君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

右脳 左脳 全脳について③ 直観 自力 他力

2024年02月22日 | 右脳 左脳 全脳
今朝、思ったこと。2024.2.22

脳は体の一部の器官なので、それだけで語れるものではなく、いのち全体で何を感じているのかが最も大切だということ。ハート、腹、頭、魂など名前をつけてわけているけれど、本来は一体のいのちでありながら、役目や働きがそれぞれということですね。

自分という認識を、身体全体、さらには他のすべてのいのちと一体であるというところで感じている時、ワタシは本当のワクワク(いのちからの喜び)が起きているように感じます。自ら生きている、他のすべてに生かされている、この二つが同時に満たされているのが宇宙の本質ですから、自力100%他力100%なのです。

ところで、右脳についてですが、脳の働きのなかでは、イメージ脳、直観脳など言われているようで、高速で処理することもできます。パッと見てわかる、ということです。考えたり、数えたり、ではなく瞬時にわかるという機能を誰もが備えていますね。

わたしも時々、その状態になることがあります。

ある日、知り合いの家に行ったとき、その家の男の子に『おばちゃん、これやってみて。絶対にできんから。できる方法は1000分の1だからね。』と、ルービックキューブに似た多面体で、もう少し高度なものを面白がって渡されたのです。

そもそもふだんから、そういうものに縁がないので、『なんでしょう、これは・・』と受け取りましたが、要するにすごく難しいものらしい、と言うことだけがわかりました。

その男の子が朗らかで可愛らしかったのでムリムリとは言えず、『そうだ、考えないでやってみよう』と、手の動きに任せてみました。
すると数分もしないうちに完成。男の子はもちろん驚き歓喜してくれましたが、この時はまさしく右脳優位の状態といえますね。

思考を全く使わないと決めたことで、左脳をオフにしたのかもしれません。

その状態をもう少し深く見てみると、たとえば、その難しい多面体を作った人の情報を無意識に受け取っていた、または、かつて同じように体験した人の情報が流れ込んできた、完成している未来からの情報に手の動きが沿っていた、など考えられるのでは、と思ったりしています。

到底、体験のない私の力だけではできないですから、宇宙(いのち)と一体になって、絶対の境地にその瞬間は立っていたのかなぁ、との思いに至るのです。絶対の境地は軽やかで、疑いが入らず、相対を超えているのでしょう。

そして、前回も書きましたが、感情が平らかで(フラット)で、絶対に完成させないといけないなどの執着やら、できなかったどうしようという不安やら、ムリムリという抵抗感もまるでない状態ゆえに、おのずから起きてきた、というふうにとらえています。

あの朗らかな男の子に感謝ですね~。良い体験をさせてもらったなぁ、と思います。

考える隙を与えない無茶ぶりって、好きだわ~。
みなさんもいかがですか。😊
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右脳 左脳 全脳について② 愛と能力

2024年02月20日 | 右脳 左脳 全脳
一昨日、右脳 左脳 全脳について少し書いてみましたが、これまでの体験や感じていることなどを余すことなく書くというのは難しいと気づかされました。一年間くらい、同じテーマで書き続けると良いのかもしれませんが・・。

右脳優位と言っても左脳と瞬時に繋がり(同時に)、全脳的な生き方になると、ほんとうに素晴らしいと思っています。現代人は思考で物事をとらえることが得意になっているので、実のところもったいない瞬間がとても多いのでは・・。

自然に親しみ、情緒を大切にして、常識や習慣の枠をこえて、ごきげんで生きること、右脳教育などでは、愛があるときに能力が発揮できるとも言われており、その通りだと感じています。

このテーマは、親しい友人たちとのおしゃべりで楽しもうかな、と思うに至っておりますが・・・。




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右脳 左脳 全脳について① 脳波 インスピレーション ひらめき

2024年02月18日 | 右脳 左脳 全脳
今日は右脳と左脳のことを書いてみたい気持ちになりました。わたしのこのブログは、ほぼ自然農のことが中心になっているので、その他の面白いことや感じたことは、日々山盛りたくさんあるのですが、あまり文字になることなく過ぎています。が、今後は時間を見つけて書いてゆこうかなと思ったりしています。

さて、今日のテーマは右脳と左脳、そして全脳について。

その前に、脳波についてですが、β波 α波 θ波 δ波と周波数の領域があり、θ波の状態になると、わたしは目に見えないものを感じられたり、やわらかなインスピレーションが降りてきたりします。その時には、右脳優位になっていて、左脳にあれこれ言われることなく、気分はまろやかで物事が簡単に感じられますし、不思議なことも素直に受け止められるのです。

たとえば、壁の粒子が細かく細かく見えて遮るものがないように感じたり、他の場所のことが心の目で見えたり、未来からのメッセージが流れ込んできたりなど、平和であたたかな気分に満ちています。

ひらめきやインスピレーションは、ほわっとしている時に多くあります。少しまどろんでいるような良い気分の時で、どうしてあの人にあのようなことを言ったのかな、と思うこともしばしばあり、でも振り返ると、個を超えて、未来から見るとまさにぴったりだったとうなづけたりします。

ところで、ほわっとしていない時のこともあります。例えばゾーンに入っている時には、時空の枠から抜け出して無限の可能性に満ちており、その時は全脳的になっている実感があります。右脳だけでは行動に結びつかず、右脳から左脳へと高速処理しているのを感じます。その時は最高に充実していて、アイデア実行アイデア実行で、ごきげんな状態です。時間差もなくて、同時に起きている、起こしている、そんな感じです。そもそも、右脳と左脳に分けることなく同時に、というのが理想ですね。

住まいの整理整頓などで、この能力が発揮できることを数年前に気が付き、主には母(今年89歳)の家全体の片付けに使っています。例えば、散らかった収納棚を片付ける場合に、まずはぼぉっと全体を眺めます。すると脳波がトランス気味(変性意識・θ波)になります。そこで、母に優しく質問をします。この時の質問は、メンタルコーチングを使います。すると母もごきげんになり、意欲もアップして、共同作業の波に乗れます。

いよいよ、片付けの段階になると、ためらうことなく全出しします。その時も感情はなく、平らかな気分のまま、批判やジャッジする気持ちは全く起きず、ずっと良い気分が続いています。母も良い気分のまま、私の質問に答えながら、さくさくと優先順位をつけて必要なものが浮かび上がってきます。それを再収納するときが最も面白くて、これが一番の楽しみになります。

基本的に、収納のためのボックスなどを新たに買うことはなく、家にあるもので工夫をする時もずっとトランス状態で、その辺にある使えるものや、一工夫したら面白いものが次々と見つかったりします。

この整理整頓は、ものを捨てるという行為を目的にしておらず、あるものを最大限に活かして使いやすく、平和な感じを目指しており、母には大好評です。

時間も、片付ける空間をパッと見て10分くらいでできそうとわかるので、私はまるでパズルを楽しむ子どものような無邪気さで取り組みます。母にしてみると、長年の不自由な収納棚の使いづらさと煩雑さが、10分ほどで改善されるという夢のような出来事なので、魔法使いみたいだねって言います。

整理整頓はほんとうに面白くて『楽しませてもらった』と言うのが私の感想。ポイントは、散らかった光景を見ても余計な感情を抱かず、どちらかと言うと、うっとりするような脳波で居続けることなのかな~、と思います。自分の部屋よりも、自分以外の人の部屋の方が上手くいくのは、客観性が際立ち、正確にものごとが見れ、質問する楽しさがあり、その人の希望に沿うというハードルが心地よいのですね。

右脳優位の時に起きることは、他にもほんとうに色々あります。

ここ数年、気がついてきたことの一つですが、『数字』に親しみを感じるというのがあります。親しみというよりも、もっと自動的な感覚かな・・。

一番、面白かったのは、誕生日がわかってしまう、という経験です。その人を見ていると、まず月がわかり、それから近い日にちが三つ浮かんできて、そのなかのこの日、という順番でわかりました。365分の1の確率なのですが、ものすごく自然にわかってしまって・・。わかるのはごく当たり前のようにも思えました。

日常的には、家族がお買い物から帰ってくると中身を見る前に金額が自動的に浮かんでくることがよくあります。2870円だねとか言ってしまい、なんでわかるのって笑われます。私の場合は考えていないからこそわかるのです。

自分にまったく関係のないことでも、急にわかってしまうことがあって、だれかが「仕事で使うトラックを中古で買ったんだけど」などという話をチラッときいた時に「◎◎万円」ってつぶやいてしまい「なんでわかるの」とあきれられました。

自動的にわかるというのは、左脳的な思考や過去のデーターを使っていないからなんだと思います。

それから、時間もしかり。(時計時間)
ナビもなく携帯も持たず、しかも初めて行く場所、集合時間だけが12時ときまっていた時、延々と続く山道で先もわからず、おそらくこの先に決められた集合場所がある、ということだけがわかっていた時、『わたしが到着した時が12時』と、ものすごく都合良くそう決めてしまったら、本当にそうなりました。都合よく決めたのはいったい誰なんでしょうね。私の右脳さんでしょうか。一体の営みをしているいのちの世界のできごとでもありますね。

未来を先に決めたので、今がそのように起きてくるという経験は多いです。時間のことだけでなく、人とのご縁やものごとも含まれます。

左脳的に考えることを手放さざるを得ない状況で、未来からのメッセージが届いたり、ちょっとだけテレポーテーションしてしまったり、やわらかい現実は、やわらかい意識から生まれてきますね。

こういった話は、日常にたくさんあって、今ではそちらがリアルな現実です。なぜ、私が右脳優位になってきたのか、そのきっかけなどは、またの機会にお話しできたらと思います。

ある夏の至福の時

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みる 見る 観る 存在からみる 二歳児とワタシ

2024年02月17日 | 子育て 孫育て 自分育て

二月の夕暮れ
自然農田にて
孫の一作(いっさ)と
過ごす時間・・。


小さなからだで
畝を歩き 立ち止まり
溝を見て真剣に思う。
これはなんだろう。

そのうち
降りても大丈夫って
わかる。

そうすると
溝が安心できる道になって
歩くのも楽しめるようになる。


ばぁば、見てごらん、
飛行機が飛んでるよ、
飛行機雲が並んでるね
きれいだね。

音も聞こえないほど
上空の飛行機を見つけて
教えてくれる。

飛行機か宇宙船か
わからないほど小さく光ってる。


太陽がかたむき、ほっぺに風がびゅんと吹いてきたので、『そろそろ帰ろう、ばぁばが抱っこしようか?』と尋ねると『見てるの』と静かにつぶやいて動かない。

見てるの、そのシンプルな一言にハッとする。見ることをしているんだね。大人になると知っている風景や事柄が増えるので、実はほとんど見ていないことが多く、毎瞬、変化変化のこの世界をわかったような気になっているのだ。

存在から見る、視る、観る、これができている人は、どれほど味わい深い人生を送っていることでしょう。二歳児のようにいかないのは、あれこれと思考が先立つから。ゾーンに入る、没入体験、こういった体験は大人になってもできるものだから、大切にしたいとあらためて思った夕暮れでした。

いっちゃん(孫の一作)は、その願い(見尽くす)を叶えてくれる父さんと過ごす時間が大好き。働く車や電車が好きで、パトカーを堪能したい場合は、パトロール中のパトカーの後をさり気なく追跡したり(笑)、プラットフォームで新幹線(こだまが停まる駅)を見尽くしたり、『すっかり見たね』と本人が感じるまで一緒に見るという、忙しい現代の大人にはなかなかできないことを、『ぼくにとってのマジックアワーなのです』、と喜びながら楽しむ父、すごいなぁって思います。

先日、『ばぁば あのパトカーについて行って』と運転中に言われて、苦笑いしてしまう一コマもありましたが、なかなかできないわぁ・・。

幼い頃にいのちの世界に純粋に深くふれて、すべてのいのちのことがわかるようになる・・・。その手助けができるようなあり方でいたいなと思います。それには余計な事をしない、沿い応じ任せる、自然農の栽培における基本と同じですね。

それには、大人が成熟していることが大切なんだなぁと、つくづく思う今です。     フォトbyまりな
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自然農稲作教室 2.10 竹取実習 言葉を通しての学び

2024年02月16日 | 自然農稲作教室2024年
自然農稲作教室 2/10

竹取実習

毎年恒例の竹取り実習です。
竹林の空気は清らかで自然に元気がみなぎり楽しい時間になりました。

竹は、ノコギリを使い手作業で必要な本数を納屋の軒下に持ち帰ります。
それから田の畝の整えと麦畝の様子を見ながら必要と思われることをいたしました。

午後からは、言葉を通しての学びです。
皆さんには、川口さんの『和歌』と『時空』についての文章を味わっていただき、宇宙自然界について想いを巡らせました。



ここ数年、動物たちとの繋がりを語り合う方々との出会いが多く、今回も良いお話しを聞かせていただきました。

自然について語り合い、宇宙についての認識を深めあうひとときを、これからも大切に、心はずむ学びにしてゆきたいと願っています。


みなさん 意欲的ですね。


太くて長い竹4本
190㎝中くらい20本
160㎝細目20本



納屋の軒下に
歩いて持ち帰りました。



竹のいのちに感謝です。





私の愛用の道具たち、
畝と溝の整えでは
これらを使って
手作業で楽しみます。


今年は少し大掛かりに
溝の幅も広めにとって
水や風の恵みを
いただけるようにしました。


美しい手作業をめざします。

今年は春が早そうで
喜んでいいのか
どうなのでしょう・・、
お庭の白梅紅梅が
やわらかに匂う二月です。

次回三月は、
苗床づくりの学びを
する予定にしています。
春風が吹いているかしら・・。

八木真由美

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2024年 立春をこえて 今年もよろしくお願いいたします。

2024年02月11日 | ごあいさつ


2024年立春をこえて
旧暦のお正月を迎え
いよいよ動き始める時を感じ
ブログを開いています。

ますます天うつくしく
地のいのちたちも
それにこたえるかのように
息づき 香り ほほえみ
春のうたを歌っています。



ところで、今年は
芸術心を深めることに
たくさんの時をそそぎ
聖なる真善美にであい
いのちからの至福を感じる
そのような一年にしたいな
と、願っています。



自然農の師であります
川口由一さんは昨年の六月に
天に還られましたが
芸術 医学 農における
すばらしい教えを授けていただき
そして形あるものとしても
芸術の分野では絵画や和歌を
遺してくださいました。

その一つ一つの和歌や絵画に
再び出会わせていただき
喜びを感じる今となっています。



それでは
川口由一さんの和歌で
すばらしい年のはじまりに
想いを深くしたいと思います。

・・・・・・・・・・・・

さやかなり
明日 明けくして
我が内に
目覚める魂
色づき染むる

川口由一

・・・・・・・・・・・・・

今年もどうぞよろしく
お願いいたします。
八木真由美

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