なぜ、「ピ」？

久し振りのサッカー観戦。

鹿島アントラーズVSマンチェスターユナイテッドの親善試合だ。
もちろん、最近元気のない鹿島アントラーズの鈴木隆行を応援。
先発出場するも、やはり今ひとつ元気がなく、途中交代。
しかし、ゲームは本山の２得点で、２－１で鹿島がマンUをくだした。

やっぱり、サッカー観戦はいいね。今日は特に、世界のスター
達のプレイも観れたので、おもしろい試合だった。

ところで、キックオフの前のオープニングパフォーマンスに、
韓国の人気アイドル「ピ」が登場。
しかし、どうして、「ピ」だったのだろうか？

「ピ」が悪いのでも何でもないのだが、明らかに、サッカーのサポーター
達の中にあっては、浮きまくっていた、ように見えた。
サッカーのサポーター、特に海外のチームを応援したり、観戦したり
しにくる人たちと、「ピ」」のファンが、どうしても結びつかない。

企画する人も、こういうスポーツのイベントには、もう少し、それに
ふさわしい人を選ぶべきでは？という気がした。
だからといって、じゃあ、誰？と言われても、それにふさわしい人、と
いうのが浮かんでこないのだが、少なくとも、みんなが盛り上がる、とか
みんなが注目するとか、そのファン層をサッカーに取り込もうとか、
とにかく拍手をおくるとか、何かなければ、意味がないように感じた。
今日は「ピ」のパフォーマンスをまともに観ていた人は、かなり少なかった
はずだ。

その証拠に、ハーフタイムでの、チアリーダーやよさこい踊りの人たち
のパフォーマンスは、それなりに盛り上がったと思う。
催し物、パフォーマンスとしては、成功していたように思った。

ただ明らかに、「ピ」が歌って踊っているときには、サポーターたちは無関心
で、それよりもピッチの上のスター選手たちに声援を送っていた。
その声援に、「ピ」が、ありがとうございます！と嬉しそうに応えている。
そして、普段はサッカー場など来たこともないような「ピ」のファン達
が白い風船を振り、黄色い声を出していた。
その「ピ」のファン達は、「ピ」の出番が終わると、サッカーの試合を
つまらなそうに観ていたが、やがて途中で帰っていった。
これでは、本当に意味がない！
「ピ」にも失礼ではないのか？
まあ、親善試合だから、いいのだろうけれど。
※何か意味があって「ピ」を呼んだのだとしたら、ごめんなさい。

それにしても。
今日一番活躍した選手に贈られる「マンオブザマッチ」。
鹿島アントラーズの本山選手に贈られたのだが、その賞品が、なんと、
”特製、金の兜（かぶと）”！！！一体全体コレは何だろうか！
大笑いしてしまった。
前日、ちがうゲームだが、やはりレアルマドリードから、ブラジルの
ロナウドが、マンオブザマッチに選ばれており、その時は、賞金として、
1,000,000円が贈られていた！
なのに！なのにどうしてこのゲームでは”金の兜”だったのだろうか。
あっははっはは。

それを手にして「とても嬉しいです」ととぼけた顔をしてインタビューに
答えていた本山選手。笑わせてもらいました！
そして、今日の大活躍。
おめでとうございます。