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犬と子供

北海道から、兄が1歳になる息子を連れて、実家にやってきた。

実家では、普段は我が物顔で実家での生活を満喫し、常に
主役の座を守っているパグの親子たちが待ち受けていた。

自分よりヘタをすると小さな人間の赤ちゃんに対して、我が家の
パグたちはどのような反応を示すだろう。
たまに、1日くらい親戚の子供たちが遊びにくるときには、なん
となくお客様だから、と控えめでいい子になる我が家のパグたち
だが、今回はちょっと勝手が違う。

10日あまり東京に兄たちが滞在するのだ。
ということは、生活がもちろん赤ちゃん中心のものになるし、
我が家のパグたちは脇役に追いやられることになる。

この状況をパグたちはどう乗り切っていくのだろうか?

と、心配していた。

既に兄たちの滞在が1週間になろうとしている今、我が家のパグ
たちは、というと、もうとにかく、赤ちゃんに優しいのだ。
家族の一員として認め、なんとなく世話を焼いているようにも見える。

子供に寄り添ったり、子供が起きているときには、自分たちは
きっとガマンしてるのだろうけれど、遊んだりせず、部屋のすみっこ
でじっと子供の遊ぶ様子を眺めている、そしておとなしく寝ている。

子供にシッポをにぎられようと、顔をパンパンたたかれようと、じー
っとしている。本当に、いい子でいてくれているのだ。
子供が泣けば心配そうに様子を見に行き、顔をペロペロ舐める。
実にほほえましく、なんとなく胸が熱くなったりしてしまう。

その代わり、子供が寝たり、外出してしまうと、今ガマンしている
分、遊べ遊べとまとわりついてくるし、膝の上に乗っては、甘えて
くるのだけど。

やっぱり、子供にとっても、動物にとっても、心がピュアで優しい
もの同士が触れ合うことは、とってもいいことなんじゃないかな??
としみじみ思う。

兄の子も、この1週間で、犬たちと接することで、いろんな事を
覚えたようだ。不思議である。
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