君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

干し柿の季節がやってきました。自然農畑 2018年

2018年10月25日 | 自然農 岡山 畑


自然農畑の柿がたわわに実りました。
この柿は小ぶりの渋柿です。

完熟したものは甘く、そのままいただきますが、
固いものは干し柿にいたします。

画像に含まれている可能性があるもの:フルーツ、食べ物

夏の終わりには大収穫だったイチジクも
二つ残っていました。
美味しいです。


昨年は10月前半に干したのですが、
その後、気温が30℃を越えたり
雨で湿気が多くカビでだめにしてしまいました。

今年は気温・湿度を感じながら、
いよいよ干し柿をスタートしようかなと思います。

そして田んぼの畦では小豆が、
畑ではササゲの鞘が茶色くなってきました。
熟れているものから収穫し持ち帰り日に干しています。
秋のめぐみは あたたかな色ですね。

2018.10.25

 

 

 

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自然農実践家 川口由一さんのスケッチブックより 「栗の絵」

2018年10月23日 | 自然農川口由一の世界

実りの秋ですね。
今日は自然農実践家川口由一さんのスケッチブックより
栗の絵を四枚、掲載させていただきます。
その時々の川口さんの想いが、
絵と文章より伝わってまいります。

(年代順です) 

 まずは、30代半ばに描かれた絵です。

 

涼気に 玉のクリ 初成り うれし 

 

そして、40年ほど絵を描くことから離れておられ、
ここ数年、 70代後半に描かれた作品が三点です。

 

秋九月 栗熟し はじけ 落ち ころび 並びて 
夫々に 一ツ 一ツ 一ツ 一ツ 

 

 

完結成して 躍り出る 冬の足音聴き 

 

 

親は育てつくして離す
子は落ちて一つ 一つ 一つ・・・
大地で自立なれど・・・
食べられる
いのちうばわれる
僕に・・人に・・
ネズミに・・・。

 

 

生ききる 悟る 任せる 

満ちる 全うする 

死する 

すべてしかり 

2018年 秋  

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・


栗を描く

栗はいのちそのもので
次を生きるいのちであり
いのちの充実ぶりが
なんとも言えず豊かで
輝きがあって艶があって
いのちの存在をつよく感じます。

栗そのものは
その存在を主張せず
静かで
我がいのちのを全うしていますので
なんとも惹かれ描きたくなり
描きます。

描き終わり
想いが落ち着くと
今度はこのいのちが欲しくなり
我がいのちの糧にして
元気をもらいたくなります。

自然農の畑で
全く自然の状態で育った栗は
何とも言えず美味しいです。

文 川口由一さん

2018.10.22

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

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地球を生きる・いのちの講座 10月 2018年

2018年10月22日 | 地球を生きる・いのちの講座

地球を生きる・いのちの講座

月に一回 勉強会をひらいています。
今月は、10/21(日)でした。

いのちを観る学びの中心にあるのは
「古典書 傷寒論」を読み解いてゆくことです。

今回は、51章~54章
乾姜附子湯
玄武湯
囘逆湯
桂枝湯
小柴胡湯

身体全体が陰虚証の状態から
半表半裏が陽の証となってゆく流れです。

また、「うつ・不安感・子宮筋腫・冷え」などの
漢方生薬による改善例を通しての学びもいたしました。
小柴胡湯と桂枝茯苓湯に竜骨と牡蛎を加える治験例でした。

そして、共に学んでいる方々のお話しから楽しい気付きをいただいたり、
病からの自立を志しご自分の身体を診られている方の具体的なお話しからの学びや、
私は、最近書物を通して心にひびいている岡潔さんと
建築家中村好文さんのお話しをさせていただきました。

私にとって、
いのちの世界・人の生き方に想いを馳せる
かけがえのない一日となっています。
ご参加くださったみなさま
ありがとうございます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、
今回も季節のおやつを作っていただきました。

 

 


10月のおやつは栗の渋皮煮とパウンドケーキです。
栗は利平栗という種類のもので食感がよく甘みもしっかりしており
「栗の王様」とよばれているものだそうです。(すごく大きいですね)

きび砂糖とブランデーで 、丁寧に、慎重に注意深く、
栗と向き合って調理してくださったとのこと。
美しい仕上がりに藤塚さんの想いが伝わってきます。

 
※映画「リトルフォレスト」の中に「栗の渋皮煮」をつくるシーンがあり、
そのレシピで作ってくださいました。♪

そして、途中で煮崩れてしまった栗たちは、
黒糖とラム酒で蒸しパウンドケーキに。

 材料は、
米粉 全粒薄力粉 
きび砂糖 塩 
ベーキングパウダー 
米飴 豆乳 
栗 ラム酒 
メープルシロップ

しっとりもちもちとした
秋の風味がやさしく広がるお味でした。

藤塚さん 
ありがとうございました。
 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

次回の地球を生きる・いのちの講座は
紅葉の美しい頃、
11/18(日)を予定しています。
 

八木真由美 

 

 

 

 

 

 

 

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自然農稲作 10月 稲刈りまで後二週間です。

2018年10月20日 | 自然農稲作教室2018年

 さわやかな秋空に 稲穂がゆれる10月
自然農稲作教室(倉敷)の田んぼです。

下の写真は10/6の様子です。
すこやかな氣を発しています。

 

 

今年もスズメの番は、案山子にお任せしています。

 

 

そして、こちらの写真は10/18です。↓
少しずつ色づき穂が垂れてきました。 

 

自然農は耕さず 
虫や草草を敵にせず 
いのちの営みとともに
作物を栽培いたします。

自然に添って 
作物の性質に添って
余計なことをしないで 
適期的確に手をかしてあげます。

なによりも
いのちあふれる自然界に
添い 応じ 任せます。

自ずから然らしむる農
「自然農」です。

 稲刈りは11月のはじめを予定しており、
鎌でサクサクと刈り、
稲木に掛けて天日干しをいたします。

また、その日の様子はブログでお届けいたしますね。

八木真由美 

 

 

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中村好文さん 建築家

2018年10月13日 | 中村好文さん建築家

本格(本書く)建築家の中村好文さん。
「集いの建築 円いの空間」に最初に出会い、
次々と読ませていただいております。

感じ方、考え方 生き方、そしてお人柄 取り組み方・・・等々
それらがとても素敵なんです。
いずれのご本も親しみやすく楽しく、様々な気づきをいただき、
まるで中村さんから直接お話しを伺っているような気がいたします。

中村さんの手書きの図面も拝見するのが大好きで、
心地のよい日々の暮らしを目に浮かべながら
想像していると幸せになります。

家を建てる予定があるわけではないのですが、
ワクワク楽しく、とても勉強になりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・ 

以下、中村好文さん語録「プロフェッショナル仕事の流儀より」
一部抜粋させていただきました。

 

家づくりはすごく大変なことで、

だからおろそかにはできないという思いは常に持っているんです。

だって、普通の人たちがローンを組んでいるわけでしょう。

いい家にしてあげないといけない、という重圧をすごく感じます。

だからといって、そのために委縮してしまうとダメなんですよ。

重圧は十分に感じながらも、どこか呑気でないといけません。

自分の力をしっかり出せるくらいにリラックスしていないとね。

自分を十分に解放できていないと、

いい家はつくれないと思っているんですよ。

やっぱり自然体でいることが大事。

束縛なしに、ものを考えることができないと、

結局いい住宅はできないと思うんですね。

設計しているときの気分は、完成した家にも表れます。

それこそ圧倒的なほど、表れる。

幸せな家というのは、やっぱりつくっている設計者が

まずそれを楽しまないとできないと思うんです。

何らかの義務でやっていたら、絶対にできません。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


あるタンゴダンサーが「タンゴが僕を選んだのだ」と言ったという話を聞いて、

プロフェッショナルというものは、

ある特定の職業を選んだ人じゃなくて、

ある特定の職業から選ばれた人のことをいうんだと思うようになりました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ものづくりのプロフェッショナルを考えると、

その人の経験も趣味もセンスも人柄も、

すべて投入してできる職業だと思うんですよ。

限られた知識や技術だけでは、ものづくりはできません。

だから、自分の全人格を投入できるかどうかでしょう。

その人のすべてが表れるわけですから、

絶対に嘘はつけないんです。

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自然農お米づくり 10月 大きな台風の後に・・。

2018年10月01日 | 自然農 岡山 稲 

2018年 夏から秋にかけて豪雨や台風が続いていますが、
みなさま ご無事にお過ごしでしょうか。

台風24号が通過した9/30、
岡山も数時間つよい風と雨に見舞われました。
翌朝には、からりと晴れた青空が広がり
風のつよさを少し残しながらも、
爽やかな朝を迎えることができした。

台風の後、まずは田んぼへ。
北西からの風を集中的に受けたのか、
稲穂の向きが揃っていました。
でも、とても元気な姿です。

清々しい朝の光景に、ほっといたしました。

 

ここまでは10/1の写真ですが、↑

数日前9/27 実習田の様子もあわせて掲載させていただきます。

 

耕さず16年目の田んぼは 草草・虫たちの生きる場でもあります。 

そしてこの美しい自然界は
自然に添い、手作業で栽培する私たちの心身も
すこやかに養ってくれます。

秋の日 一日一日・・ 
茎 葉 穂 が色づいてゆきます。
夏の草草もいのちを全うするべくのいとなみです。

そして後一か月と少しで稲刈り・・、
黄金色の季節がまた巡ってくるのですね。
楽しみです。

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自然農稲作教室2019年受講生を9/1より募集しておりましたが、
9/30に定員になりました。ありがとうございました。

八木真由美

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