あれから

13年、ですか。阪神大震災の記憶が生々しく・・・というほど私は被害を受けたわけでも、誰かをなくしたわけでもありません。すんでいたのが大阪でしたからね。ただ、あれくらい大きな地震にあったことはこの13年間にはありません。
　以前住んでいたマンションに至る所に軽度の亀裂が入ったり、棚から食器が落ちて割れたり、額縁も木っ端微塵で、本棚の本は落下して散乱。呆然としながら小学校に向かった記憶はあります。
　今でも震度１程度の地震であっても恐怖を感じます。ちゃんと防災と、いざとなったときの備えくらいはしとかなければと思うのですが、やってません；大学の講義で、東海地震と南海地震（ついでに言うなら富士山噴火も含め）が同時に連鎖して起こる可能性とか、その威力について先生が喋るのを聞いているだけで怖かったものです。ああ、そんな未来は考えたくない、そう思って確実に来るだろう大地震からは目を逸らしているのだと思います。
　失われた命や財産、残された命や哀しみ、私はそのほんの一部しか知りませんが、改めてあの日を思い出し、また未来への備を考えてゆくことで追悼に帰ることができればと思います。

　そんなわけで（嘘。理由はただ行きたいから）。明日WSSに行ってきます。花田マリアか・・・阿久津トニーと声の相性がよければそれでいいことにします。
　会社は普通の勤務時間に変えてもらえたので、定時に上がれば余裕で間に合います。余裕過ぎて悲しいので、30分くらい延長してから劇場に向かおうと思います。