美しき退屈。

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ソフィア・コッポラ監督の新作。


彼女は、『ロスト・イン・トランスレーション』を見たときからのファン。


この映画も空気感がよく似ている。


ストーリーを聞かれても困ってしまうほどなーんにも起こらない映画。


ワタクシは好きですけど。


エル・ファニングが神がかり的に可愛い。


姉ちゃんのダコタ・ファニングにはない、穏やかな、静かな魅力がありますな。

一手間の意義。

疲れた体に鞭を打って『牛挽き肉・茄子・シメジの中華風辛味噌炒め』を作って食う。


見た目はともかく、かなり美味し。


最初に、胡麻油、ニンニク、生姜で、丁寧に香り出しをしてやると、仕上がりが全然違う。


炊きたての白飯をドンブリで二杯食う。


美味し。

言うだけタダ。

見事な杉の林と、絵にかいたような木漏れ日。


こんな道ならどれだけでも歩いて行けそうな気がする。


実際には、たった半日でバテバテだが。

750年後の余暇。

台風12号の影響で運行が停止されていた南海高野線が、１ヶ月近く経ってようやく再開されたとのニュースを見て、トレッキングに行くことを決める。


南海難波から南海高野線に乗り、九度山駅で下車。


1260年代に整備された『高野山町石道』をトレッキング。


慈尊院から六本杉峠を越え、途中、世界遺産の丹生都比売神社に寄り道、八町坂、二ツ鳥居、古峠を経て、上古沢駅がゴール。


約10キロの道のり、正味約5時間。


最後の古峠から上古沢駅に至る道が、とんでもなく急勾配のアップダウンのため、思ったよりばてばてに。


駅自体が柿畑の山の上で、あまりの急勾配ゆえに車も乗り入れられないというとんでもないロケーション。


それにしても、熊野にしても高野山にしても、古道が今でもちゃんと機能していることに、時を超えた何かを感じる。


日本ってええのー。

創造力の限界。

残り物を取り敢えず全部刻んで並べてみる。


しかる後に調理方法を考える。


うーん。


何も思いつかん。


結局、出来上がったものより、材料を並べただけの時の方が絵になっていたので、ブログにはこちらをアップ。


美味しくいただきましたけどね。