ぴよしろうの半日登山

家からわりと近場での、軽登山を続ける私、「ぴよしろう」の記録です。麦汁登山は・・・危険ですのでお勧めしません(苦笑)

紋別岳 まさかの敗退 平成22年2月20日(土)

2010-02-21 21:13:26 | 支笏湖周辺・冬山
 天気予報が悪いので、今日は山には行かないつもりでした。
 でも、朝起きると、めちゃくちゃ天気いいです!
 なので、先週行ったお手軽な紋別岳で、今度は違うコースを滑ろうということで出発します。
 
 9時過ぎに登山口到着。
 で、先週と比べると・・・あれれ、雪が増えてます。

 なので、今日は軽アイゼンではなく、最初からGASPOの1mスキーを履くことにします。

↓登山口です。



 進んでいくと、結構雪が深いです。
 このあたり、結構降ったんですね。
 先週とは全然違って、めちゃめちゃ雪積もってます。



 途中、風で消されたのか、トレースの消えているところもあります。
 ラッセルすると、結構重い雪でつらいです。



 で、300mほど進むと・・・げげっ、トレースがありません。
 消えたのではなく、ここまで来た方も重たいラッセルに嫌気がさしてUターンした様子です。

↓Uターンの後。



 ガ~ン!ショック。

 で、仕方なく泣きながらラッセル開始です。

 で、しつこいようですが重たいです!今日の雪。
 ひざ下10cmですが、表面がちょっと硬くて、もう砕氷船ガリンコ号状態です。(←ちょっとおおげさ)
 もう、あっというまにへばります。
 
 で、しくしく泣きながら進んでいくと・・・後ろからスノーシューの方が来ます。
 なんかまだ若い方です。
 苫小牧に住んでる方で、自分と同じく雪が少ないだろうと思って来て、予想とのギャップにめまいしてる状況のようです。
 で、その方と交互にラッセルすることに。

 ちょっと救われましたが、まだまだ2人ではきついです。
 あと3人ぐらいでラッセル交代できるといい感じですが・・・。
 それでもちょっとお話しながら進むとうれしいですね。

 苫小牧の方、普段はテレマークスキーをやっているそうです。
 去年この山がとっても楽だったので軽い気持ちで、長靴にスノーシューできちゃったそうです。

 で、やっと支笏湖が見えるポイントに。



 ここで小休止してまたしばらく進みますが、なんだか天気が怪しくなってきました。
 どうやら天気予報どうりです。
 
 そしてこの感じだとまず体力的に頂上まで行くのは無理です。
 で、苫小牧の方も天気の悪い中でのラッセルは嫌いです、とのこと。
 まあ、確かに(笑)。

 自分も明日はtarumae-yamaさんと樽前山に行く約束をしています。
 なので無理せず下山することに決定。

↓最終到達地点での写真。



↓先に下山する苫小牧の方。



 下りのスキー、雪がめちゃめちゃ重いので、トレースを外れて雪に突っ込むと、といきなり停止します。
 ただ、トレースを滑るだけで、スキーも楽しめませんでした。
 しくしく。

 途中、山スキーの方が上がってきます。
 トレースがないのは苫小牧の方から聞いたようですが、行ける所まで行ってきますと話してました。
 こうやって少しずつトレースができていくんでしょうかね。
 健闘をお祈りします。

 で、途中で苫小牧さん(←勝手に名前つけちゃいました)を抜いて駐車場へ。

↓下山してきた苫小牧さん。



 なんだか予想と違ってがっかりでしたが、苫小牧さんとお話しながら登山できて、ちょっと救われた感じでした。

 GPSログです。
 たったこれだけしか登ってません(笑)。

  
 


 それでも帰りはケンタッキーに寄り、ちょっとだけ幸せな気分に。

 で、明日は樽前ですが、今日の雪の状況を見て心配になります。
 う~ん。
 先月のリベンジ、できるのかなあ。

コメント
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