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お菓子の家

お菓子の家

クリスマス。
従姉妹が、自分の娘たちのために、お菓子の家を作った。
子供でない、すっかり大人の私の目にも、そのお菓子の家は
ものすごく魅力的だ。

子供の頃、グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」の絵本を読み、
その物語の残酷さ?などは知る由もなく、とにかく、そこに登場
する「お菓子の家」に憧れた。

グリム童話のほとんどがそうのように、このヘンゼルとグレーテル
も実際には継母に意地悪をされたり、魔女が出てきたり、と、冒険
に富み、スリル満点の怖~いお話である。

「継母、ままはは」・・・って何って怖い響きだろう、と思った
ものだ。

だけど、子供の頃って、そういう怖~いお話に、ものすごく心わく
わくさせられるものなのだ。

継母に捨てられたり、帰り道がわかるように、とパンくずを蒔いて
おき、そのパンくずが鳥に食べられてなくなってしまったり、やっと
見つけたお菓子のお家は実は魔女のお家であったり、魔女をや
っつけて家に帰ろうとしたり。

そんな怖かったりワクワクしたドキドキした気持ちいっぱいで眺める
絵本の中の「お菓子の家」は、子供心に、ものすごくおいしそうで、
絵本の向こうの、夢の中の世界としてうつっていたように思う。

お菓子の家をキラキラとした大きな目で見つめている子供たちの顔を
見ると、遠い昔の自分の子供の頃の気持が、すーーっと戻ってきた。

でも、大人だからお菓子の家は食べないんだ。(^◇^;)
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