
今回は、今年7/6にリニューアルオープンした滋賀県草津市の琵琶湖畔に建つ琵琶湖博物館を紹介します。
京都駅から東海道本線のJR草津駅で下車し、近江鉄道バスに25分ほど乗車、「びわこ博物館」バス停下車で、琵琶湖博物館に到着です。
この博物館は、琵琶湖の生物について、充実した展示、体験ができる博物館として人気です。
博物館は2階建てで、1階から入っていきます。
まず、ディスカバリールームです。
ここでは、五感を使う体験を通じて子供と大人が学びと発見ができるエリアです。
巨大なザリガニ模型は、子供が腹部にもぐりこんだり、ハサミを動かすことができます。
次に琵琶湖の沖合を再現したトンネル水槽です。
フナ・マス・コイといった淡水魚からウナギ・ナマズまでを見ることができます。
トンネル水槽内では、「魚が聞いている音」が聞けるようになっており、まるで琵琶湖の水中を歩いているかのようです。次に水族展示室へ向かいます。
古代魚が泳ぐプールが見えてきます。
ここでは、まじかで古代魚の泳ぐ姿を鑑賞できます。
本物そっくりレプリカの魚があります。
魚の体表面には、本物そっくりの「ぬめり」があります。
博物館のリニューアルで淡水に生息するバイカルアザラシを水槽に展示しています。
話題になったバイカルアザラシ2頭の愛くるしい顔をじっくり見てください。
琵琶湖名物・鮒寿司のニオイを体験できるコーナーもあります。
次は、琵琶湖の小さな生き物たちを紹介するマイクロアクアリウムです。
カウンター上の顕微鏡をのぞくと微小生物の知られざる生態を見れます。
2階A展示室には、古代の琵琶湖にいた象の化石があります。
正面の全身骨格は黄河象の化石、右下は三重象の頭骨化石です。
2階B展示室には、江戸時代に湖上交通の主役だった丸子舟があります。
100石積(米俵250俵積)の大きさ木造船です。
この他にも琵琶湖の漁の方法や漁師の暮らしぶり、人の深い結びつきを学ぶことができます。
1階ミュージアムレストラン「にほのうみ」では琵琶湖のブラックバスを使ったバス天丼¥930など、地元滋賀県産の食材を取り入れた料理を味わうことができです。
特定外来生物で日本の在来種の被害を与えているブラックバスは、スズキの仲間で、食べてみると白身の魚で美味しいです。
今年8/17に日本で新種に認められたタニガワナマズが、この琵琶湖博物館で9/8~11/25に日本在来の3種のナマズとともに展示されます。
この機会に、琵琶湖博物館へ行ってみてください。
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