日記

日々の雑記にございます。

NP22 傍観者の戯言

2011-11-29 22:45:25 | ネイビー・プロジェクト
NPではないのですが、内容がネイビーに終始してるので一応カテゴリ分けておきました。
その内容ってのもノポの主観で語る何か面白くないものです。あと海軍シリーズ未読の方はネタバレ注意。
姉にネタバレ怒られたら消えます。

まず海軍シリーズってほぼ姉が単独で制作したものあって、共同管理人(?)のノポはほとんど関わっていないのですよね。初期プロットとかギャグシーンとか脇キャラのキャラ付けとかには微妙に噛みましたが…。草創期のプロットって今と全く違うんですよね~…確かスキンブルとかその他何名かが途中で命落としたり、かなり悲劇要素濃かったような。あと現在で言う第三章の部分はまるまる無かったはず。だから出来上がりを読んだ時は全く知らないストーリーでした。
つまり海軍シリーズは姉の作品であって、ノポが何を語ろうと描こうとそれは海軍シリーズの二次創作って域を抜け出さないのかなと。だからこれも一読者の戯言な訳です。

で、何で今更海軍語るかっていうと昨夜、深夜のテンションで一気に読み返したからっていうどうでもいい理由(爆)
シリーズ読まれた方にはそれぞれ好きなキャラがあるかもしれませんが、ノポはジンギス、ジェームス、サラクら過去の英雄たちが好き。いや奴らが好きというか、奴らの背景にある何か…歴史の渦に呑まれながら正義と悪に道を違えた切なさみたいなのが好き。ていうか切ないのが好きなだけだわ多分。そういう題材って読者的には捏造妄想心を掻き立てられますから……特に英雄組(ジンギス、ジェームス)については本編での記述が少ないので妄想し放題な訳ですね。

ギルバートたちの部族にとって、ギルが生まれた時代にジンギスは最早復讐の象徴でしかなかったように見えます。
本編見てるとギルも部族民も「僕らの」「我々の」恨みだ、と語っているようなので、決してジンギス個人に復讐の理由を擦り付けてはいないのですけれども。それでもジンギスが討たれたことの復讐心から始まった。ジンギスから始まった。だから部族の民の声はジンギスの言葉となって子孫やギルバートに届いたのではないだろうか……本人の意思がどうであれ。だからギルが出生した時から聞かされてきた「ジンギスの末裔よ、復讐を」というような言葉は、亡きジンギスの言葉…つまり亡霊のようなものとなってギルバートにとりついていたんじゃないかと思ったのです。ずっとずっと長い間。そして色々あって「僕もようやくジンギスの末裔ではなく、ギルバートという名の男として生きられます。」という台詞を見た瞬間に私の何かが弾けて上の汚いラクガキが生まれました。
そうすると今度は、ジンギスは死ぬ間際に何を思ったのだろうとか考えるんですね。当の本人は復讐なんか望んでなかっただろう、とは決して言えない状況なのですよねこれが…。汚い騙し討ちにあって、志半ばで息絶えた無念がいかほどのものだったか想像してみようとすら思えません。倒れてしばらくは息があったとのことなので、その間彼は仲間に何を語ったのか…。その瞬間に歴史の理を理解して「シャムを恨むな」とか言ったと思えない(爆)言ったとしたらもっと部族は違う結末を迎えてたかもしれない。若しくは言ったかもしれないけど、周りの連中はどうしてもシャムを許せなかったかもしれないし、権力派閥闘争みたいなんあってジンギス指示派が負けたんかもしれん。そんなことより子どもや仲間に対する感謝の言葉だったかもしれないし、息はあったけれども喋ることなく逝ったかもしれない。私が海軍話リクエストするとしたら、この辺の外伝かな…。
あとジェームスのこととか色々感想あるけどなんかもう文章にすんの無理。上の文章だけで既に大分ごっちゃりしてるし。やっぱノポは字じゃなくていつか絵的なものに助けてもらいながら何か語ることにします。二次創作ひゃっは!厳密には二次創作の更に二次創作だけどね…。


以下拍手レスになります。

>> Mさま
アンケートご協力、改めましてありがとうございました!そう、マントとか仮面手に持ってるとか、普段とちょっと違う物って描いてて楽しいですよね!でも黒マキャってどう見ても猫に見えな(ry
頭部だけ黄でも雰囲気伝われば良いような気もしますしね(笑)何か良い方法見つかったらまた黄マキャに対して情報交換致しましょう。私ものんびり描き方研究します。まぁ最後まで黒っぽい雰囲気の黄マキャで突き抜けそうな気がしますが(笑)


>> Nさま
なんかあの、正直前半の部分凄すぎてコメントしてはいけない気がしたのでレスは姉に任せます(笑)海軍が熱いって今上に書いたばかりなのに…。言葉も文章も拙くてすみません。感性だけで生きてる人間なので実際喋っても、えっととかあのとかばっかり言ってますが、結局文字にしたところで変わらないことに最近気付きました(オイ)
そんな…ジェリー好きとか言っていただくと調子に乗ってまた増やしてしまいます。放っておいても増えるのに。去年ジェリーばかり増やしすぎて姉にそれとなく自粛を言い渡されていたのですが、ではそろそろ解禁ということで。コリコとジェリーとか大好物すぎて増殖余裕です。なんだかテンション上がりましたありがとうございますvそれにしても、こちらの嗜好まで把握してコメントくださってます?Nさまから紡がれる言葉一つ一つがいつも、私たちを元気にする魔法の呪文のように思えてなりません…。
コメントありがとうございました!


ノポ@Jellicle Banquet

NP21 コリコパット(Coricopat)其ノ弐

2010-10-28 03:44:26 | ネイビー・プロジェクト
「惨いことだな。こういうことも、海で戦い、海で生きる中ではありうるということか。
 亡くなった者たちが安らげるよう、君たちは精一杯生きることだ」

「はい。隊長たちの魂は、海の神様が安らかなところへと導いてくれるって俺は信じてます」

(嵐の航海/仮/第5話「出会いと別れ」より ※本編ではありません)

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まさかのコリコ第2弾。
主要キャラだから、という訳ではなくこの絵を作成してた当時、気紛れで2パターン描いたからです。どうやって使うかは全くの無策でしたが、2回に分けてみることにしました。手探り状態は続く、っと…。
今回はキャラ紹介というか「嵐の航海語り」ですかね?

コリコパット(本編開始前)
階級:なし
所属:士官学生(2年)
   第一艦艇部隊整備士補佐
年齢:17(人間年齢換算)

それは、ギルバートが隊長に就任するよりもずっと前のお話。
隊長補佐官として海上研修に出たギルバートと第一艦艇部隊は、その夜嵐に見舞われます。しかし本当におそるべきだったのは、嵐と共にやってきた惨劇でした。
部隊はほぼ壊滅。その中で
一命は取り留めたものの、仲間の為に傷ついた戦士たち
助けを呼ぶために信号を送り続ける通信員
傷ついた仲間を癒す医者
傷ついた船を守る整備士
そしてそれらを導く者
たった6名生き残った者たちが命懸けで足掻きます。

去年の3月にそれのイメージイラストを上げたことがあったようで(って他人事か)、「何故彼らがギルと運命を共にするようになったのかっていうお話」と語っていますが……厳密にはそのようであり少し違うようです。何故なら、当時のコリコたちは既にギルバートの目的を知っていたのです。いや、コリコはどうだろう……ただディミータは確実に知っていました。
ただコリコに関して言うと、本編で

 初めて航海に出て、その時に初めて仲間を一度にたくさん失って。
 カーバは知らないだろうけど、ギル隊長がずっと生き残ったみんなを支えてた。
 ---
 隊長が言ったんだ、今の部隊を編成するって決まった時にさ。
 誰も失わないって、そう言ったから俺は隊長について行くって決めた。(「講師」より)

と語っているので、この経験が影響していることは確か。部隊が一緒になってからギルがコリコに目的を打ち明けた可能性はありますね。そんな細かいところまでは流石に把握してないですハイ。嵐の航海時はコリコは無垢な学生だった訳ですから…ギルの目的がどうこうというよりかは、コリコはみんなの鎹のような役目だったのでしょう。
ディミ、ランパス、カーバ、カッサ、ギルそれぞれと個人的に繋がりのあったコリコが、それぞれの出会うきっかけになったとかだったと思う。ちょ、肝心なトコ覚えてねー。でもコリコであの6名が繋がったのは、そうだったと思う。それ語ろうとするとつまり「嵐の航海」よりも以前でかつ番外編ってことになるのか……無理ぽ。
この航海はディミ、ランパス、カーバ、カッサにとってもギルに付いていこうと思った大きな経験には違いないのでしょうが、それまで無邪気に潔白に育ったコリコにとっては、人生観変える程大きな経験になったはずです。何度も作中で、これを糧に最高の整備士になってみせると誓っていますし。そんな訳でコリコの回で嵐の航海語りさせていただきました。
ランパスらは軍に存在する目的とか結構ハッキリしてるんですよね。でもコリコは本編であまり語られない……だから番外編使って語った…そんなカンジにも見えます。
とまあここまで書いといてこのお話は掲載されてないってオチですね。
確か以前は2章の途中に放り込むとか言ってたような…?いつか上がるといいな。
てか上がらんかったらこの回空振りすぎる。

そういやシリアスシーンだけどディミが盛大に愛の告白するシーンがあります。珍しく海軍シリーズにおいて「女性」を感じたので。あ、でもコリコとバブの超可愛いシーンも本編であるんでねすよねー。コリコはどうも鈍感さんなので、はてさてどうなるのやら…。
ちなみにコリコは生まれ変わったら、海になりたくて
バブは生まれ変わったら空になりたいと思っています。

ところで前回の姉の記事……
絵文字デカすぎてウケたwwwwwwww


ノポ@Jellicle Banquet

NP⑳ コリコパット(Coricopat)

2010-10-23 20:55:15 | ネイビー・プロジェクト
信じてもらうとか、大切にしてもらうとか、全然当たり前じゃないんです。
でも、隊長は当たり前のように俺たちを信じて大事にしてくれました。

(第三章19話「守護者たちの挽歌」より)

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NP第7弾は、またまたギル部隊初期メンバーのコリコパット。
序盤でランパス以外全員出てくるっていうカオス。

コリコパット(略称:コリコ)
正名:コリコパット・L・グランデル
階級:軍曹
所属:第一艦艇部隊整備士
年齢:22(人間年齢換算)
武器:長剣

ギルバート部隊が編成された事情や、部隊内での彼の位置づけ(ムードメーカー的な意味で)を見ていると、どう考えてもこの子はこの物語になくてはならない存在です。キーキャラと言っていい。
でも本編での扱われ方が微妙!
一章序盤は空気→グロール戦で負傷して戦線離脱→二章では登場回数一回→三章の中盤辺りで復帰(だか爆睡シーン)→そして……。

上の台詞抜粋した話ですが、三章19話とか完全にクライマックスです姉さん。しかし裏を返せば、一連の騒動が落ち着いた後にスポットが当たるということですかね。あとギル隊編成の事情に絡んでくると言いましたが、物語は部隊編成後、グロールタイガー討伐寸前から始まるので、編成前の話はほとんど語られておりません。嵐の航海があったという話は前々回くらいからちらほら書いてはおりますが。そういやコリコの時に語るとか言ってましたよね?まぁそれは後にして。
という訳でして、コリコは本編では御目にかかれない無駄設定の宝庫になっております。

まず生まれは不明。本人談では「海から生まれた」とのこと。
幼い頃に、波に攫われ漂流していたところ…か、流れ着いたところを海軍に保護され、そのまま軍の孤児院で育ちました。いつも海がある環境で自由奔放かつ明るく元気に育った為、海に関するあらゆる知識を持っています。海は友達みたいな。そのため周囲からは「海の申し子」と呼ばれておりました。
孤児院のアスパラガス先生からは、海に関する役立つ知識のほか、海にまつわる神話等も沢山聴かされています。ガス先生によると、海には守り神がいて。その偉大なる名はオールドデュトロノミー(この辺マジで本編とは一切かすりもしない無駄設定)デュトロノミーの名はおそらくシャム国中に広く知られる存在なのでしょう。日本でいうかぐや姫くらいのメジャーな神話か童話に出てくるのでしょう多分。ノポの勝手な解釈によると。そしてガス先生によると空にも神がいて、名はグリザベラというそうです。が、航海天文学史のバブですらその名前は知らなかったという、本当に存在するのか怪しいくらいの神話を沢山コリコは聴いて育ちました。
ただ、孤児院で育ったというのに正式名称が何故か貴族の様…。
その理由は三章の後半で明かされますが、それまで本人はファミリーネームなんか知らなかったはず。
三章21話は珍しく完全にコリコのお話なのです。ちなみに本編でもファミリーネームが出てくる訳ではありません。全キャラに共通して、それは後から作られた無駄設定。

それから本編に少しふれていくと…。………。あんまり言うことは無いのですが(酷)、彼は恐らくムードメーカー。彼の明るい声に隊員たちが無意識に「平穏が一番」だと実感する場面がちらほら。カーバ曰く、コリコの脳内はお菓子でできている、と言わしめた程の楽天家です。
あと参謀本部特殊工作員のパウンシヴァルと親友のようで、彼の力で物語が大きく動くシーンがあります。パウンとの友情が他で語られるシーンはありませんが、恐らく学生時代からの縁なのでしょうね。
とまぁ…ぶっちゃけあんまり語る部分が無いと。
コリコはギルにとても近いところにいるのに、ギルの目的を知っているのかよく判らない位置にいます。いや多分知ってますが。カッサやカーバの様に直接相談に乗るシーンもなく。ランパスのように隊長の剣や盾になるでもなく。ただそこで笑ってる大切な仲間…みたいな。不思議な存在です。
この子の出番はやはり、三章の19話以降…そして本編開始前の「嵐の航海」ですね。

あれ、そういや嵐の航海に関しては…?





ノポ@Jellicle Banquet


NP⑲ カッサンドラ(Cassandra)

2010-05-30 01:40:37 | ネイビー・プロジェクト
「カッサンドラさんにはきっと、隊長を守りたいとても大きな理由があるのでしょうね。」

(第二章6話「星の光が示すもの」より)

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NP第6段は、ギルバートの片腕カッサンドラ。

カッサンドラ(略称:カッサ)
正名:カッサンドラ・ウォーリンガー
階級:少佐
所属:第一艦艇部隊通信員
年齢:31(人間年齢換算)
武器:軍支給の正剣

カッサンドラはギルバートの副官として、ブレーンとしてそばに控えているシーンが目立ちます。ただ、副官であって部隊の副隊長ではありません。
地位は少佐なので、既に一群を率いていい資格のあるカッサですが、ギルバート大佐の副官に甘んじているのにはやはり彼女なりの理由があるわけですね。だいたい大佐の副官に少佐がいる部隊とか普通に考えたらおかしいですしね。
生まれは…なんだろう。普通の家?です(爆)幼い時に戦火に巻き込まれ、両親・祖父母・兄妹を皆失っています。ただひとり、行方が分からなくなった弟を除いて…。

上でシラバブが語っている通り、カッサンドラには隊長を守りたい大きな理由があります。まあそれは秘密でも何でもなく、二章の「胸に秘めた誓い」で語っていますが(え)
カーバの巻で散々語ってから気付いたのですが、このひとを助けたい・隊長を守りたいという想いって、部隊のメンバーはほとんど共通して持っているんですよね。カーバやカッサだけじゃなくて。ただ、カーバ・カッサ・コリコ・ディミ・ランパスが他と違うのは、その想いが一方通行じゃなくてギルからも「共に闘う仲間」とされているかどうか、だと思います。特にカッサに関してはギルからのラブコールが激しい。
姉にはそのつもりが無かったらしいのですが、そういう目線でみるとそうにしか見えなくなってくる発言がちらほら。「胸に秘めた誓い」では双方の熱い想いが綴られています。特に気になったのはコレ↓

・傍にいてくれませんか。僕の大切な存在でいてください。

すまん……プロポーズにしか聞こえない。
実際にはそんなシーンじゃないです。しかもこのシーン、二章クライマックスの「海賊の掟」へと続くものだった。そうか、プロポーズのようにして印象に残したのですね(違)
ちなみにギル君はある女性に猛烈片思い中なので、カッサへの告白ではない…はず。

それから彼女も「嵐の航海」で大きな影響を受けているひとり。
戦火で家族を失って、嵐で仲間を失って…惨劇を見続けた彼女が目指すものは一体?そんなお話。…違うか。
嵐の航海については次回のコリコパットで。紹介するって言っても、なんだろう…粗筋でも語るんだろうか。その日の自分の気分に任せます。てか「嵐の航海」は題名じゃないです。姉がもっとセンスの良い題名にするはず。ね?笑

あ、カッサについてはどーでも設定がほとんど無いめずらしい猫です。
そんな訳で本日はここまで。

ノポ@Jellicle Banquet

NP⑱ カーバケッティ(Carbucketty)

2010-05-26 19:24:19 | ネイビー・プロジェクト
「じゃあ、ジンギスが大悪党っていうのは嘘なの?」

「嘘と言い切れるかはわからないけど、
 一国の主に請われて海を治めた男が悪いばかりだったとは考えにくいだろう。
 要は、その男を倒したのがどこの国で、俺たちはどの国から歴史を学んだかってことだ」

(第一章2話「陥穽」より)

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NP第5弾にして物語の格に近い(?)猫登場。
正確には、台詞は「陥穽」のものですが、絵はグロール戦においてまさにグロールに斬られたシーンであります。
台詞と表情があっていないのはそのため。

カーバケッティ(略称:カーバ)
階級:准尉
所属:第一艦艇部隊参謀
年齢:35(人間年齢換算)
武器:双剣

彼は作者の代弁者として、さらに状況の説明役として大量の台詞を喋ります。
一章のグロール戦で負傷してからというもの、本部に置き去りにされるので復帰まであまり出番はありませんが。ただ、置き去り中でも「講師」や「権謀」で一瞬スポットが当たった際には、ここぞ!とばかりに喋りまくります。
特に「陥穽」なんかは、まるっと全部作者の歴史観を語らされているのでは…。大変地味かつあまりにも序盤すぎるので印象に残らない話かもしれませんが、ここはカーバ名言の宝庫になっております。

そんな彼ですが、ギル隊長への忠誠心は並々ならぬ想いがあります。忠誠というか、「このひとを助けたい」といった方が近いか。そう思うに至ったいくつかの要素をざっくり以下で紹介。

「このひとを助けたい」理由①
・少数民族の出身
これはもしかしてさっそくNGか!?(ネタバレ的な意味で)姉に怒られたら消えます。
少数民族は、カーバ・ギル共にであります。「講師」で彼はこう語っています。

 隊長は少数部族の出身だ、俺も少数部族だ。
 俺は俺の部族を誇りと思っている、だが周りの差別感情は感じざるをえない
 --------
 守りたいんだ、誇り高いその血を。
 そしていつか、ジンギスはすごい男だったって堂々と言えたら気持ちいいだろ

自身が少数民族出身であるだけに、大悪党とされた英雄の無念が身近なこととして理解できるようです。歴史(シャム国)はジンギスを悪党とし、カーバはそれに反論していますが真実はいづこ。ただ、彼はそういった信念でギルバートを支えようとしてるのです。

「このひとを助けたい」理由②
・ギルしかカーバを参謀として扱ってくれない
これはカーバ自身が語っています。
何せそこここから「変わり者」の称号を頂いているので、カーバが発言すると「またこいつか」という空気になりがち。
名将ヴィクターからは「あの参謀は目的のためなら手段を選ばない冷徹な部分を持っているぞ」(「親友」より)という評価をいただいています。
自身の発言としては
「謀殺とか暗殺とかいう手段も取れるのですよ、隊長。」(「枷」より)
「俺の作戦で外れたことはないだろう?」(「幕開け」より)
といった、曲者でかつ自信家の厄介なタイプのようです。ギルがいなければ今頃きっとどこかの船のコックに違いない。いや違いないかどうかは不明ですが。

「このひとを助けたい」理由③
・嵐の航海
これはどちらかと言うと、コリコパットの巻で語るべきですかねー。
まあ、なんだ…ざっくり言うと、カーバとギルたちの絆を深めるに至ったサブイベントです。時系列的に、本編の2,3年前のお話なので本編に番外編として入ってくるのかどうか。一度姉に読ませてもらいましたがこれまた壮絶なお話でした。ちなみにカーバは負傷して倒れていただけなのでその時の記憶はありません。と、「講師」でもチラっと語っております。だから彼とは直接関係あるか微妙ですが、その航海の生き残りが
ギルバート
ランパスキャット
コリコパット
カーバケッティ
カッサンドラ
ディミータ
という面々…つまりギル部隊編成時の初期メンバーとなった訳なのですねー。だから関係なくもない。ちなみにこのメンバー、ほとんどが姉の好き猫で構成されていますが、カーバ語らせる上で便利なキャラだから追加されたとか言ってたような言ってなかったような。

さすがに主要キャラとなると語ることが若干多いです。
ついでにどーでも設定も沢山あります。

・実家は王宮の書誌官。次男なので家を飛び出してきました。
・ひとつ年下のカッサに片思いだった時期があった。
・剣術は、軍で1,2位を争う剣士プラトーの直伝。
 ただ、プラトーは二刀流だけどカーバには長剣が重かったので、単なる双剣使いになってます。

個人的に彼の見せ場は一章2話の「陥穽」だと思ってます。ついでに三章11話「陣中見舞い」でディミに張り倒されるシーン。

陣中見舞いと言えば、三章の後半になってきてようやく、以前紹介したビルとアロンゾの出番が回ってきましたね。もう少し早ければ…ちゃんと台詞とか個別紹介に組み込んであげたのに。特にビル。残念すぎた。

そして次回から3回はカーバに続き主要キャラのターンです。
大変だ……。


ノポ@Jellicle Banquet

NP⑰ ボンバルリーナ(Bombalurina)

2010-04-11 02:26:59 | ネイビー・プロジェクト
ねえ、タンブル。私たちには役割があるの。

(第三章4話「酒盛り」より)

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第4段にしてついに四季猫登場。
ただ、彼女の位置づけは微妙です…。

ボンバルリーナ(略称:ボンバル)
正名:ボンバルリーナ・マクミラン
階級:少尉
所属:第一艦艇部隊航海士/海図担当
年齢:33(人間年齢換算)
武器:ダガー
彼氏:あり

なんだかおばさんのような発言をしていますが、本人まだまだ頑張ります(意味不明)
リーナの背景については、ほとんどこの「酒盛り」で語られています。というかこの話は、マキャとリーナとタンブルのプロフ紹介と言っても良いのではないかと思うくらい個人情報ぎっしりです。という訳で、詳しくはこの話を読んでください。以上。
というのは流石に姉に怒られるので、とりあえずここから引っ張ってこられるリーナ情報をまとめてみました。

①ギル隊配属前は、第六艦艇部隊(不法侵入の取締部隊)に所属していた
②一級航海士の資格取得済み
③かつては、王宮の踊り子になるはずだった
④ギルが何か企んでいること、それにディミが噛んでいることには感付いている

自分の知ってる情報のほぼ全部です。載っないのは、アロンゾの彼女であるという情報くらいか…(え)もうアロンゾの紹介でゲロっちゃいましたが、公認カップルです。ちなみにお付き合いは学生時代からなので、とても長くなっております。それも既に語っていたようですねすみません。武器のダガーにはもちろん彼のネーム入りです。
あと、どーでも設定ですが、学生の頃はディミータ、メグと共に「海軍三大美女」と呼ばれておりました。
番号順に語るなら、
①知らなかった。そうなのか。
②知らなかった。腕前は相当凄いようです。
③それが彼女の夢だった、ということではなく、家系によるものです。何も不自由はありませんでしたが、与えられた生活に反発して飛び出したのでしょう。…か。衝動的に、とか今は後悔しているとかいうことはありませんので、それが彼女の本来の姿だったのでしょう。「外の世界が見たくて家から出てきた」というところはヴィクトリアと似ているように思います…まあヴィク紹介の時に語りますが、何せヴィクの登場は一番最後なもので。おおとりなもので。
④本編に絡んでくる場面ですね。「気付いてる」ことはここで初めて語られます。ギルが何かしようとしている、それに関わっている・事情を知っているのはほんの数名。リーナを含むギル部隊大人組みは、事情が判らないながらも自分のポジションを理解しギルを支えようとしているというところでしょうか。あんまり勝手なこと言って違ったらまずいので今更ながら自重しますが……。

ま、基本的に海外勢は端役(ジョージとヴィクターを除く)ですが、四季猫に関しては扱いが別れます。ギルの秘めた想いが何なのかを知っているのかしらないのか。前者なら見事本編で重役獲得です(ヲイ)
次回から4回はその前者たちが登場します。二番目くらいに熱いターンかも。てかアルファベット順にしちゃったから若干端役と重役が固まってるというか…バランス悪いです。ジョージとヴィクターもチョイ役のはずだったのに、おかしいな…。
以上、いつもに増して酷いボンバルリーナの回でした。



本日、新卒ちゃんたちが店舗に配属されてきました。最初から不思議キャラ振り発揮してしまった……もういいわ。素で行こう、素で。

ノポ@Jellicle Banquet

NP⑯ ビル・ベイリー(Bill Bailly)

2010-03-29 20:52:07 | ネイビー・プロジェクト
参謀本部長より伝言及び書簡を預かっております!

(第二章14話「権謀」より)

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あ、「失礼いたします」だった。
NP個別紹介第三弾はビル・ベイリー。
台詞は随分探して随分迷ったんですけど、パッとするものが無かった…。常に連絡事項か、「はあ」とか「何とも…」というさえない返事ばかり。登場回数は多いのに。或る意味この子の位置づけがよく判りましたけれども☆

ビル・ベイリー
階級:少尉
所属:情報統括部
   現在は総司令官付き連絡員
年齢:24(人間年齢換算)
   同期にヴィクトリア
武器:軍支給の正剣

 総司令官(ジョージ)付き連絡員ですが、情報統括部からの移籍という訳ではなく、ただ一時的に引き抜かれただけであります。が、制服は中央司令部の白を着用しています。深い意味は無く、ただ真っ白の中に移植が混ざっていても目立つので。連絡員な彼は常に走り回っているので、指令室にとどまることもほとんど無いのですが、一応。
 引き抜かれた経緯は、以前も書いた気がしますが…。ビルの採用面接中にフラリとやってきたジョージによって「可愛いから」という理由でそのまま連れて行かれた、というものであったはず。情報統括の面接だったのかな?詳細はよく判りません…。とりあえずジョージが丁度御専属の連絡員を探していたのと、若干のロリ趣味だったのでビルがツボだったのでしょう(え)
 あと、アドがジョージの影武者をやっていると知っているのはこの子だけです。あ、プラトーも知ってるかな。何故か双子をすぐに見分けることができるので。

 同期のヴィクトリアは、彼の世代の華でした。むしろ高嶺の花。同期の男子なら、一度は彼女に憧れたというお嬢様。例外なくビルも…。そして現在でもひそかに片思い中なのでした。
 ほとんどのカップルが成就するこのサイトで片思い設定も可哀そうなものですが、彼の本編での扱いも若干可哀そうなものです。「覆面」で初登場というのはどこかで言った気がしますが、二章が盛り上がるに連れ(=ジョージの登場が多くなるに連れ)活躍も増えてきます。が、クライマックスを前に脱落してしまうので肝心な時に彼はいません。脱落って?というカンジですが、本当に脱落です。何せ殴られた上に普段使わないという部屋に監禁されてしまうので☆あれ、違うか?といか、載せてもいいのか?姉から駄目だし出たら消えます(爆)
しかも第三章「籠居」でその監禁された部屋が、ヴィクターとの逢瀬に指定されてて若干ウケた。

現在物語が進行中なので途中までしか紹介できないのが残念ですね。ま、後よりかはむしろ二章のクライマックス直前が見せ場なのかな…。


本日は休日です。夕方頃に出かけたら雪降ってた……!もうすぐ4月なんですが。


ノポ@Jellicle Banquet

NP⑮ アロンゾ(Alonzo)

2010-03-24 04:35:15 | ネイビー・プロジェクト
ミストフェリーズにこう言わしめたアロンゾは、なかなかに若い。

(第二章4話「海と陸」より)

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背景何も無しも寂しいかなと思って。ついでに昨日のアドの絵も差し替えてみました。
第二弾はアロンゾ!海外勢が続きます。

アロンゾ
正名:アロンゾ・エバレット・レイモンド
階級:中佐
所属:東方司令部 司令官
年齢:30(人間年齢換算)
武器:ダガー
彼女:あり
兄弟:兄がひとり

 プロフが若干カオスになった。同期とか紹介したいけど、知らんかった!(爆)猫としては有名かもしれませんが、個人的に海軍シリーズではアドより端役のような気がします。現時点では、正直「海と陸」以外に出番が見つからなくてめっちゃ探しました。しかしここで伏線のようなものが張られているので、必ず後で登場の機会があるのでしょう。。。
 エセ爽やかなミストさえ唸らせた彼は、超ド級のおぼっちゃま。貴族の家に生まれ、跡取りとして育てられたので身のこなしも洗礼されています。実家は海軍のパトロン、しかもかなりの大口。そして彼の父は陸軍の有望な将でした(殉職、後2階級昇進)。
 その父と、正妻の間に生まれたのがアロンゾです。実は彼が生まれる数年前に、父は妾との間に子を残しているので、つまり腹違いの兄がいるという訳です。その兄というのが、何を隠そうランパスキャットなのですが…。妾の子ということでランパスとその母の立場は相当苦しかったと思われますが、まぁ何せ複雑な兄弟です。こんな設定いるんかって言うくらい(爆)ランパスが過去を語るシーンはありますが、まあ背景にこういうことがあったのだということで。この背景を知ることで、物語がより一層…………なんでもないデススミマセン。
 あと、彼女!多分一番どうでもいい設定ですが、彼女はボンバルリーナです。当サイトはランパスvリーナ押しですが、ここならではのカップリングが楽しめるのも海軍シリーズの魅力(?)ですかねー。ちなみに学生時代にアロンゾからの猛アタックでカップル成立。現在に至ります。ラブラブです。表向き軍内は恋愛禁止ですが、彼らは公認です。後で語りますが、公認する側にも色々と問題があるので簡単に公認が手に入る状況(爆)武器のダガーはリーナと交換した物なので、彼女のネーム入り……。
て、何だこの設定wwwいるんかwwww

そして貴族設定はいいが正式名称見る度に吹く(自分で名付けといて酷い)

多分こんなカンジで続いてゆくのでしょう。
海外勢の流れは次回まで続きます☆
どうでもいいけど昨日のアド、白内障で目の色素薄くなった子みたいだ。

ノポ@Jellicle Banquet

NP⑭ アドミータス(Admetus)

2010-03-23 08:10:43 | ネイビー・プロジェクト
ジョージなアドミータスは、それを見て満足そうに目を細めた。

(第二章2話「覆面」より)

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 前々から計画していたThe Navyの個人紹介、ついにスタートです!第一弾はアドミータス。しかしこれからストックがほとんど無いので、毎日追いつめられながらの作業になります(え)

アドミータス(略称:アド)
階級:曹長
所属:中央特殊部隊 プラトー隊 指揮官
年齢:35(人間年齢換算)
   同期にジョージ、ヴィクター、メグ、プラトー
武器:実践では軍支給の長剣。演武用に大型のグレイブ所持

 同期というか、アドミータスはジョージの双子の弟になります。と、姉も前回の記事で語っていましたが。ジョージがアドミータスの双子の兄と語られることはありませぬ。というのもジョージが海軍の総司令官で、アドは外見がそっくりなだけのおバカなので仕方ありませんが。「覆面」の中でも

 そっくりなのは見た目だけで、中身は吃驚するくらい正反対。
 アドミータスは強烈なボケキャラで、あまり頭も良くない。
 武器を持たせればジョージよりも腕はいいのだが、いかんせん閉口ものの天然なのだ。
 彼らの親ですら、才能は全てジョージが持って行ったのだと信じて疑っていない。

と、語られています。
外見故に、ジョージに影武者を頼まれることもしばしば。と言っても彼にジョージの仕事が勤まるはずもないので、制服を借りて微笑みながら座っているだけです。その際、ジョージとの取引はオレンジジュース一杯でなされます。オレンジジュース一杯で買収される男(爆)この作品の中でもやり取りがありますが、どうも日常茶飯事のようで。上の絵も、影武者をさせられてる「ジョージなアドミータス」のイメージですが、制服がアドのままなので厳密には違いますね。
 あと、注目すべきはプラトーの副官という点。何故こいつをチョイス?というのが気になるところですが。プラトーには本来副官にしようと思っていた部下がおりました。そいつに「副官どうします?」と聞かれ、「お前でいいんじゃね」とプラトーが答えたところ、その部下はプラトーの前に控えていたアドのことだと勘違いしてそのまま資料を本部に提出してしまいました。プラトーが気付いた時には………というどうでもいいお話でした。つまり副官になる予定だった彼も天然だった訳ですね。
てかプラトーと同期だっけ?(オイ)どっちにしろアドはかなりの黄金期ですね。ジョージ、メグ、ヴィクターは出世頭ですので。
 かなり余計な設定は多いですが、端役ほどこういうのが多くなります。ていうか本編でどういう役処とか、てのを全く紹介していない件。まあ、こいつが直接何かに絡んでくることはあまり無いということですかね(え)キーキャラになってくるジョージに、或る意味一番近しいキャラということで。

こんなカンジで続いていくのでしょうか…よく判りませんが、これから全38キャラを紹介しえ行く中で形式が確立していくかもしれません。そんなことないかもしれません。あと、37かキャラになるかもしれません。リストラ対象はジェニおばさん(ちょ)


昨日まで姉が3日間滞在していましたが、ノポは仕事だったので家事はほとんどやってもらいましたwwご飯どうもでした。最終日だけは休み取れたので東茶屋街に行ってきました。良いところでした、うん。あれ?姉に何かをブログに書いとけばって言われた気がするのに何か忘れた。

ノポ@Jellicle Banquet

NP⑬ 「帯」

2010-03-19 13:14:20 | ネイビー・プロジェクト
「たぶん・・・バブのですね」
「何で自信なさそうなんです?」

(第二章8話「帯」より)

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マンカスの質問にギルが答える場面。ですが、絵は完全にギルが質問しているような構図になっています。確か、初期段階では本当にギルが質問していたんだと思います。あと制服も今と違う。なんせ5年前だもんなー、改めて色んな修正が掛ってるんだなと気付きました。
 ご存じサイアミ戦闘時の衣装ですが、その前帯の部分に細かい設定を加えておきました。なんでこんなのができたんだっけ…。着色の際に目の色が判らなくて、確かどうするか姉に相談したんだっけ?そうしたら喋ってるうちに無駄な色の設定ができたのだと思います。姉が列挙してゆく階級やら役職に、次々と私が適当に色を当てはめていくというやり方で。この色設定だけは5年間変わっていない気がします。うん、無駄設定すぎるので変更の必要が全くなかっただけですが。
でもこの「帯」でありがたく本編に採用していただきました(笑)
絵の通り、上から階級・所属・役職・年数・功績数 によって色分けされています。上のはシラバブの分ですが、バブの場合
・階級:伍長=赤紫(…というか、尉官以降は全部この色。つまりヒラ/爆)
・所属:第一艦艇部隊=群青(でも着色失敗して紫になった。群上はギルの目の色です)
・役職:航海天文学士=桃色(多分バブしかいない。激レアです)
・年数:5年以下=青(バブはピカピカの新卒……だっけ)
・功績:10以下=白(基本的に階級と比例。尉官より下は基本白)

作中で問題になってくるのは、この「功績と階級が比例する」というところ。ランパスって大尉なのに、あれ?功績数おかしくね?とタントが気付いてしまいます。理由はギルにも判りませんが……。そして第9話に続く、という流れ。
しかしまあ、この無駄設定を実に自然に本編に組み込んであるものだと思います。そしてこれ以降語られることは無いと思われ。目にする機会があるとすれば、ノポがサイアミ衣装でも描いた時くらいですかね。


さあ、仕事仕事ー!

ノポ@Jellicle Banquet