6/25(日) 田植え後、二週間が経ち、
一回目の夏草刈でした。
苗が活着して 少しずつ分けつを始めています。
初期の草刈、大切ですね。
皆さんそれぞれに、
苗の成長を観察されながら
ご自身の畝にて取り組まれました。
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それでは、6/11(日)の実習
田植えの様子をふり返ってみたいと思います。
田んぼの一角で育てた苗を苗箱にとり
目印のヒモを張り、一本植えをしてゆきます。
その際 宿根草の根があれば取り除きながら
条間45㎝ 株間30㎝の間隔で丁寧に行ないます。
(野菜の苗を定植するような感じです。)
田植えの日、
溝には水が入っていますが、
畝には水をのせていません。
田植え終了後も
水管理は潅断潅水です。
耕さず15年目の自然農田では、
亡骸の層がずいぶん豊かになっており、
常に適度な湿りがあります。
水を含んだスポンジ状の畝では、
苗が乾燥することなく
田植えを行なうことができます。
初めての自然農のお米づくり・・、
楽しんでいただいているでしょうか。♪
自然農では一本植えを基本にしています。
茎や葉が妨げられず伸びやかに生長することができます。
可愛い苗が並びました。
写真右手は、私の畝です。
まだ緑の夏草がしっかりと茂っています。
この草草を細かく刻むように手で刈り取り田植えです。
みなさんは五月の終わりに刈られましたので
刈った草も畝に馴染みすっかり落ち着いています。
この葦や茅の草刈はなかなか大変ですが、
田んぼに巡り お米を養ってくれるいのちのとして
なんともありがたいものです。
持ち込まず 持ち出さず
自然農は、
一枚の田んぼで完結するお米づくりです。
六月中旬以降~、
ほどよい雨の恵みもいただき、
広い空間を得た苗たちは
のびのびと育ち始めています。
下の写真手前は私の畝です。
田植え後、まだ日が浅いです。
刈り取った葦の茎が
まだパキパキした状態です。
それもひと夏のうちに
すっかり田んぼに馴染んでゆきます。
畔を歩くと
草花の可愛らしさに思わず目がゆきます。
ほんとに可憐ですね。
美しい いのちの世界、
瑞々しく 清らかですね。
稲作教室の日、集合しましたら、
まず全員で畦草刈をいたしますが、
可愛いなぁ、と手をとめて
しばし眺めることもあります。
もちろん 稲は格別に美しいです。
黄緑色の健康な姿で
しっかりと立っています。
これからの約二か月間、
お米の成長期における手助けを
適期的確にしてゆけたらと思います。
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