今回は、神戸にある鎌倉時代の武将:楠木正成(くすのきまさしげ)ゆかりの地を散策します。
まず、神戸の湊川神社を訪れます。
阪急高速神戸駅下車すぐに湊川神社があります。
湊川神社は、楠木正成を祀った神社です。
大きな境内には、楠が一面に植わっています。
楠木正成を祀っているため楠が植えられています。
楠木正成は、1336年湊川の地で足利尊氏と戦い戦死し、徳川光圀が墓を建立し、明治天皇が1869年に湊川神社を創建しました。
楠木正成のお墓は、境内入って右手に「嗚呼忠臣楠子之墓」という名であります。
社殿は、第二次世界大戦で全て焼失し、1952年に鉄筋コンクリート造で復興されました。
本殿以外も全てコンクリート製となっています。
本殿では祈祷が行われていて、巫女が舞っています。
参拝します。
境内左手奥には、駐車場があり、神戸の街中にある交通の便がよく近代的な神社です。
次に、湊川公園に向かいます。
湊川神社から徒歩10分ほどで到着です。
明治時代この地には、天井川の湊川があり、神戸市を分断していたため、湊川の流路を西に変更し、元の川を埋め立てた所が新開地となりました。
新開地の北の端に湊川公園ができました。
湊川公園には、楠木正成の騎馬像があり、勇壮な姿がご覧になれます。
像の周囲には桜の木があり、市民が花見をしています。
新開地の商店街が、この公園から南に伸びています。
この商店街は、川があったところに造られたため、商店街の道路は緩やかな傾斜となっています。
新開地商店街は、下町の歓楽街でしたが、20年ほど前からオブジェを並べ、ヨーロッパ的な商店街へと変わろうとしています。
今年は、神戸開港150年の年で、神戸市でいろんなイベントが開催されます。
新開地の歴史を訪ね、湊川神社、湊川公園を訪れてみてください。
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