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君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

自然農 稲作 水のめぐみ

2015年08月12日 | 自然農 岡山 稲 

暑い夏 水のめぐみにほっといたします。

田んぼにも水がめぐり 元気よく育つ稲の姿はうれしいものです。

自然農の田んぼは 周囲にぐるりと溝をほり、

作付けする部分が平らな畝状になるよう 縦横にも溝があります。

 

そのおかげで 冬から春にかけて麦を育てることもできます。

 

耕さないことで豊かないのちの重なりがありますので、

畝に水をはりつめることは少なく・・・、 

水が溝にある状態で 田んぼ全体が湿田となります。

もちろん その土地の様子や気候などで加減いたします。

 

溝にたっぷりと水を湛えた田んぼの様子です。

たくさんのいのちが 生命活動を盛んにしており、

小さな生きもの、虫たちの楽園になっています。 

 

今年は草の種類も すこし変化がありました。

背の低い水草が増えている畝もあるようです。

この夏は草刈りのタイミングによる 

稲の成長と草の変化を観察できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下の写真は去年のこぼれ種で育った陸稲農林24号が出穂したものです。

白い花を咲かせています・・、開花交配ですね。

神々しく 可憐です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

畔のツユクサも 美しく可愛らしいです。

きれいな青色・・・・、

自然界は なにもかも美しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

畔の百日草も 夏のよろこびを歌っているようです。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
       
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今日からお盆・・・・、
 
立秋をすぎて 風も涼しく感じられます。
 
 
今年も 稲作教室のみなさんと汗をいっぱいかいた実習や・・・、
 
太陽と月 夜空を見上げ・・・さわやかな風にふかれ 
 
虫たちの声に こころはずませ・・・・、  
 
美しく愛おしい緑と気持ちを一つにして・・、
 
思う存分 夏の田んぼを楽しみました。 
 
 
ちょっと日焼けした小麦色のカラダも・・ 
 
少しずつ静まりゆく心も・・・、 
 
ともに秋へと すこやかにめぐりゆきますように・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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自然農たのしい稲作教室 2015年 8月

2015年08月10日 | 自然農 岡山 稲 

8月上旬は 連日猛暑日が続いていますね。

昨年は雨や曇りが多かったと記憶していますが、

今年は晴ればれとした8月です。

 

8/9は 夏草刈も最終・・・、

日中の暑さをさけて 夕方から畦の整えや、

溝周辺の風通しをよくする等いたしました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あけぼのは晩成ですので 出穂はまだ少し先ですが、

すでに茎の中では幼穂が形成されはじめており・・、

根を損ねないことが大切になってきます。

最終の夏草刈は葦などの背丈の高い草をさっと刈る程度にしましょう・・、

と お伝えいたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

溝の周囲が 爽やかに整えられました。

                                           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日が暮れるころ 大粒の夕立が降りはじめました。

その清々しく美しい光景に佇んでいると、 

「ぽつぽつと帽子に雨があたる音がするのが好きです。

それをききながら草刈するのもいいなぁ~って思います。」と、

にこやかにきよみさんが言われます。

 










写真 kiyomi.i

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真 Keiko.M

「稲も私たちもたっぷり水をいただき、身体までキレイになった感じがしました。」と森野さん・・。 

私も雨音につつまれて緑の草原にいるような気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これから稲刈りまでの期間は、

水の管理をしながら静かに見守りつつ、

みなさんの稲が美しく豊かに実りゆく姿を、

ブログでおとどけできるといいなと思っています。

さわやかな夏の一日に感謝・・。

 

 ◎自然農たのしい稲作教室・倉敷のご案内はこちらです。

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自然農たのしい稲作教室 2015年 7月 

2015年07月30日 | 自然農 岡山 稲 

自然農の稲作 七月の様子をおとどけいたします。

まずは梅雨の頃・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

畔の草たちも 緑・緑・緑・・・・・、

雨の雫にきらり・・とても美しいです。

いきいきとした草たちを見つめながら畔を歩く時・・、 

自然の美しさにふれることは こんなにもしあわせなんだなぁと思います。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の写真は田植えから三週間が経った頃 7/7の実習田です。

一本ずつ手植えされた苗がやさしく並んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

畔のかわいい葉っぱは 森野さんの畦豆。

黒豆は順調に育っていますが ・・・、

となりに種を降ろした白い豆は どうやら鳥に食べられたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然農田は鳥たちの楽園になっています。

こぼれ種や小さな虫をたべているのかな・・・。

カラスノエンドウの種はとても美味しそうだし・・、

きっと鳥たちのごちそうなんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が草刈をしていても お気に入りの散歩道のように・・、

すまし顔で条間を歩いています。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かわいい苗たちの分けつがはじまるとワクワクしてきます。

先ずは扇形に茎を増やしてゆきます。

順調に育っている姿を見るとうれしさいっぱい・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7/12  稲作教室の日 夏草刈です。

はじめてお米づくりをされる方は、稲と草の別をつけることから。

稲とよく似ている稗も生えていますよ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさん 丁寧な作業をされています。

稲を・・ 田んぼを・・ 自然を・・ 慈しまれながら、

心をこめて取りくまれる姿は すてきだなぁ~と 

いつも感じさせていただいています。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↑ 条間に入り 横の列にも手をのばし同時に二列の草を刈られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 二年目の方は 昨年の様子との比較もできますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲は日々成長し 扇形からしだいに円柱形に茎を広げ、

たくましさを感じるようになってきます。

茎のまわりの小さな草たちはなんだか可愛いのですが、

大きくなる前に取り除いておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7/14  草刈り後のさわやかな実習田です。

朝陽や夕陽をうけてかがやく稲は 神々しくとても美しく感じます。

畔に佇み 日が沈むまで眺めることもあるのですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田んぼが近いことは ほんとうにありがたいです。

美しい稲の成長を その変化を 日々に感じることができます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7/26  稲作教室の日・・・・草刈り三回目です。

気温も30℃を越え 日中はとても暑くなりました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぶしい光・・・・・ 夏のいのちが全開です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一年目のまさみさんの稲です。 ↑

分けつがすすみ たくましい姿です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田んぼにこかげを・・・・、と簡易パラソルを作って畔に立てました。

交替で休憩をとりながら 夏草刈に勤しみます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕暮れ・・・、田んぼはやわらかな気につつまれています。

そろそろお月様や星がかがやく頃、

田んぼにのこって作業をされる清美さん・・・、

はじめてのお米づくりを楽しまれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

草刈りを終えて 風にそよぐ稲が美しいです。

手作業の温かみも感じられますね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ささやかながらも日々の暮らしの中にある自然農・・・・、

季節の作業は 私のいのちを健やかにしてくれますし、

この星の美しさ豊かさをいきいきと感じさせてもらっています。

 

 ◎自然農たのしい稲作教室・倉敷のご案内はこちらです。

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自然農 一回目の夏草刈 6/28

2015年07月03日 | 自然農 岡山 稲 

田植えを終えた田んぼでは かわいい苗たちが光をあつめ風にそよいでいます。

6/28の自然農稲作教室では、 そっと条間に入り一回目の夏草刈をいたしまた。

光 風 水 ・・・・  空間・・・・、 

苗の身体づくりが健やかに営まれるよう 

わたしたちは必要最小限の手助けをしてゆきます。

手作業でお米を育てることは 実に楽しいことです。

夏の草刈は 約二か月間あります。

お米の身体づくりの期間に行ないます。

その後は 花を咲かせ 結実し・・・、

稲刈りまでの期間は 見守ることになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のこぎり鎌で草刈をすることにも みなさん慣れてこられました。 

黙々と 目の前のことに専念されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ こちらは律さんの畝です。

0.25畝の広さをお一人でとりくまれています。

すっかりと草刈をおえられ・・・・、 

刈られた草は 苗の足元にやわらかに寝かせておられます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然農田の夕暮れは ほんとうに美しいです。

たくさんのいのちが生みだす やわらかな世界です。

わたしたち人も その一つのいのちとして

迎え入れてもらっているような そんな感じがいたします。

 

◎自然農たのしい稲作教室のご案内はこちらです。
 
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自然農たのしい稲作教室 2015年 田植え

2015年06月23日 | 自然農 岡山 稲 

今年も田植えの季節になりました。

瑞々しい水のめぐみに大地うるおい・・、

吹き渡る風がいのちを呼び覚まします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

畔にはヒメジョオンが やさしく揺れていますよ・・。

 

 

6/14  稲作教室の田植えのはじまりです。

幼い苗たちの一人立ちの時です。

畝にヒモをひっぱり 40㎝×30㎝の間隔で丁寧に植えてゆきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しそうね、ピクニックみたいね~、 とご近所の方に言われ、

見渡せば 本当にそんな感じもいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

畝の周囲に掘っている溝に、水が入っている状態で田植えをいたします。

畝の上は水分を含んだスポンジ状で湿田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲作教室二年目のともかさん・・・、

苗床から苗をクワで削り取り 

苗箱に移す作業も板についていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3~5㎝の土をつけたまま 苗箱に入れ・・・、

植える直前に 土付のまま一本にとり分けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伸びやかに根が広がるよう・・、

土をつよくまるめたり おさえすぎたりしないように・・・、

それでいて周囲と一体になるように植えてゆきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二年目の朋美さんは、 ↑  一本一本やさしく丁寧に・・・、

を心がけての田植えだったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まっすぐな田植えヒモにそって 

しっかりと一本一本 植えてゆかれ 

0.4畝の広さを 二日間にわたって、

お一人で田植えを完了された森野さん。↑ ↓

 

休憩もとられながら ご自分に集中されている姿は

まわりの方々にもステキに映っていたのでは・・・。

片道二時間半の距離を通われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耕さず13年目の田は 草草や虫たちの年々の重なりで 

亡骸の層がとても豊かになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの皆さんは 一畝の広さを四等分にされています。

真剣にそして和気あいあいと楽しそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耕さない自然農の田んぼでは、

外から肥料などを一切持ち込むことなくお米が育ちます。

 

もしも持ち込んだならば 不調和をおこし・・・・、

おそらく養分過多などで問題を招くことになることでしょう。

 

自然界は過不足なく おのずからしからしむるいのちの世界です。 

一枚の田んぼで調和~完結です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は末娘の万里奈がお友だちの亜柚ちゃんとペアーで

お米づくりに参加することになりました。

本人にとっては 小さい頃から身近にある自然農ですが、

一つの畝を受け持つのは初めてです。

自然の理にも 関心を深めつつ・・・・・、 

楽しいお米づくりになるといいなぁと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
by Tomoka.K
 
 
 
皆さん 苗の適期に、水の恵み豊かな時期に田植えを終えられ、
 
晴ればれとした気持ちが田んぼに広がっているようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
わたしはひとり みなさんの苗のささやきをききながら・・、 
 
今日も田植えをしています。
 
初夏の風を 満喫しながら・・・。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
by Tomoka.K
 
 
 
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自然農たのしい稲作教室 2015年 初夏

2015年06月02日 | 自然農 岡山 稲 

自然に沿って栽培する自然農は、

農薬 除草剤、化学肥料、有機肥料などを

いっさい田んぼに持ち込まず・・、

耕さず 虫たち 草草とともに 星のめぐみに生かされ

生きることの喜びを感じさせてくれる農です。

 

 

この時期は 苗床の手入れ、畝の夏草刈など

田植え前の準備をしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲作教室のMさんとIさんの苗床です。

どちらも育っていますね。

今年は 周囲にスペースをもうけ もぐらよけの溝を作られている方、

溝は一面のみで 周囲には作られていない方もおられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで 今年苗床にはじめてオケラが出現しました。

苗がある程度大きくなっていましたので 助かりましたが、

やわらかくなった土を根気よくおさえたり・・・、

五月後半には 乾燥しないように水をあげたりいたしました。

今年の学びを来年にいかしてゆきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の苗床にも ↑ オケラが遊びに来ており 毎日様子を観察しています。

できることは根気よく浮いた土をおさえたり 乾燥をふせぐこと。

すこやかに育ってくれますように・・・。 ↓

 「自然農・いのちのことわり」より オケラ対策のページです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5/31  畝の夏草刈をされています。

涼しげな装いと さわやかに吹き渡る風が似合いますね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瞬く間に伸びる元気な夏草たち・・・・、

地際で丁寧に刈って 畝に寝かしておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実習田では葦と茅と稗などが 豊かに生きています。

この豊かさが お米のいのちへとめぐる・・・、

この豊かさが 水や空気を清浄にしてくれる・・、

そして 鳥や虫たち 小動物を生かし・・・・・、

それらのいのちに生かされる 私たちでもあります。

 

何一つ余分なものはなく・・、

かけがえのない いのちたちとともに 

私たちは生かされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葦の美しさ豊かさにふれ 心をこめて刈りとられていますね。

おふたりは 「来年はよしずを作りたい」と言われるほどの葦ファン。

私も葦は大好き、 まっすぐに伸びる姿も 風に鳴る音も・・。 

 

 

畔の草刈です。 

こちらは茅がふえてきました。

茅はやさしい姿ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幅の広い畦は 茅を少しだけ残しています。

田んぼ全体の環境を 一度に大きく変えず・・、

虫たちの居場所も残しておきたい気持ちがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでいて 日当たり 風通しを大切に

美しい茅の姿も楽しみたい・・・などなど、

その時その時 感じたことを表現しています。

 

田んぼは 作品のようなもの。

その人の心が描かれていますね。

下の写真は MさんとRさんの苗床です。

畔も気持ちよく整えておられます。

 

 

稲作教室では 午前中は田んぼで実習、

午後からは室内で言葉をとおしての学びをしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからの季節はとくに 

涼しい時間帯に作業をしていただきたいですので、

夕暮れは 個々にお任せして、

作業されたい方はお好きなだけどうぞ・・というふうにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作業の手を休めて 

山に沈む夕陽をながめたり 

風とおはなしをしたり・・・・、

草花や虫たちとの出会いを楽しんだり、

小さな自然農田ですが みなさんにとって

学びと癒しの空間になっていたら嬉しいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然農たのしい稲作教室の詳細はこちらです。

 

 

 

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自然農 お米の芽が出ました。5/7

2015年05月08日 | 自然農 岡山 稲 

                                                           

 

5/7 田んぼに行ってびっくり。

早くもかわいい芽が出ていました。

4/26に籾まきの「あけぼの」です。

種を降ろしてから 11日で芽が出ました。

 

昨年の陸稲農林24号をふり返ってみますと、

4/20の籾まき そして5/5に芽が出ましたので、15日間でした。

 

晩成種のあけぼのですが、成長がはやいですね。

日中の気温が高く、良いタイミングで雨の恵みが二度ありましたし、

適期的確なタイミングだったのでしょう。

夜は気温が低く 静まり 朝には夜露でしっとりとしているこの時期です。

 

みなさんの実習においては、適期に作業できたことが大きいですが、

苗床づくりが的確で 覆土被草の加減が良かったこと、

雀やモグラ対策もできていたこと・・、

健康な種籾を選別していたこと・・、などがあるでしょう。

 

ああ うれしいです。 

芽が出るってほんとうにうれしいですね。

 

自然農たのしい稲作教室倉敷の活動はこちらからご覧いただけます。

 

 

 

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自然農 籾まき 2015年

2015年05月06日 | 自然農 岡山 稲 

4/26  自然農たのしい稲作教室の籾まきでした。

晴れやかな空のもと 田んぼの一角に作った苗床に種を降ろしました。

うれしさいっぱいです。                                           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田んぼの中に作る苗床を「畑苗代」といいます。

田植えまでの約一か月半~、 ほぼ天水のみで丈夫に育ちます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苗床の周りには もぐら除けの溝を掘ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このあたりはスズメが多いので、

鳥よけの紐も張りました。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然農の畑苗代では 

小動物や鳥たちから籾を守る工夫が必要になりますが、

たくましく丈夫な苗を育てることができます。

        


 

 

 

 

 

 

 

 

                                                

六月の田植えまでの期間は 

苗床の手入れ 畝の夏草刈 畦草刈 溝の整えなど・・・、

必要に応じて作業をしてゆきます。    

        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の籾まきは5/2でした。

みなさんと同じく 品種は「あけぼの」です。

この田んぼで育った稲の中から 

種もみ用に保存しておいたものです。                                     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

畝の広さにあわせて 苗床の面積を決め、

籾の量を計算しておきます。

 

まずは夏草の種が落ちている表土をけずります。

そして 葦 がま すすき 茅などの宿根草の根っこを取り除きました。

とても根気のいる作業です。

宿根草がない場合は 行わなくてもいいのですが・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上は 取り除いた根っこです。

下は 根っこが取りのぞかれた後の苗床です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クワでトントンと表面の土を平らにして 籾を降ろしました。      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くっついている籾を ほどよい感覚に整えています。

3㎝間隔くらいでしょうか・・。

そして 覆土し、乾燥をふせぐために鎮圧しておきます。              

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに繊細な草をふんわりとかぶせて 湿り気を保ちます。

そして スズメよけの紐を張りました。                   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

籾まきが完了すると ほっと一息ですが、

ほぼ毎日散歩がてら様子を見に行きます。

田んぼが近いのは 有り難いことですね。                                                                        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝露にぬれて光る草々も とてもきれい・・。 

草の種類も少しずつ変化しているように感じます。           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何もかも楽しみながらのお米づくりです。   

 

 

 

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四月の自然農田 冬草ふんわり

2015年04月20日 | 自然農 岡山 稲 

田んぼでの作業を楽しみにしていましたが、

雨音でめざめる月曜日です・・・・。

 

雨の日も大好きな私は、それはそれでうれしくもあり

傘をさして 長ぐつをはいて 

美しき緑の世界へと足を踏み入れます。

  

ただながめているだけでも 

しあわせなんですね~

この風景・・・・。 

 

緑の冬草でふんわりとおおわれ

いきいきしています。

   

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下の写真は 私の畝です。

この冬草の草原が 夏草に変わる頃 田植えが始まります。

そして 夏草のお米の舞台となってゆきます。

                                                                                               

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふと見ると Tさんの畝あたりに鳥がいますよ。

望遠レンズで こんにちは。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
下の写真は自然農たのしい稲作教室の実習田全体です。
 
今週末は いよいよ籾まき・・・・、
 
ゆたかないのちのいとなみとともに はじまりの種おろしです。
 
 


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自然農たのしい稲作教室 2015年 春です。

2015年03月16日 | 自然農 岡山 稲 

ぽかぽかとした陽気に誘われて

カメラを手に 田んぼに行ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

畔には 緑の草草がもくもくと生まれ 

やわらかな春が来ています。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬のあいだに枯れた夏草も 

ふんわりと畝に横たわっています。                            

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「自然農たのしい稲作教室2015年」は 一月スタート。

今年は 12人の方々とご一緒です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一月 二月は共同作業で 畝作り 溝の整え・・・、

そして畝の広さに合わせて 苗床の面積を計算していただき、

それぞれに 場所を決めていただきました。

準備万端ですね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木枯らし吹く 寒い季節・・・・、

静かないのちの舞台に立ち 畝の整えに励みながら  

お米づくりへの想いも 内からうごきはじめます。                                                                           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言葉を通しての学びは 「自然農の米づくり」をテキストにさせていただいています。

二月には 川口由一さんの「自然農というしあわせ・DVD」の鑑賞をさせていただき、

感じたことなど グループシェアを楽しみながらの学びとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3.18 実習田の様子

 

そして いよいよ春・・・、

心地よい春風を 全身に感じながら

種降しの日も もうすぐだなぁと 

心をはずませている今日です。

 

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自然農たのしい稲作教室 脱穀・籾摺り・冬支度

2014年12月13日 | 自然農 岡山 稲 

季節は冬へと・・・・・、

自然農の田んぼでは 脱穀のあと 稲わらをかえして冬支度です。

いのちの営みも 密やかになってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 自然農たのしい稲作教室では11/23に脱穀・・、 

11/30に籾摺りをいたしました。

いずれもお天気にめぐまれ 楽しい実習となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぽかぽか陽気の11/23・・・・、

みんなで楽しむ脱穀は 流れが生まれるととてもスムーズです。

大きな家族のようで いいですね~。                     

                                             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足踏み式の脱穀は 音も軽快ですよ。 

さあ、息をあわせて・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめての体験はちょっとドキドキ でも楽しい~。                                                                

 

 

 

 

 

 

 

         

 

 

 

                                                   

 

太陽の位置を見ながら 日が暮れるまでに・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌週の11/30は   籾摺りをいたしました。

この日も うららかな良いお天気です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家庭用のミニダップで玄米にいたしました。

お米にふれているとなんだかほわっと癒されます。

昨年のこぼれ種で育った黒米が こんなに混ざっていましたよ~。

 

そして、卓上精米機で それぞれに炊飯一回分を精米して、

ほかほかの白米と糠をお持ち帰りいただくことになりました。

糠を「美味しい~、甘~い。」と食べている人もいます。

稲わら・籾ガラ・糠も大切に使いましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田んぼも 冬の景色へと・・・・。

籾摺りが終わり いよいよ田んぼでの最後の実習です。

溝を整え 低い場所に土を運び 稲わらを全体に還しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

耕さず 虫や草草とともに 持ち込まず 持ち出さず・・・・、

自然の営みにそって いのちの世界を見つめ 

心と身体を働かせての お米づくりでした。

 

それぞれに 一年の巡りを体感しながら・・・。                                           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光  風  雪  雨  虫たち 草草

 鳥たち 小さないきものたち・・・・・

 

みんなの笑い声・・・・

真剣なまなざし・・・・・

よろこびの声・・・・・・

見守ってくれた優しい人たち・・・・。

 

すべてに ありがとう・・・・の気持ちがわいてきます。

そして田んぼにも ふわりと その想いが広がっているようです。           

              

                   

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   ・・・・・・自然農たのしい稲作教室2014年・・・・・・

      感謝をこめて 12/7   八木真由美                               

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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自然農 すべてはここに・・。

2014年12月12日 | 自然農 岡山 稲 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然農の田んぼは 光の原・・・・。

お散歩をするように ゆったりと稲刈りを楽しみました。

この色 この香り この音色・・・。 

 

たくさんの光とともに 美しいいのちに包まれる田んぼです。

 

 

 

 

さやかなる 稲の音なる鳴る 光の原で   まゆみ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

晴れやかな 秋空は どこまでも果てしなく

宇宙をまるごと感じます・・・・。

気持ちいいなあ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲刈りから 一か月が経ち・・・・、

12月上旬は 雨の日が多く・・・、

ふと見つけた晴れ間に 脱穀をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感謝の気持ちとともに 一年間の作業が終わり・・、 

また来年もよろしくと 母なる大地にお願いをいたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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自然農稲作教室・倉敷 はじめての稲刈り

2014年11月03日 | 自然農 岡山 稲 

10/26  待ちに待った稲刈りの日・・、 

みなさんにとって初めてのお米づくり 初めての稲刈り・・、

何もかもが はじめてのことです。

わくわくどきどき 心はずませて取り組みました。   

                               

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陸稲の農林24号は 早生種ですので、

夏草刈に入れる期間は短く・・・・、

みなさんの畝は お米と草草の共演です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲だけをつかみ  サクッと刈り取り、 

草はその場に寝かせて 丁寧に刈りすすめました。

この作業はみなさんとても上手で、思っていたよりもスムーズだったのです。

みなさんが 草草のなかで迷子になったらどうしよう・・・

という心配は無用でした。  よかったなぁ。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれに 各自の畝で稲刈りをされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぎに刈り取った稲を 束ねてゆきます。

リズミカルな手作業が 楽しいですね。

                                           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一年に一度の稲刈り・・・、  貴重な経験です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして 順番に稲木を組んでいきます。

二人ペアーで 木槌をつかって稲木の脚を打ち込みます。

四方八方から風が吹いても 倒れないように、

しっかりと組み立てています。

        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

共同作業が楽しい自然農・・・・、

ともに喜び合い からだも心も伸びやかです。

                                     

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                               

                                                          

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲木にかける稲束は 左右に 2:1にふりわけています。

雨がふっても 中までしみこまないように すきまなく掛けてゆきます。

                                        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲木で逆上がりをして見せてくれました。

青空に笑顔が 光っています。

 

 

                    

 

彩さんファミリーは 稲束を前に記念撮影です。

                                

    

 

 

                                                                                    



 
 
 
 
 
 
 
最後に 鳥よけの紐を巡らせます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
二人ペアーで四つの稲木が組まれた実習田は、
 
秋のひかりに しずかに輝いています。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
足元には 緑のじゅうたん・・・、
 
次のいのちへと巡る草たちが 敷きつめられて
 
それもまた 美しく豊かな彩りです。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
天日に干した籾たちは 
 
さらなる実りの時を過ごし、
 
完熟へとむかいます。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
よろこびを分かちあう うれしい一日・・・、
 
みなさん 美しい収穫の作業ができました。
 
はじめての稲刈り おめでとう。‼
 
 
 
 
              
 
 
 
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自然農 清らかな秋に

2014年10月04日 | 自然農 岡山 稲 

 

明日は台風が来るよ・・・、と 

さわやかな風が吹いています。

秋桜が 田んぼの畔で揺れています。

また来年会いましょう・・・・って・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

畔のまわりを歩きながら、 

清らかな稲のそばで 過ごす朝・・。

何もすることはなくて・・・・・、 

風に穂をゆらす 美しい様を

ただただながめ 感じています。 

 

風そよぎ  

   いのちむすぶ  

      星のめぐみ   

         さやさやと 

            ひかりに 歌う

                  まゆみ

 

 

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自然農 秋のはじまりに

2014年09月21日 | 自然農 岡山 稲 

古代米の黒米が こぼれ種で自生しました。

昨年に栽培したものです。

 

色づきはじめると その美しさに しばし見入りますね・・。

来年はもう一度 黒米を育てましょう。

その姿をながめながら思っています。

      

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然農田には バッタ、コウロギ、イナゴ、クモ、カエル、・・・・・・・、

たくさんの 生き物が暮らしています。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                

小さな生きものたちの姿が 愛おしく目に映る 自然農の世界・・。

わたしも 喜びのなかでここに生かされる いのちの一つです。

   

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