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名古屋トヨタ産業技術記念館をめぐる旅

2015-03-15 10:03:19 | 創業者記念館
今回は、名古屋駅北東にあるトヨタ産業技術記念館をめぐる旅を紹介します。

JR名古屋駅から土日エコ切符600円を購入し、地下鉄に乗り、1つ目の亀島駅で下車します。東へ向かって5分ほど歩くと産業技術記念館に到着です。


まずトヨタグループ館に寄り、豊田紡績事務所を見ます。

その後、産業技術記念館に入ります。
この建物は、大正時代に建てられた赤レンガの紡織工場をトヨタの博物館にしたものです。


入館料500円ですが、土日エコ切符を見せると100円引きです。
大きなエントランスホールがあり、その奥に産業技術記念館の歴史などの説明があり、次に繊維機械館があります。


繊維機械館には、綿の糸を紡ぐ機械、布を織る機械があります。
綿花から糸を紡ぐ機械は実演があり、糸ができていく状況をよく理解できます。



次は、金属加工技術の実演コーナーです。
ここでは、鋳造や鍛造などの実演説明があります。

この奥に自動車館があります。
自動車館では、自動車技術の進歩を「材料試験室・試作工場」「自動車のしくみと構成部品」「自動車技術」「生産技術」の4つのゾーンで紹介しています。


まず材料試験室があり、次に試作工場があります。

エンジン試作では、鉄を溶かしエンジン部品を試作していった状況を人形で再現しています。トヨタが苦労して外国のエンジンを調査して独自の製造技術を開発していった状況が伝わってきます。自分もエンジニアであったため感動します。

次に、トヨタ初の乗用車の試作車「A1型」のボデー試作の様子を紹介しています。
実物大の木型があり、木型に合わせ鉄板をたたいて木型に合うようにし、ボデー外板を製作していく状況をビデオで見れます。まさに職人技です。


次は、エスカレーターで2Fに行きます。
ここでは、最初のトラックG1型、乗用車A1型の開発を新聞やビデオで見れます。

トヨタの社名が、最初はトヨダでしたが、クルマの製造を開始する時には、トヨタに変更した理由を説明しています。
理由は、濁らない発音が良い、会社名は個人名と区別すべき、トヨタは8画でハと書き末広がりで縁起が良い という3つです。

次に、自動車のしくみと構成部品が広いスペースに展示されています。
ここでは、自動車の基本的なしくみとともに、エンジン、トランスミッション、ブレーキ、ステアリング、シャシー、ガラス、ボデー、ランプなど、車を構成する部品の技術の進歩をわかりやすく展示しています。ボタンを押すと、その機構が展示物が動いて説明するものがあり、自動車の基本システムを理解できます。


2Fからは、1Fを見渡せます。
自動車館全体の大きさが把握できます。
モーターショーの館を少し小さくしたくらいの広大な大きさです。


次に階段で1Fに降りて行きます。
まず、乗用車AA型があり、その奥に組立ラインが再現されています。
AA型の横には、トラックGA型が展示されており、さらに歴代の名車も並んでいます。

組立ラインの隣には、エンジンの製造方法を人形が再現しており、説明員も説明してくれます。

その奥には、自動車生産技術の変遷があり、巨大なプレス、溶接機械、塗装、自動組立機 などが見れます。


自動車館の奥に別棟で創造工房があります。


ここでは、いろいろな機構をモデルでわかりやすく展示しており、
週末にはワークショップで子供向けに技術の説明がなされています。

自動車館にもどり、わくわく体験コーナーへ行きます。
ここでは、携帯電話の自動車ストラップを小中学生向けに製作する場所で、お子さんたちが製作しょています。

自動車館を出るとロボットのバイオリン演奏が南入口付近で3回演奏されます。
人気があり、人だかりになっています。

この産業技術記念館には、図書館、テクノランドが無料で利用できます。


正面下車玄関から出て名古屋メーグルバスに乗ると名古屋城へ行けますので利用ください。

産業技術記念館は、自動車の技術について非常にわかりやすく紹介した博物館です。最近は、海外からもツアーバスでたくさんの旅行者が訪れています。
見学には、2時間は必要です。
安くて自動車のこと繊維機械のことがよくわかるトヨタ産業技術記念館にお立ち寄りください。

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