ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

エジプト旅行 2.

2017-12-19 14:44:21 | 

さて、長旅でボーッとしている場合ではありません。考古学博物館です。ほとんどのお宝が収蔵されている施設です。

これから訪ねる遺跡も、お宝は現地ではなく、ここにあるので、重要です。

 

 

早く行きたいところですが、道路が大渋滞。画像から想像する数倍混んでます。カイロのクルマはほぼすべて両サイドが

こすったキズだらけ。車線は無視。ほんの少しでもすき間があれば割り込んできます。この割込みがなければもうちょっと早く進めるのでは?

 

カイロは人口2,000万の大都会。それはそれは渋滞するでしょう。

車窓から眺めるだけのモスク。今回は、市場やらくだに乗ったりなど、ちょっとしたお楽しみも安全上の理由で禁止です。

 

さて博物館に到着。現地のガイドさんが日本語で詳しく一つずつ解説してくれるので、下調べは不要です。

以下、わからない人にはわかるはずもない、お宝の数々です。

 

初代エジプトファラオ、ナルメル王の統一記念パレット。なんと紀元前3000年以上も前のものです。

表側の画像も撮ったが、同じツアーの方が写っていて、ボツ。今回、そういうのが多いです。あしからず。

 

メンカウラー(クフ、カフラーの次のファラオ)の三体像。左足を前に出すポーズは生きている時につくられた像。

両側は神です。

 

書記の像。当時のエリート職。

 

通称、村長の像。

木彫ですが、目が石で輝いていて、リアル。

 

 

そしてちっちゃなちっちゃなクフ王の像。像はこれしか残っていないそうです。7センチほど。

 

 

セネブと家族の像(一般人だったと思います)

 

ラーホテプとネフェルトの座像。(スネフェルの息子)

 

ホル王の木像(第13王朝 前1700年頃)。頭の上の腕のようなものはカーと呼ばれる、死後の魂のようなもの(説明が難しい)

 

実に特徴的なアクエンアテンの像。(ほかにもたくさんありました)

 

こちらもアクエンアテン。後ろはネフェルティティ。太陽神、アテンも見えます。

 

 

ネフェルティティ。有名なベルリンにある像(着色されている)は、ニセモノとの説があるそうですが、

ぽてちもそう思います。あれはどう見ても西洋人。

 

パピルスも数多くありました。

 

そしていよいよ二階のツタンカーメンエリアへ。ミイラが納められていた、4重の厨子です。たしかこれが一番外側のヤツ。

巨大です。どうやって墓の中に入れたんでしょう。

 

これは内臓を納めていた厨子。ピッカピカ。

 

純金製の棺(時価何兆円とか!)と黄金のマスクは特別な部屋にあり、撮影は禁止です。ツアーでは中でマスクとともに

一人ずつカメラマンが記念撮影をしてくれました。

 

ツタンカーメンの墓からは数多くの副葬品が発見されました。

 

有名な黄金の玉座です。左の手すりにツタンカーメンの名前のカルトゥーシュ(スカラベがついたヤツ)がありますね。

その他、ピカピカのものがたくさん。やっぱり金って、何千年たっても色あせないのね。

ミイラは墓にあるので、数日後に再会です。

 

ミイラ室を見た後、ギザに向かいます。

 

昼食がまだだったので、ターメイヤという、ソラ豆のコロッケをはさんだパンをいただきました。おいしい。

 

ギザに入ると、こんな建築中のマンションみたいな一軒家が数多く見られます。下の階を両親が造り、上の階は

子供の代で造っていく仕組みだそうです。雨漏りしない?って、ここは雨がほとんど降らないんだった。

 

よって荷物も野ざらしだ。

 

お、ついにピラミッド出現!思った以上に街に隣接しているのです。

見学は明日です。今日の宿、メナハウスに向かいます。

 

ふむふむ。すごく豪華、というほどではないが、洗面台が二つあって、重宝しました。

 

ここはピラミッドに一番近い(多分)ホテルというのが売りです。テラスから結構大きく見えましたよ。

 

ぽてちの今回の旅のお供の一冊は、クリスティの「ナイルに死す」です。メナハウスの名前も出てきます。

今夜はこれを読んで寝ようと思ったら、横になった途端、記憶がない。さすがに疲れた。

以下、次回。