薬学博士で脳科学の研究者でもある池谷裕二さんの著書「自分では気づかない、心の盲点」(朝日出版社)という本を読んでいたら、興味深いことが書いてありました。
高齢者のグループと若者のグループに、単語を覚える記憶テストをしてもらったそうです。
このとき、高齢者に「心理テストです」と説明してから行うと多くの単語を覚えているのに、「暗記テストです」と説明してから行うと点数が下がったとか。
若者グループに対して同じように説明しても、結果に違いは見られなかったそうです。
なぜ高齢者にだけ、このような違いが出るかというと、高齢者は「年を取ると記憶力が落ちるものだ」と信じていて、その信念に合わせて無意識に行動するから、だそうです。
実際には、記憶力は落ちていないのに。
衰えたと感じてしまうのは、自分に「年取ったから衰えたはず」という暗示をかけてしまうから、なんですって。
これを脳科学では、プライミング効果というそうです。
そんなわけで、考え方次第で、実際よりも能力を低下させてしまうこともあるっていう話です。
私も日常生活の中で、人や物の名前が出てこなかったり、忘れ物をしたりすることがあります。
そういうとき、「うっかりさん」のキャラということにして、年齢のせいにしないほうがいいのかなと。
年齢のせいにしていたら、どんどん悪化しちゃいそうですからね。
「まだまだいける!」と前向きな気持ちを持っていたほうがよさそうです。
高齢者のグループと若者のグループに、単語を覚える記憶テストをしてもらったそうです。
このとき、高齢者に「心理テストです」と説明してから行うと多くの単語を覚えているのに、「暗記テストです」と説明してから行うと点数が下がったとか。
若者グループに対して同じように説明しても、結果に違いは見られなかったそうです。
なぜ高齢者にだけ、このような違いが出るかというと、高齢者は「年を取ると記憶力が落ちるものだ」と信じていて、その信念に合わせて無意識に行動するから、だそうです。
実際には、記憶力は落ちていないのに。
衰えたと感じてしまうのは、自分に「年取ったから衰えたはず」という暗示をかけてしまうから、なんですって。
これを脳科学では、プライミング効果というそうです。
そんなわけで、考え方次第で、実際よりも能力を低下させてしまうこともあるっていう話です。
私も日常生活の中で、人や物の名前が出てこなかったり、忘れ物をしたりすることがあります。
そういうとき、「うっかりさん」のキャラということにして、年齢のせいにしないほうがいいのかなと。
年齢のせいにしていたら、どんどん悪化しちゃいそうですからね。
「まだまだいける!」と前向きな気持ちを持っていたほうがよさそうです。
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