goo blog サービス終了のお知らせ 

君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

自然農・春を待つよろこび

2012年02月12日 | 自然農 岡山 稲 

                                      

雪が舞い木枯らしの吹く寒い日が続いていましたが、今日は穏やかな小春日和に思わずにっこり。

まさに田んぼ日和、せっせと作業にいそしんでいますと少し汗ばむほどの気持ちよさです。

 

いつも田んぼに立つと、

ひとりでに身体がそうなるのですが、

田んぼ全体を味わうように見渡しながら、

足元のいのちの営みがワタシのいのちにひびき渡り、

宙に広がりゆくまで、静かに感じます。

時には目をとじて・・・。

気持ちのいい空気が身体をめぐります。

それは宇宙の楽園、地球に生かされる喜びに包まれるひと時です。

 

そして、しっかりと大地に立って・・・、

まずは苗床の準備を田んぼの一画にすることにいたしました。

表土をけずり、夏草のこぼれ種をそっとよけて、必要でしたら米ぬかを補い、わらを敷いておきます。

おおよそ二ヶ月後のモミまきに備え、心がはずみます。

 

自然農の田んぼは畝状です。

畝の周囲には溝があります。

その溝の整えも少しすることができました。

 

冬の時期には冬の仕事があり、それが次へのめぐりを確かにしてゆきます。

過去の続きのいのちの舞台で、今を明らかにして、確かな未来を見つめることは

かならず訪れる春を待つ、よろこびのようです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬のあたたかさ

2011年12月05日 | 自然農 岡山 稲 

 

暦をめくり十二月になると、一日一日がほんとうに大切であることをあらためて思います。

春、夏、秋・・季節を生きるなかで、今年もたくさんのことがありました。

初めての出来事に存在のすべてでとりくんだこと、ありがたい出会いや育つことのよろこびもたくさんありました。

そうして次へと、精魂をやすめ静かな思索のなかでこの冬をあたたかに過ごせたなら、春にはあらたな芽が育ち始めるでしょう。

自然農のたんぼでも、春からの美しくゆたかないとなみを経て静かな冬を迎えました。

地球の表面を耕さないことで、いのちのいとなみの歴史がかさなります。

それをこわさなければ次のいのちの舞台はさらにさらに豊かなのです。

人の生きる舞台もおなじことが言えるかもしれません。

耕さず、虫や草を敵にせず、持ち込まず持ち出さず、自立した在り方で生きる・・・。

自然農の田畑にある、あたたかな冬のいろどりにワタシもなりたいです。

                  

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神ともにいまして 讃美歌

2011年12月03日 | 自然農 岡山 稲 

          

    夜、少しつよくなった風の音をききながら、あすの脱穀作業のことを想っています。

   のどかな春の田んぼに種をおろして七カ月、一粒の籾からたくさんの実りをいただくことになりました。

   田植えや夏草刈、秋の稲刈り・・、季節とともに、稲の成長とともに過ごした時間がなつかしくうかびます。

   それは、とてもゆたかな日々として私のなかに息づき、奏でられ、明日への糧となってゆきます。

   12月は稲作のひとめぐりが完結し、感謝の想いのなかで迎えています。

   あしたは讃美歌を口ずさみながら、稲ワラを田んぼにふんわりとかえして冬仕度をしましょう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする