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伊坂幸太郎さん

この間この日記でも書いた、伊坂幸太郎さん(『ゴールデンスランバー』)
が、直木賞の選考対象を辞退したそうだ。
「作品が論議されることはうれしいが、執筆に専念したいので、今回は予備選考の
時点から対象となることを辞退したい」ということだけれど、この作品ですでに
彼は屋大賞と山本周五郎賞を受賞している。なぜ直木賞を辞退???

直木賞は他の賞に比べ影響が大きく、候補になるとおだやかな気持ちで執筆できな
くなる、と説明しているそうだ。なるほど。
かつてインタビューで、「本当に影響が大きいので、(周囲の騒ぎで)小説を書く
時間が減ってしまう。有名になることに恐怖があり、無邪気に候補になることが楽しい
とはいえない賞だ」と語っていたともあり、有名になって騒がれることについ
ても、精神的にも磨耗してしまうし、そういう事が嫌なので、家でコソコソやる
仕事(作家?)を始めたこともある。と。(^-^)
過去、何度か直木賞の候補に挙がったこともあり、候補に挙がった時点で、とても
大変だったのだろう・・・なるほどぉ。
一流には一流の心の葛藤があるのだなあ。

心おだやかに執筆に専念したい、という彼の次回作を楽しみにしていよう!
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