ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

室蘭岳3往復+カムイヌプリ 平成22年11月13日(土)

2010-11-14 14:02:18 | 道南・夏山
 自分の持ってる20年以上前の夏山ガイド1巻(1989年)を見ると、行ってない山がまだ結構あります。
 室蘭岳、カムイヌプリ、オロフレ山、来馬岳、朝日岳、夕日岳。(オロフレは冬に途中敗退)
 ちょっと行ってみようかな・・・という気になりました。

 前日の金曜日にネットで検索して、ほかの方のブログを見ると室蘭岳はあまり雪がなさそうです。
 そして室蘭岳には白鳥ヒュッテから、3つのコースがあるようです。
 せっかくなので、今回は室蘭岳の3コース全部と隣のカムイヌプリを歩くことにします。



 高速を使って行くと・・・まちがって伊達まで行っちゃいました(涙)
 
 すぐに戻って迷いながら、なんとかだんパラスキー場に到着。
 まずはいつものように麦汁をいただきながら準備します。

↓駐車場にある登山案内板。


 今日は風も強くて寒そうなので、冬のジャケット・ズボンと一応ツェルトなども持ちヒュッテに向けて出発。
 この時期なのに前には2名が歩いています。
 人気の山なんですね。



 数分で白鳥ヒュッテに到着。
 名簿記入でちょっと列が(笑)



 自分も記入してトイレ&麦汁タイム。
 今飲まないと帰りまで醒めませんので、またヒュッテ前で飲みます。



 で、うまそうに麦汁を飲んでいると、後からやってきた自分より年上の女性の方に苦笑されます。
 「帰りまでに醒めるように・・」と言い訳すると「気付け薬ね」とか言っていただきます(汗)
まあ、実際このあと帰るまで8時間ぐらいあったので・・・OKです!

 で、今日はヒュッテを登山口ということにして、ここから3往復を始めることにします。
 まずは、西尾根コースへ向けて7時9分、出発です!


【1本目 西尾根コース】

 このコース、一度下って渡渉してから上りになります。
 今日も先が長いので、まずは抑え気味に歩きます。

↓渡渉地点。先ほどの女性が前に。


↓渡渉点からは上りの樹林帯を進みます。


↓高度が上がると海がきれい。


↓笹の中の登山道の感じがいいです!


↓鐘が見えました・・・山頂です!


 山頂には8時3分到着。54分かかった計算です。
 ここは今日あと2回来るので、1回目はあっさり下山します。

 ヒュッテには8時48分到着。
 スポドリを飲んでちょっと休憩。
 ちょうどいい時間なのか、たくさんの人がやってきます。


【2本目 水元沢コース+カムイヌプリ】

 今度は人の少なそうな水元沢コースに出発です。(8時52分) 
 ヒュッテから夏道を登るとすぐに分岐点です。



 そこからスキー場の横を通って、どんどん下って行きます。

↓スキー場の横の道。海が見えていい感じのスキー場ですね。


 下りきると渡渉ですが・・・結構水量も川幅もあるので慎重に渡ります。 



 このコース、森の中を歩いたり、川を渡ったりと変化があって楽しいです。

↓針葉樹の中を歩きますが・・・気持ちいいです。


↓きれいな川を何度も渡ります。


↓カムイヌプリの分岐からは室蘭岳の堂々とした姿が。ここからまだ結構距離ありますね。


↓2度目の山頂です。


 山頂には1時間18分かかった10時20分に到着。
 結構時間かかっちゃいました。

 山頂ではおにぎり食べて7分ほど休憩。
 ちょっとゆっくり来たので、ここから少しだけペースを上げます。

↓カムイヌプリの方。目指すのは真ん中の山?


 トコトコ下って、分岐点からのなだらかな道を早足で進みます。
 そして最後に岩の多いピークを2つほど越えてカムイヌプリ頂上へ(11時12分)。
 ・・・ここは景色のいいところですね!!



↓海がキラキラ光ってきれい。


↓室蘭岳が見えます。


 男性2名が休憩中でしたが、なんとなく落ち着かないので3分休憩で下山することに。
 そしてここからは後半戦ってことで、ところどころ走りも入れてペースアップします。

 で、下山していると女性の3人が急斜面でなんかやってます。
 お話を聞くと、コクワだそうです。
 発酵して茶色になってますが、いわれてみると確かにあたり一面いい匂いが。
 集めて洗ってジャムにするそうです。



 道を開けていただいて、自分はヒュッテへ。
 このコース、帰りの登り返しが結構長くて疲れました。

 ヒュッテには12時29分に到着。



 ここでしばらく休憩することにします。


【3本目 夏道コース】

 ヒュッテ横で、たくさん水をいただきます。
 冷たくてうまいです。



 ペットボトルに汲んでる人もいたので、自分も3本目用に少し汲みます。
 で、残りのおにぎりを食べて約15分休憩した12時44分、最後の夏道に出発です。

 少し進むと鳥居が。
 「室蘭岳水神社」と書いてあります。



 登山の安全を祈願するようなことを書いた看板があったので、手を合わせます。
 
 で、このコースはほかのコースと違い、石もちょっと多くて歩きにくい感じですね。
 しばらく進むと白樺の林に入りますが・・・なんかすごい!
 圧倒的な本数で白樺が迫ってくるような感じで・・・本州の方とか喜びそうです。



 林を抜けるとまた海が。
 室蘭岳、どのコースも海が見えていい山ですね。
 


↓登山道の石にこんな表示も。


 3度目の山頂には13時28分に到着。
 44分かかった計算です。
 山頂には若い男女5人のグループと、単独の男性が。



 で、ちょっと鐘を鳴らしてみましたが・・・いいことあるんでしょうかね(笑)



 最後なので、景色をあちこちよく見て、写真撮影して13時32分、下山することに。

 やや早足で下りていくと、先に下りた若いグループに追いつきます。



 いちばん後ろのにーちゃんが、力を余しているのか楽しいのか、スキップしてるのが新鮮でした(笑)

 しばらくそのグループにストーキングしていくと、「先行きます?」と後ろのにーちゃんが言ってくれます。
 「ありがとうございます!」と言ってスピード上げて追い越そうとすると・・・
 前の方のねーちゃんが気付いてなかったのか、突進してくる自分にきゃ~!っと驚いて飛び跳ねてよけます(汗)
 ・・・驚かせてすみませんm(_ _)m・・・襲うつもりはないので(笑) ←ホントはあるかも(爆)

 で、ここから追い越して勢いがついたまま駆け下ります。
 結構疲れてますが、もう足を温存しておく必要もないんで、危険のない程度までスピードを上げてみます。 
  
 ヒュッテには13時56分着。
 下りは途中から飛ばしたので24分しかかかりませんでした。
 でも・・・疲れた(笑)

 7時過ぎにスタートして、2時前に終了できました。
 3時は過ぎるかな・・・と思ってたので、自分としては思ったより早かったです。

 最後にヒュッテをのぞくと、夏道の途中ですれ違った若い外人の男女ほか5人くらいが。
 なんか、イングリッシュを使用して会話しているようなので、そのまま中に入らず退散(苦笑)
 英語、話せるといいですね。

 駐車場に戻ると・・・このあたりも広い芝生とかあってきれいな場所です。



 室蘭岳、3つのコースそれぞれ特徴があって、楽しめるいい山でした。
 登山道はとってもよく手入れがされていました。感謝。
 次来る時はカムイヌプリの方から来てみたいと思います。


 GPSトラックです。
 地図は上に入れたので鳥瞰図とグラフを。


※登山口には室蘭インターから左(札幌側)に向い、スキー場の看板から左に。


※駐車場からヒュッテまでの行程はカットしてあります。それを加えると沿面距離で26Kmくらいに。

 累積標高が3000m以上もあったのは驚きでした。

 行程整理して載せときます。

 ・西尾根コース (ヒュッテ)7:09-(山頂)8:03-(ヒュッテ)8:48
 ・水元沢コース+カムイヌプリ (ヒュッテ)8:52-(山頂)10:20-(カムイヌプリ)11:21-(ヒュッテ)12:29
 ・夏道コース (ヒュッテ)12:44-(山頂)13:28-(ヒュッテ)13:56

 

 帰りは苫小牧でケンタッキーを買って、車の中で食べながら帰りました。
 うまかった・・・!




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8 コメント

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うわ~!!! (ぴよしろう)
2010-12-04 23:08:45
ほんとに!?
しばらく気付かなくてごめんなさい!
まさか見つけてコメントいただけるとは・・・!
なんかうれしいですね。
で、若い男女のグループで登山・・・楽しそうでいいなあ、ってうらやましく思ってました(笑)

また、会えるといいですね。
ここにもまた寄ってくださいね。
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うしろのにーちゃんでーす! (うしろのにーちゃん)
2010-12-01 23:47:07
この日下山の際にスキップしていた者でーす!
あれが3本目だとは全然見えませんでした・・・底無しの体力っすね!!!
 またどこかの山でお会いできることを楽しみにしています☆
返信する
nabeさん (ぴよしろう)
2010-11-15 18:41:23
そうなんです。
下山後のケンタッキーはうまいです!
富良野のケンタッキー、結構行きましたよ~!
開く前から前で待っててプレッシャーかけたら開店時間前に開けてくれたこともありましたね。
富良野ケンタッキー万歳です。
・・・ただ、閉まるのが早いんですね。あそこ。
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北のかもしかさん (ぴよしろう)
2010-11-15 18:38:25
・・・何を言ってるんですか(笑)
麦汁関係なら脱帽もわかりますが(爆)
先週と先々週の麦汁ランニングが功を奏したのか、前より少し楽に歩けたような気がします。
でもまだまだ鍛えないと・・・目標は遠いです。
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Unknown (nabe)
2010-11-15 02:16:54
それぞれのコースに特徴があって面白そうです!海が見えるのもいいですね!
下山後の肉は本当に美味しいですよね(^^)
お疲れ様でしたー!
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さすがですね。 (北のかもしか)
2010-11-15 00:04:13
体力に脱帽です。
足下にも及びません。
今度、爪のあか下さい。
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tarumae-yamaさん (ぴよしろう)
2010-11-14 20:36:40
室蘭岳、天気予報が急に良くなったこともあり、前日になって急遽行くことを決めました。
ローランドさんのことも頭にあって、雪の状況をメールで聞こうと思ったりしたのですが、なんせ前日の夜なので・・・。
さらにお誘いするのもローランドさんにとっては地元の山ですから「案内しろ」みたいものなので・・・今回は無断で縄張りを荒らすことにしました(笑)
「なかよし」さんも現地で思いついたのですが、確か室蘭には複数のなかよしラーメンがあるはずで、今回は場所を調べてなかったのであきらめました。
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ローランドさん (tarumae-yama )
2010-11-14 19:30:42
おお~、またまた凄いことやりましたね。
室蘭岳といえば、ローランドさんが一緒したかったのではないでしょうか。
そして下山後、HYMLのなかよしさんのラーメンは外せない?
私はまだ食べに行ったことがないので、今度室蘭岳とセット出かけたいと思います。
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