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ソニア・パークは、現代の白洲正子みたいな存在なんじゃないか、と、思うことがある。
人生は選択の総和で、その選択の最たるものが買い物であるような気がしている。
何かを参考にして買い物をすることはたやすいが、自分の美意識だけでブレのない統一感のある買い物をすることは、ひどく困難だったりする。
ソニア・パークは、それを易々と、嫌みなく、むしろ楽しんでしている。
その才能が、羨ましくもあり、妬ましくもあり。
人は、それを、ひとくくりに『センス』と、言うのだろうけども。