ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

マーサ・グライムズ

2009-05-07 11:47:39 | 読みモノ
今日は古い本のお話。
私の大好きな作家、マーサ・グライムズ。
アメリカの作家ですが、イギリスのパブシリーズのミステリーが有名。
右の「禍いの荷を負う男」亭の殺人から数えること13作。
イギリスにはなんと変わった名前のパブが多いことか。
1985年から1998年まで。よくぞ買い続けたものだと思います。
内容はいかにもイギリス的な人たちによる、イギリスの片田舎で
起こる殺人事件を、スコットランドヤードの警部(のちに警視)と
元貴族のコンビが解決していくという、いわゆるコージーミステリーです。
女性向けかな。あと、イギリス好きの人も喜びそう。
事件の謎ときより、個性あふれる人たちの描写や、ユーモアが楽しい。
それにしても1998年以降、パッタリと新作が出なくなり、さびしい限り。
高齢で引退したのかな。情報はネットには載っていない。
で、アマゾンの中古でノンシリーズの
「桟橋で読書する女」を買って、今、読んでるところ。
パブシリーズのおちゃらけた雰囲気はなくて、シリアス。
ふーん、こんなのも書いたんだ(これもはるか昔1994年だ)。
パブシリーズでは「禍いの荷…」と「鎮痛磁気ネックレス」亭の明察が
おすすめです。お茶を飲みながら、ゆったりと読むには最高。



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