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重症筋無力症に負けてたまるか!

写真の無断転載禁止です カメラ抱えてスタコラサッサ
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興味を持ったものを写真とともに

近場の喫茶店(その7)

2008-01-12 23:27:18 | 喫茶店



こちらは日本三大がっかり名所として名高い、札幌時計台であります。
なぜ『がっかり』するかというと、
街中のオフィス街に時計台があるからだそうです。
漠然とある北海道のイメージと、
時計台のそれとは相容れないのかもね。

札幌に観光に来られる方は、
時計台 ジンギスカン ラーメン スープカレー
カニ お寿司 テレビ塔 クラーク像 
等を食べたり見たりして。
んで、夜に『すすきの』を徘徊するのがパターンみたいっす。

男性の方が札幌に出張だ!!
と喜んでおられる方がいましたら、
間違いなく『すすきの』に行っちゃうので
全力で止めてあげてくださいね。
福岡の中洲よりもタチが悪いっす。
(それくら風俗店だらけなんですよ)

さてさて。
札幌に『北地蔵』という喫茶店があるのですが、
そこから年賀状が届いていました。



この時計台の横道を通り抜け、裏道に出ます。
そうすると



ちょっと分かりにくいのだけど、
喫茶店がございます。

ここが『北地蔵』であります。

『北地蔵』は、
ちゃんとした喫茶店の中でも古株に属します。
ちょいと昔まで喫茶店って
『こだわり店主系』の喫茶店と、
『なんでもいいや投げやり系』の喫茶店にしか分類できなかったんです。
その中間がなかったの。
こだわり系は自家焙煎を用いるのに対し、
投げやり系はスーパーで売ってる大手コーヒー豆会社の豆を使っております。

中間のお店ができたのは、
ここ10年くらいでしょうか。
ずいぶん前の雑誌『ブルータス』に載っていたのですが、
スターバックスが日本に出店してから、
一般的日本人のコーヒーに対する意識が変わってきたそうです。
それまでオイシイコーヒーが飲みたいときは、
敷居の高い、喫茶店(あるいはコーヒー専門店)に出向かねばならず、
そこまでしない方は
街の投げやり系喫茶で薄ーいアメリカンを仕方なく飲んでいたのでありんす。

それがスターバックスやタリーズやらができて、
気楽に店内に入れて、薄くないコーヒーがポピュラーになってきます。
そうなると、
以前街中にあった、惰性的なお店は姿を消します。

考えてみると、
今、頑張って残っている喫茶店のメニューに、
『アメリカン』という表記があまりないような気がします。
実はみなさん薄ーいコーヒーはあまり好きじゃなかったみたい。
今、薄ーいのを飲みたい場合は、
やる気のないホテルのロビーにあるティールームくらいでしょうか。
結構高いのに
琥珀色のお湯みたいなのを飲まされると、
ムショーに腹立たしいであります。
コーヒー豆にたいする冒涜だよ。

さてさて。
話を北地蔵に戻します。
北地蔵はマジメにコーヒーに取り組んでいる喫茶店でございます。
1975年に創業ですから、
その頃から頑張っている。
ちゃんと生き残っているにはワケがあるのです。
自家焙煎を取り入れたり、内装をこだわっていたり。



あたくしのいい加減なうんちくみたいなのはもうお終い。

コーヒーを注文するでやんす。
とりたててクセのない味でございます。
今流行のフレンチロースト系な煎りの深さではありませんが、
飲みやすくてオイシイ。
あえてなのか、どうなのかは分からないけれど、
若干ぬるめです。
ぬるめの方がいい場合もありますし(青山の大坊とかね)。
気にしないであります。

座っていた席のちょうど正面はこんな感じ。



上の棚にはカップが置かれ、
中間は、パン類。
下の棚は雑誌等です。

ちなみにパン類はここの自家製です。

以前、お昼くらいにコーヒーを飲んでいたとき、
『よろしければ試食にどうぞ』
とロールパンを頂いたことがありました。
なかなかオイシイのです。

あと、夏くらいだったか、
『梅ジュース』というのがメニューにあるのですが、
梅漬けのジュースの中に梅が入っていて。
これがウマーい!

さてさて。
今回、カウンターや店内の様子をバッチリと写真を撮りたかったのですが、
カウンターにお客さんがいっぱいいたので、
残念ながら撮れませんでした<m(__)m>
ですので、上の方にある『北地蔵』の文字をポチっと押すと、
ホームページ先にリンクしますので
ごらんになってくださいね。