数日前、娘の元職場の同僚が亡くなりました。
同僚と言っても私より少し年上の60代の女性です。
元職場の6人がとても仲が良く、退職してからも年に数回、女子会をしていました。
亡くなった方は、娘の子供たちの誕生日には必ずプレゼントをくれたそうです。
しばらく連絡が無いと思っていたら亡くなり、お葬式も一昨日終わったと他のメンバーから娘に連絡が入り娘がショックを受けました。
膵臓癌でした。
お葬式は済んでしまいましたが、昨日、仲間5人で待ち合わせてお焼香に伺ったそうです。
すると、ご主人が「死んでくれてホッとした」「悲しくもなんともない」「お返しが面倒だからお供えも香典も持ち帰ってくれ」と。
その後も亡くなった奥さんの悪口を散々聞かされて、皆、唖然として帰ったと娘から聞きました。
生前、どんな夫婦関係だったかは知り得ませんが、病気と闘うにも身近な人から支えてもらえず、さぞ辛かったのではないかと思いました。
娘からその話を聞いたせいか、急に「生前整理をしよう」と思い立って、昨日は夜遅くまで片付けました。
自分がもし突然死んだりしたら、夫や子供達が私の持ち物整理で何日も何日も明け暮れないようにしようと思い、まずは本から始めました。
昨日、娘がお焼香の帰りに寄ったので、もし売りたいなら売っていいよと、お雛様、カメラの三脚、整理した中で売れそうな本を持ち帰ってもらいました。
きょうは写真をどうにかしようと思っています。
私の昔のアルバムはすでに一枚一枚デジカメで撮ってハードディスクに保存し、アルバムはありません。その後は写真を撮ってもプリントすることは無くなりましたが、他の人からもらった写真などがたまっています。
写真を捨てるって抵抗がありますが、死んだら持っては行けないので、シュレッダーで切って捨てようと思います。
エンディングノートも書いておかないと家族が困りますよね。
ネットバンクの貯金とかは通帳が無いのでそのままになってしまうでしょう。自動引き落としでロト6を毎回200円ずつ買っているのですが、死んでからも延々と買い続け、何億も当たったりして。
まだまだ元気にあと20年は生きたいと願っていますが、もしかしたらそんなには生きられないかもしれません。でも、今この時を元気で過ごせていることはとてもありがたいことです。
生前整理を請け負う業者に依頼する場合もあるそうですが、元気なうちに自分でちゃんとしようと思います。