台で 育まれます。

自然に沿って生きることは 美しくて 豊かなこと・・・と、 あらためて感じ入りました。

 

 

 

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自然農しあわせ日記・2012.6

2012年06月12日 | 自然農 岡山 稲 

 

六月になると 苗の成長や田んぼの様子を日々想います。

この時期の草草の姿も 年々変化をしているようです。

今年はゆっくりと冬の草、春の草がめぐっているので、

夏の草はその下で 今か今かと出番を待っています。

 

 

やさしい雰囲気の草草におおわれて とてもいい感じです。

この田んぼに 6月15日から田植えをはじめます。

耕さず、虫や草草と一つめぐりのなかで、

外から肥料などを持ち込むことなく

手作業で お米を育てます。

 

 

緑米の苗床です。

元気よく育っていますが、草も元気ですね~。

そっと草取りをしてあげます。

田植えの日まで 小さな苗たちは肩を寄せ合って育ちます。

さぁ、もうすぐ一人立ちですよ。!

 

 

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自然農しあわせ日記・2012.5

2012年05月05日 | 自然農 岡山 稲 

 

さわさわっと鳴るもみの音が好きです。

春になって種もみにするものを、一粒一粒選別する作業も実は大好き。

さわっているだけで満たされてくるものがあります。

いのちが喜ぶという感じです・・・。

 

そして、お米を育てるのが大好き。

もちろん自然農だから、自分に合っているのだと思います。

 

 

うるち米の「あけぼの」の種です。 

自家採取して、ずっと育て続けられます。

この一粒が一本の苗になり、豊かな稲穂を秋には輝かせます。

すごいです。

 

お米の一生を思うとき、わたしの一生を重ねてみます。

今、わたしはどの時期だろうか・・・、と。

そんなことを考えたりしていると、お米は身近な師のようだなと感じたりもします。

ほんとうに自然界が師であることには、間違いありません。

 

 

自然農の田んぼの楽しみの一つに、草花との出会いがあります。

耕さず、虫や草を敵にせず、肥料は持ちこまず・・・、

自然のままの美しさの中で作業できることは、いのちからのよろこびです。

 

 

ふわふわの草のおふとんの下で、籾が眠りから覚めます。

作業の途中であまりにも気持ちがよさそうでしたので、写真を写しました。

気持ちがいいのは、籾も草も私も、みんなです。

 

 

春の田んぼはやさしくてそよそよと風が吹きます。

だから、草原・・・とよびます。

作業がない日にも、ここで過ごしたくなります。

 

 

 

夕方、苗床の手入れが終わって ふりむけばお月様。

しずかに見上げれば いつものやさしさで こちらをみてる。

地球のみんなを しずかに 見守ってくれているようです。

 

 

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自然農~倉敷路地市庭

2012年03月10日 | 自然農 岡山 稲 

 

真冬に戻ったような朝の寒さも、

午後からの日差しとともにほっと和らぎ、

手袋とマフラーなしで足取りも軽やかに出かけてきました。

行先は『倉敷路地市庭』です。

美観地区にもほど近い路地にて、毎週土曜日の9時から15時に開かれています。

自然農のお野菜や自家栽培の小麦で作ったパン、くだものやカレー、暖かいお飲み物など・・・・。

美味し~いワクワク感にあふれていました。

お友だちの大北農園さんも出店されておられるので、まずはごあいさつ。

試食のゆで豆をいただいて、美味しさを実感。

きく芋もならんでいます。

白菜、人参、ごぼう、黒豆、小豆、古代米、へちま水・・・・。

かざらない素のままの美しさに、本当の「安心」を思いました。

倉敷の街に路地市庭、うれしいです。

 

    大北農園さん

 

 

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きく芋、美味しいね。

2012年02月27日 | 自然農 岡山 稲 

 

今晩の夕食は根野菜たっぷりのおでんにしました。

この冬、おでんの具に新登場したのは、最近お気に入りのキク芋です。

初めてお目にかかったキク芋は見た感じが生姜に似ていて、どうしてこれを『キク芋』って呼ぶんだろう・・・?と思いました。

それが・・・、おでんの具になると不思議な美味しさで、初めての味でしたが、なるほど、これはお芋だわ~、と納得です。

じゃがいもより少しサッパリ感があって、ぷちっと甘いような、フルーツっぽい食感でしょうか・・・。 (笑) 

皮付きのままお料理するきく芋や、人参、大根、ごぼうは自然農の畑で育ったもので、ぷるんとした卵やコンニャク、厚揚げたちと一緒

に、自然児っぽくやさしげな顔をしています。

好みがあるかもしれませんが我家で人気のキク芋、炒め物にしても美味しいそうです。

 

 

                               自然農の畑にて 

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