最近のヒットニュースは
菅山かおる(元バレーの人)がビーチバレーに転向。
これは素晴らしい。
何がどのように素晴らしいのかは置いといて、
またバレーをする姿をテレビで観れるかも思うと
ワクワクします。
決して水着姿目当てじゃないぞ!
(否定しないけどさ、なんとなくね)
まーでもいいじゃない、
たまにはそーゆう目線で観ても。
ビーチバレーの水着って
男性の目線を意識しまくったとしか言いようのないもの。
そもそも、
なんで砂浜の上でバレーをしなきゃならんのか?
砂浜の上だとしても水着でする必要があるのか?
ってな疑問はあるし。
さて、砂に関連して読んだ本を。

真ん中のが
安部公房『砂の女』です。
砂のオンナって言っても、
ビーチバレーで砂まみれになる女性選手が
人殺しをして捕まりそうになって。
警察に追い込まれた先の断崖絶壁で、
船越英一郎警部が
『犯人はアナタですね。被害者から砂が検出されました』
といったような
火曜サスペンス劇場よろしくな話ではなく。
(それにしても酷い前置きだ)
昆虫採集にでかけた主人公が
とある村に宿泊することになり。
そしたらアリ地獄のような場所に一軒家をあてがわれ。
その中に女性がいたんだけど、
そんなの関係ナシにアリ地獄のような場所から
必死で逃げ出そうとします。
砂の女は主人公をなんとか引きとめたく
いろいろしてあげるんだけど、
そのうち主人公が女性に対して情が湧いちゃう。
砂の中から抜け出せたにも関わらず、
元の砂へ戻ってしまうという話。
(途中、女性に子供ができたことも付け加えときます)
こりゃ面白かったと続いて読んだのは
同じく安部公房の『方舟さくら丸』
主人公がオタクっぽい。
秘密基地のような地下シェルターを作った主人公が
無理矢理シェルターに入ってきた人たちと
ああだこうだとやりあいます。
そこそこ面白いっす。
島崎藤村『破戒』
こういう問題が今でもあることを承知してるし、
それに対して言いたいことは多々あれど
タブーとなっているその問題を掘り起こすのは
なかなか難しいものです。

谷崎潤一郎『細雪』の上と中です。
下巻はまだ読んでないっす。
大阪船場の昔のしきたりや伝統行事に
四人姉妹のあれやこれ。
山崎豊子の『ぼんち』も船場の話なんだけど
それにしても
船場の商人というのは富を持っていたのねと分かります。
そろそろ北海道も春らしくなってきました。
桜はもうちょっと先だけど、
細雪の蒔岡家のように
赤い毛氈を敷いてのほほんと桜を観たいものだわん。
茶道具があれば茶を立てたいが
あたしゃ茶の心得ありまへん。
毛氈は…赤いフェルトでオッケー??
生地屋で探してこようっと。
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