日記

日々の雑記にございます。

福岡猫の想い出・続

2014-06-29 16:04:41 | Weblog
 さらに一週間経ちました。既に何人かキャストが入れ替わっていますね。増本ディミとか守山バブとか、今回微妙だなと思った猫さんのキャストが変更になっていて、今のキャストさんで見たかったなと思ったのは事実。私たち、五所さんとタイミングがよく合います。ワンポイントリリーフ的なキャスティングでも、そのタイミングで見に行ったりします。こればかりは選べないのでどうしようもないですが、それはそれでまた一つの楽しみでもありますね^^

 そう言えば四季の浅利さんが会長から退任とのニュースが。けっこう大きく扱われていたところを見ると、何やかんや思うところはあれ、凄い影響を持った人なのだなと感じます。私としては、これからもまたキャッツとかが変わらず見られたらいいなと思っています。

 さてさて、せっかく前半まで書いたので今週は後半。さらに記憶が薄れてきました。その時その時をただ楽しむタイプなので、あまり記憶を噛みしめたり反芻したりしない所為もあって強烈な印象を残してくれたことしか覚えてなかったりします。ま、気にせずいきましょう。

■幕間
 マンゴが!笹岡マンゴが涼しい顔でJ列前の手摺りに飛び乗って歩いていますよ!もちろん四つ足です。すごいバランス感覚。会場のどよめきはこの時が一番大きかった気がします。あれ、一色さんなんかがやればいいのに。あえてカーバとか言いません、彼はアクロバットが凄いので笹岡マンゴと同等以上のパフォーマンスが可能なはず。一色カーバは舞台にいても大して遊ばないしさ。。。

■幸せの姿
 橋元さんのデュトロノミーは大柄でとても優しげ。会場をゆったり見回しながら微笑んでくれるし、猫たちにもとても慕われています。おひげがくるんと巻いている様子がすごく可愛らしいです。ひたすらタンブルブルータスとカッサンドラを見ていました。何て美しいダンスなんだろうかと。松永タンブルが愛おしげにカッサンドラを見ているのが凄く好きなのです。みんなが去っていくとき、タガーは随分長い間オーブン上のボンバルと戯れていたようです。あまり見ていませんでしたが。妹に聞けばわかるかもですが。

■ガス
 ここは岡村ジェリーを見ていると飽きない。すごく楽しそうに、誇らしそうにガスを紹介してくれます。歌声すら楽しげ、歌の上手い人は聞いていてすごく気持ちが良いです。正木ガスは特段変わったことをしませんが、前脚で身体を掻く仕草が大抵の人は胸の辺りを掻くけれど彼は太股を掻いていました。この辺は特に決まった振り付けではないのですね。周りの猫たちは大して何かをしてはいませんでした。カーバとランパスは毛繕い、ボンバルは途中で一回身体の向きを変えていました。タンブルとカッサンドラもさほど動かず、ガスの歌になると寝ますね。可愛いのはタイヤにいるランペルとタントでしょうか。長老猫にかまって貰って嬉しそうにしているのが凄く癒されます。

■グロールタイガー
 ううむ、正木タイガーはもっと迫力が欲しいところ。岡村グリドルにともすれば負けかねない感じ。ガスとグロールでもっと差があってもいいな、特に不満は無いですけども。クリューは歌がうまかったです。加藤マンカスの脚の引き摺り方が不自然過ぎてどうもこうも他の事象の記憶が薄いです(笑)あれ、明らかに膝も怪我してるか動かないかという状態。でも、普通に力入れて立てます。それから岡村グリドルはすごくコミカルで楽しいです。表情とか演技がはっきり見える位置にいると余計そう思うのですが、とにかく細かいですよね。グロールタイガーの息はめちゃくちゃ臭いようです^^;彼女にふらりと惹かれちゃう永野ミストも可愛いですよ、キス寸前です。そんなミストが捌けてくるのを待っている加藤マンカス、こういう演出に変わったのかな。
 そして玉井ギルは、静岡で見た時より随分堂に入った隊長ぶりでした。台詞も棒読みじゃなくなっていたように思いますし、やはり「あちょー」の声の出し方は申し分ないです。あとは、動揺する部下たちを落ち着かせる時の動作がもっとどっしりしてくれたら好みかも。グロールタイガーがグリドルボーンにキスしようとするところは、いつもながらマキャが一番興味津々のように見えます。殺陣のシーンは、蹴りを入れる時の横井コリコが格好いいです。全体的にスピード感は物足りないのですが、これが振り付けの問題なのか人の問題なのかは判然としません。あと、最後はギル隊長は歌わないんでしたっけね。一人だけ黙ったまま剣を構えて立っている、というのもまた威厳があっていいのかもしれません。

■スキンブルシャンクス
 塚田スキンブルは爽やかなお目覚め。タントミールに身だしなみをちょこちょこと直して貰って、いざ出発。笑顔がキラキラしていますよ。車掌の帽子は赤いラインが素敵。見た目はスラリとして爽やかですが、声はややバリトン気味で低めの落ち着く響きですね。女の子たちときゃっきゃしている部分でも、アイドルオーラ全開なので特に違和感も無く普通に可愛いと思いました。列車が崩れた時に帽子を放る動作はさりげなく、やっぱり劉さんほどブーメランよろしく力一杯投げる人は他にいないようです。で、崩れた列車を見て嘆きつつも、最後は笑顔で締め。笠松ランパスはスキンブルから敬礼貰う前に敬礼していました。
 ヤクザなマンカストラップに立ち向かうのは珍しくタガー。芝タガーは面白がっていそうです。玉井ギルは完全にびびっていて、笠松ランパスは悪のりしている感じかな。ここは、ぱっと飛び出していくお姉さん猫たちの方が俄然勇敢です。ちなみに、マキャヴィティから女の子たちを庇う塚田スキンブルもなかなか凛々しいです。

■マキャヴィティ
 長老を連れ去るマキャヴィティが横を通っていくのですが、やはりあの仮面は微妙です。旧キャッツの仮面にやや近くなっているのではないかと。耳だか角だかよくわからないものが生えていますしね(笑)
 マキャヴィティナンバーは、荒木ディミと高倉ボンバルの両名の歌唱力があまり高くないので聞き応えという点では物足りないところです。シャウトしてもそこまで声が抜けない。ですが、両名ともダンスがお上手なので見ている分にはとても良いかと思います。高倉さんのボンバルリーナはとにかくきれい。本来、ディミータの方がシャープな剃刀猫なので細身のイメージで、ボンバルリーナは妖艶な色気がありそこそこ女性らしい体つきというイメージですが、今回は見事に逆ですね。ただ、気性が荒そうな荒木ディミと冷静な高倉ボンバルという雰囲気のイメージにはばっちり合いますね。

■マキャヴィティファイト
 高倉ボンバルは優しい雰囲気ですし、荒木ディミも増本ディミや坂田ディミに比べれば棘がないので顔を見合わせてにっこりなんて場面はいくつかありました。で、その後ディミが長老に飛びかかり、ファイトが始まるのですが。どんでん返しでマキャヴィティが登場し消えるのが滑稽で面白いのですが、さらにその後マンカスが怒って壁をキック。どうも松島マンカスもやっていたようなのですが、あらゆるところに先輩マンカストラップの影が見えるようです。私らは松島マンカスを知らないのですが、先輩の影響はすごいです。そしてマキャヴィティVSマンカストラップは咆哮合戦。二橋マキャ、身体はさほどごつくないのに叫び声がすごくて迫力あります。全然やられてくれないあたりすごく強そう。マンカストラップを普通に持ち上げて振り回し、身軽に去ってゆきます。なかなかの犯罪王の闘いっぷりにそっちばかり見ていて他の猫たちがどうだったかはよく覚えていません。

■ミストフェリーズ
 永野ミストが大奮闘。ダンスが絶好調でした。回転すると客席も大盛り上がり。ばしっと回転を止めた瞬間、わっと巻き起こる拍手に思わず零れる満足げな笑顔。こんだけ反応あるとやっぱり俳優さんも嬉しいんだろうなと思ってしまいました(笑)それはさておき、永野ミストは本当に優雅なダンスです。松島ミストほどエンターテイナーでもなければ、岩崎ミストほど歌が上手いのでもないのですが、踊ることがとても好きなのだなと思わせてくれます。
 あと、横井コリコと岡村ジェリーが固まるところはいつ見ても可愛いですよね。ジェリーとコリコが仲良しだと和みます。固まっているのがわかるようにと、大きく動いてくれる横井コリコが健気。周りの猫たちはもっと反応してくれていいのに。高城ランパスや松永カーバは絶対絡みにいってたのに、和製猫は全体的にシャイなのでしょうか。。。缶を吹き飛ばすマジックは、五所バブの反応も勿論可愛いのですが、缶を回収する加藤マンカスが・・・えっと、缶を握りつぶしていませんか?あと、盛り上がったのは長老救出マジック。赤い布を取って長老猫が現れた瞬間「おーっ」という驚きの声が起こりました。こういう反応の中にいるというのが嬉しいです、何だか気分が盛り上がります。御三家のダンスは、個々のダンス力に差がありすぎてバラバラ(笑)それもまた良しと思わせるのはそれぞれの個性の力ですね。このナンバーが終わり、ミストが光を吹き消すまでの会場の熱気が凄かったです。

■メモリー
 この場面は敢えて何か言う必要も無いのですが。河村グリザベラの慟哭が、歌よりもその演技から読み取れた気がします。声の深みは圧倒的に早水さんが勝っていると思いますし、佐渡さんや阪本さんなんかも歌はお上手ですからこれは好みの問題ですね。一生懸命強がっているグリザベラではなく、寂しく生きている孤独の哀しみが漂うと言いますか、それ故最後の「お願い~」からの絶唱が真に迫って説得力があるように思えるのです。

■天上への旅
 メモリーそのものより、最近はこの場面でじんわり来るものがあります。何でなのかよくわかりません。メモリーの直後の張り詰めた空気が変化していく、その雰囲気に呑まれているような気もしなくはないです。。。

■猫の挨拶
 何でだか橋元長老を凝視していました。橋元さんは身体が大きいけれどテノールの歌声でビブラートがすごいイメージです。歌ならガスやグロールを演じられている時の方がキャラクターにもあっていて好きなのですが、客席に語りかける彼の表情もやっぱり好きです。猫たちが誇りを持って歌い上げるこのナンバーは、歌詞の内容の解釈なんかは置いておいて、とにかく圧巻です。自分はこのナンバーがすごく好きなのです。

■カーテンコール
 個別のポーズでは、笹岡マンゴがハンドスプリング、笠松ランパスはI字バランス、一色カーバがバク転+宙返りだったかな?とにかく、見事なアクロバットを見せてくれる一色カーバですが、会場のお客さんたちには誰だか認知されてなさそうでした。もっと目立てばいいのに、紳士は控えめなんですね。
 二人ずつセンターでポーズを取りながら左右に分かれていく部分は、一度目と二度目でタガーとスキンブルのやっていることが違いました。一回目は投げキッスとかやってたかな。ここは完全にタガーに主導権があると思われます。
 握手は加藤マンカスと岡村ジェリー、河村グリザベラ。会場がさほど大きくないのでちゃんと猫さんたちがきてくれました。マンカストラップとミストフェリーズが会場前方のJ列まできてくれるのは驚きです。二階に行ったのはマキャヴィティ、ギルバート、ランパスキャットと女の子はジェミマだけ。
 呼び戻しもけっこうありました。取りあえずグリザベラが挨拶するまではみんな帰らない(笑)芝タガーは恒例の尻尾で缶叩きやってましたね。最後まで楽しませてくれる、それがタガーの魅力だと思っています。タガー締めだともっといいのになあ、なんて^^


 というわけで強引に最後までいきました。カーバが印象に残らないとか言いつつ案外見ていたようです、というか下手よりだとわりと彼が見えます。上手にいるとまるで目に入ってこないのですが。。。面白かった部分についてはまたイラストレポで。
 楽しかった。また行きたい。会場の大きさもちょうど良い感じで、何より客席の盛り上がりが良いです。俳優さんたちも楽しそう。この夏の盛り上がりを祈っています!


福岡猫の想い出

2014-06-22 21:38:30 | Weblog
 一週間以上経ったので記憶が薄れてきましたが、つまりそれは印象深かったところが洗い出されるということでよしとしておきましょう。
 今週から暫くはTOP絵が福岡猫になります。たぶん。だいたいがネタで一部感想のようなもの。御三家がめっちゃ好きということも無いのですが、やっぱり御三家は目立ちますし今回は加藤マンカスのおかげで御三家率高そうです。永野ミストもまじめにやってる筈がネタの宝庫だし、芝タガーは言わずもがな。マイナーズ大人しいし、女性は見たことある人が多い上にインパクトのあるのがジェリーというのはいつものことなので。。。

 さてさて、早速ですがナンバー順にいこうかな。二回見たので二回分ごった煮状態。とりあえず思いつくままに。

■オーバチュア
 山中ランペルを見たお客さんから「可愛い!」「綺麗!」という感嘆の声が。笠松ランパスはちょっと見上げる感じになりましたが、右頬のメイクが大胆。ソングで近くに来たので、毛並みを意識して描いていることはわかりましたが遠目には右頬がかなり黒いです。桧山ランパスのメイクをちょっと繊細にした感じかな。横井コリコは相変わらず綺麗で男前でした。一日目の目チカはボンバルリーナとその他、二日目はマンカストラップとその他でした。他の劇場に比べて少し明るいようで、誰が来たか判別しやすかったです。ただ、岡村ジェリーは大柄すぎて女性か男性かの判別すら困難。。。加藤マンカスの力強い目チカが印象的でした。目チカが力強いってどういうこと・・・?

■ジェリクルソング
 音を外すような人はいませんでしたが、大橋タントはあまり声が出ていませんでした。音の高低差がありますからね、ダンサーさんの地声だとキツイのかも。難しいパートだけども、玉井ギルは綺麗に当てていました。さすが。ここでも岡村ジェリーは際だって上手いです。無論、デュトさんやグリザベラ、ガスはうまいので敢えてコメントする必要も無く。タントミールのソロパートに入る前かな?ボンネットの上でランパスが身体の向きを半回転させる凄い動きをするのですが、笠松ランパスはかなり柔らかな動きをします。高城ランパスと比べてもふんわり。かなり後ろの方でやっているので知らない人にこの違いを伝えるのは難しい。。。で、空中ブランコ下での横井コリコは側転一回。うん?前は二回やってなかったかな(ちなみにさらに前は一回だったはず)、舞台の幅の問題か元の振り付けに戻したのかは謎。ハプニングもあって、メサイアの靴落下から歌再開の時、合図があったにもかかわらず曲が始まらない。でも、何食わぬ顔で永野ミストがもう一度キューを出すと普通に始まりました。さすがプロ、絶対に狼狽えない。ソングが終わった後、加藤マンカスが一人全身で呼吸しているのが目につきました。そりゃあキツイですよね、こうして見るとほかのダンサーさんが静かに呼吸していることの凄さが改めてわかります。すごいなあ。

■ネーミング~インビテーション
 色んな猫さんが睨めっこに来てくれました。正木ガスはめっちゃええ声。そしてご立派な太股。一人一人とじっくり睨めっこしていました。加藤マンカスはたんたんと語りかけるのではなく、表情豊かに客席に語りかけます。さすが、ファミリーミュージカルで鍛えていらっしゃっただけあります(笑)インビテーションでは、永野ミストはがっちりヴィクトリアの手を掴んでコリコパットにバトンタッチしているように見えます。馬場ヴィクトリアは細いけれど綺麗に筋肉の付いた脚が美しいです^^あと、マンカストラップの口上を聞いている一色カーバは普通に立っているだけでジェントルマンポーズは無しでした。その他の場面でもスパニッシュポーズは無し、どういうキャラ付けになっているのか直接聞いてみたいところです。

■ジェニエニドッツ
 スリーガールズの声量バランスはちょうど良いのかと。高音と低音の切り換えさえなければ大橋タントだってしっかり歌えているのかな。加藤マンカスは萩原マンカスよりもスムーズに高音低音の切り換えができているように思います。不思議なところで音が切れたりしないし、無理して出している感じもなく爽やかに歌い上げていました。加藤ジェニエニドッツは元気良くて明るいご近所の人気者おばさん風情。可も不可もなく、というよりは、特別目を引くようなものがなかったというところ。ごきぶりのタップ隊が思いがけず良く揃っていました、途中までは。スキンブルとタンブルがおさぼりをする前までは、今までになく揃っていて「おお!」と思ったのですが、それ以降はいままで以上に崩れていたような気もしなくはない;松永タンブルは泡立て器で床をお掃除。その道具で床掃除は無理があると思いますよ。。。そんで、笠松ランパスと一色カーバがおばさん猫たちへの襲撃を企んでいる様がとても可愛かったです、悪ガキそのもの。このナンバーはみんな楽しそうでいいな。

■ラム・タム・タガー
 ・・・出た!という感じの芝タガー。相変わらず丸顔でそこそこ細身だけど踊れない、でも良い声。連れ去ったお客さんの頭にキスをするのは変わらず。凝視すると色々残念なので声を聞きつつ舞台上手を観察。五所バブと横井コリコがもの凄く可愛いのです。バブちゃんと遊んであげているコリコが、実は同じレベルで遊んでいたりして。和むなあ。そうこうしているとボンバルリーナがやってきて色っぽいポーズを決めるわけですが、その時にスキンブルが階段を凄い勢いで下りてくるのです。今まではボンバルが階段の上でポーズしていたのでそういうのは無く、コリコパットが階段を上がっていたのですけども。塚田スキンブルのダッシュ→首ぐるぐるの過程が不自然過ぎて笑える。五所シラバブはパンダと戯れている姿がとても愛らしいです。

■グリザベラ
 松山ジェミマと岡村ジェリーは両方体格的にも声質も声量もパンチが利いているので迫力があります。松山ジェミマの「えっ!グリザベラ?あの昔の?」という歌い方がめちゃめちゃ蔑んでいる感じで好きです。

■バストファジョーンズ
 ここの加藤マンカスの投げやりな感じは見ていて楽しい。取り巻き組はスキンブルだけ長身で爽やかです。一色カーバは相変わらず反応が薄いのですが、せっせと色んな料理を運びます。皿だったり、何かを摘んでいたり、瓶のようなものだったり。二日とも同じ順番で渡していたようなので、彼の中では運ぶ順番が固定されているのかもしれません。笠松ランパスはご馳走運びが止まった後、持っていた物を後ろに放り投げていました。いらなかったのかな。面白いのはやっぱり下手組。慣れもあるかもしれませんが、横井コリコはバリエーションが多くて楽しいです。この辺はまたイラストレポで。

■マンゴジェリー&ランペルティーザ
 笹岡マンゴは初でしたが、低めの声で歌もダンスも上手でした。没個性ですが、紛れもなくマンゴだったのであまり印象にはありません。。。二回目見た時はちょっと支えが不安定になっていましたけど、山中ランペルが笑顔でクリア。山中ランペルはもう全く不安がないというかランペルティーザそのもの。愛嬌があって憎めない小泥棒。

■オールドデュトロノミー
 全員が全員「オールデュトロノミー」と言っていましたので、そういう言い方にしろと指導があったことにしておきます。ここで加藤マンカスが身だしなみを整えるのですが、これがまためっちゃ力が籠もっていて、それはいくらなんでもやりすぎだと言いたくなります。芝タガーは何だかなんだやりつつも、ちゃんと長老を敬っているように感じられて良かったです^^あと、スキンブルが長老を迎えに行くときにスロープを下りるのですが、急だからか何なのか不思議な体勢でした。

■ジェリクルボール
 松永タンブルと藤岡カッサのダンスが最高に綺麗で見惚れました。タイヤダンス美しい。松永タンブルが安定していて、藤岡カッサの脚がもの凄く綺麗に上がるのです。ダンスで印象に残ったのは他には高倉ボンバルと笠松ランパスでしょうか。このふたりのペアダンスはさほどインパクトのあるものではなくたんたんとしていましたが。高倉さんのダンスの美しさは前々から知ってはいましたが、笠松さんの柔らかなダンスもなかなか素敵でした。

■メモリー
 岡村ジェリーの声と表情が極寒です。すごい気迫。河村グリザベラは傷ついた娼婦猫、寂しさを必死に押し隠すような演技が胸を打ちます。


 まずは前半だけ。書いていないことも多々あります。何だかんだでランパスをよく見ているのはいつものこと。これだけ御三家に目がいくのも珍しいかな。
 

福岡猫&旅行!

2014-06-15 22:17:13 | Weblog
 神戸への出張に引き続いて福岡に行ってきました!行きは大阪から新幹線。帰りは東京まで飛行機。天候に恵まれて楽しい旅でした!
 福岡では豚骨ラーメンをいただき、猫を見て、鶏飯を食べ、宿泊して太宰府天満宮に行き、また猫を見ました。遊び倒したので満足です^^やっぱり旅行はこうでなくては。

 キャッツは久々、とは言っても半年ぶりくらい。キャナルシティは初です。博多駅から歩いて行きましたが、大した距離ではないかと思います。ただ、炎天下や荒天では厳しいかも。建物の中で迷子になりましたが、劇場へは猫の足跡を辿っていけば着きました。キャナルシティではずっとキャッツの曲が流れているので世界に浸れますね(笑)中州も近いし、朝から夜まで楽しめそうです。

 せっかく猫サイトなのでキャッツの感想を。二回見ました。二回とも良い席で、J列やや上手より(通路のすぐ後ろ)とF列やや下手よりです。何よりお客さんの反応が新鮮で、そこら辺も楽しめた要素なのかなと。演出は中都市公演版を継承した感じでした。J列だと目の前に手すりがあるのですが、視界は遮られないのでよく見えて良いなと思いました。二幕冒頭でマンゴが来てくれます、これは今までにない演出!だって他の公演には手すりが無かったから。客席の歓声も一番でした。マンゴじゃなくてカーバかコリコにやらせてあげればいいのにと思った次第(笑)
 あと、舞台はかなり高いです。F列でも少し見上げる形になるくらい。スロープから降りる猫さんたちも少し慎重。それくらい急です。でも、そこで踊るし駆け上がったり駆け下りたりするからかなり大変だと思いますよ。

 さてさて。今回の初めましてはほとんど雄猫さん。加藤マンカス、正木ガス、笹岡マンゴ、塚田スキンブル、笠松ランパス、二橋マキャ。雌猫さんは加藤ジェニくらい。河村グリザベラや芝タガーは横浜以来かな。

■加藤マンカストラップ
 今回のMVP。力籠もり過ぎて(オーバーチュアの目チカすら力一杯)色々おもしろかったですが、背も高いし声もしっかり出ていて歌も安定しています。初キャッツがマンカストラップということで、まだ他の猫たちとの距離感が微妙な感じ(ちょっと遠慮している?)ですが、これからどう化けていくのかも楽しみなところです。マキャヴィティファイト前の壁との攻防は、ああいう演出になったのかただの松島さん仕様を引き継いだのかはちょっと不明。クリューでの脚の引き摺り方とか毛繕いとか、突っ込みどころ満載な若リーダーの今後が気になります。

■正木アスパラガス
 何だろう、すごく型に嵌っていて、とびきり上手いとかというのでもなく、そうかと言って気になるような部分もなく、すんなりガスでありバストファさんでありグロールタイガーでした。普通すぎて違和感が無い。ネーミングで近くに来てくれましたが、さすがガスだけあってよく響くめっちゃ良い声でした。

■笹岡マンゴジェリー
 よく歌って踊れる落ち着いたマンゴジェリーさんでした。手すりに乗っても全くバランスを崩さず表情も変えないのが凄いです。二回目見た時はちょっと個人ナンバーでリフトなどが不安定になっていましたが、これに動じなかった山中ランペルが見事でした。

■塚田スキンブルシャンクス
 今回の準MVP。すらりと背が高く、キラキラで爽やかなスマイルにバリトンに近い低めの歌声という素敵なスキンブルでした。まず見た目で目を引けるのがすごいです。背丈ならマキャより大きい。個人ナンバー以外ではさほど存在を主張することはないのですが、丁寧で全力投球の鉄道猫ナンバーのおかげでかなり印象に残ります。鈴木さんなみに爽やかです、また見られたらいいなあ。

■笠松ランパスキャット
 S&Dでのソロダンスを見て以来、見られる日を楽しみにしていました。大阪子役シンバだったのもあって応援したいところです^^柔らかい動きをする方で、カーテンコールはI字バランスしていましたね。メイクが独特で、細い目をかなり大きく見せるメイクの所為か、小柄な所為か、ランパスなのに可愛らしい雰囲気でした。全体を通してみても大人しい感じ。もうちょっと存在を主張してもいいのかなと、一応ナンバー2ですから。

■二橋マキャヴィティ
 きっとものすごく若いのだと思います。背はそこそこですが筋肉質でがっちりしています。でも、ちゃんと踊れている。顔は可愛らしいのですが雄叫びが凄い。マキャヴィティファイトは、熱いリーダーとふたりして叫びまくり。大きい加藤マンカスを持ち上げてもぶれないので凄いですし、その他のリフトの安定ぶりも素晴らしいです。

■加藤ジェニエニドッツ
 何だか可愛いおばさん猫でした。特別小柄というわけではなく、楽しそうな笑顔が印象的。グラマーさん。

 印象的だった雄猫さんは
 ・加藤マンカス:力みすぎて面白い
 ・塚田スキンブル:爽やかでキラキラ
 ・横井コリコ:面白くて可愛い
 ・永野ミスト:安定のナルシスト感
 ・芝タガー:かなりのこれじゃない感

 印象的だった雌猫さんは
 ・河村グリザベラ:演技が素敵で泣ける
 ・山中ランペル:安心のクオリティ。すごく可愛い。
 ・高倉ボンバル:神々しいの一言。ダンスとプロポーションは普通じゃない。
 ・岡村ジェリー:素晴らしい存在感。歌唱力が異次元。
 ・松山ジェミマ:上手い。やっぱりディミでもいけると思う。


 色々ありすぎて一気には書けないので順次書いていくことにします。イラストでレポにする予定なのでその隙間を埋める感じになるかも知れませんが。
 客席が盛り上がった時の永野ミストの嬉しそうな顔とか、ベテラン過ぎて何か違うくせに目を向けられずにはいられない芝タガーとか、五所バブちゃんと戯れる横井コリコとか、盛りだくさんでした。女性陣の歌唱力が全体的に微妙なレベルでしたが、その分岡村ジェリーの歌声が群を抜いて素晴らしく聞こえました。
 全体的に、中都市公演から引き続き遊びは少なめ。遊ぶなと司令が下りたのかもしれませんが何だか物足りない気もします。そこでひっそり独りで遊ぶのが松永タンブル。松永タンブルはものすごく安定していて、カッサとのペアダンスが見事です。藤岡カッサも動きが凄く綺麗で、タイヤダンスの美しさは特筆ものですよ。

 そんなわけでまた次回。たぶん福岡にはもう行けないので、次の公演地発表を待つしかありませんね。。。

雨が降っても寒くない

2014-06-08 20:53:34 | Weblog
 土砂降りだとさすがに出掛けられませんが、ぽつぽつ降ってるくらいなら自転車でお出かけです。土曜日はかなり降っていたので電車で出掛けてきました。今日は自転車でやっぱりイオンへ。降ったり止んだりでじめじめ蒸し暑いというやな天気。から梅雨というのも困るのですが、できれば外に出ない時に降って欲しい(笑)

 さてさて、今週ついに福岡行き。でもその前に関西へ出張です。東京から飛行機で福岡に向かう予定でしたが、関西に行くならということで家から福岡まで新幹線にしました。帰りは飛行機。楽しみだ、出張じゃなくて猫が。こないだは中州にしか行かなかった福岡も、ちゃんと観光できたらいいな。キャストもちょいちょい気になるところではありますが、久しぶりなんで何でも良いし誰でも良い。最近全然情報収集してないのですが、加藤マンカスはどんなもんなのかな。S&Dで見た時は、爽やかボーカル枠だなくらいの印象で特別うまいとか思ったわけではありません。今も記憶に残っているのはモーニングリポートのサラリーマン姿(笑)マンカストラップは演じているうちにどんどん歌が上手くなっていく(そしてそのうち劇団をやめる)印象があります。若いリーダーにちょっと期待しとこう。若手の加藤マンカスに中堅であろう永野ミストにベテランの芝タガーって・・・どんな御三家だよ。芝さんはまだ今週もやるのかな、まあジーザスはもうちょっと先だからまだやるかな。飯田弟さんも田邊さんも阿久津さんも空いてないし。あと、このままいくと早水さんのメモリーが聞けるかも!

 そういえばサッカーのW杯も開幕間近ですね。自分はさほどサッカーに興味はないのですが、しかも日本代表の試合は見ていてドキドキして心臓に悪いのであまり見ないような気もしますが、楽しみと言えば楽しみです。何となくお祭り気分。

 おおお、英語のテキスト持って帰ってくるの忘れた!困ったな、あれはかなり時間がかかるのに。土日でちょっと進めとこうと思ったのに!4月で前半戦が終わって6月から後半に入ったわけですが、突然内容が難しくなりました。レベル上げすぎじゃなかろうか。リスニング力が相変わらず過ぎて哀しい。なんか妹がアベンジャーズのDVDを買ったとかいう話なので是非それを教材にさせてもらいたい(笑)アベンジャーズと言えば、今なんかアニメでディスク何たらをやってるじゃないですか。さっき動画見たのですけど、みんな見事な日本人顔で日本語喋っているのにものすごい違和感を感じました。キャップとソーがわりと良い感じ。アイアンマンがロキに「冗談はそのマスクだけにしておけ」的な事を言っていて、映画でもアニメでも突っ込みどころは同じなんだなとちょっと笑っちゃいました;内容は全然理解できてませんが、マーベルヒーローがいっぱい。アニメだけに配給会社がどうこうとかいう大人の事情というものはないようです;

特に何かがあったわけではない。

2014-06-01 21:27:37 | Weblog
 特にないけど、こないだNさんにお会いしてきました。久々に話して楽しかった^^働いていると何かしら矛盾なり理不尽さなりを感じますが、まあどんな業界でもどんな職種でもそういうのはあるものなんですよね。社会人になると時間が経つのが早すぎて困ります、もう六月ですよ。もう少ししたらキャッツだ!とか言ってる場合では無い(笑)でも、こういう楽しみでもない限りやっていけない気がします。もっと時間の使い方をうまくしなくては。残業代を無くすとかやっぱ止めたとかそんな法案の話もありますが、あまり長い間残業するのは自分にも会社にもよろしくないし、そもそももっと上手く片付ければ良い話なので何とかしたい。物理的に人が足りないのは何とかしてほしい。

 今度出張に行くかも。関西方面に泊まりがけで。うまく土日に引っかけられればパスポートをとりに行けるかも。そんでからもしかしたらまた福岡にも行くかも。仕事で行っても猫は見られないから残念ですが。今までがどこにも行かなさすぎたわけですが、同じ時期に出張がかぶるのも考えものです。プログラマじゃないんですからね、もうちょっとシステム使ってくれる人との話し合いの現場に出て行った方が良いです。行きたくない分けじゃないです、行きたいと言っても連れて行って貰えなかったし、つまり機会がなかったんですよね。人が減ってお鉢が回ってきた感じ。喜んでいいのか嘆いていいのか。。。

 そんで。福岡では太宰府に行きたいです。雨が降らなければいいのですが、行く先々で雨に降られるのでこればかりは祈るしかない。静岡は晴れていたかも。仙台はしとしとと。富山でも雨。福岡出張の時も雨でした。まあいいや。梅ヶ枝餅が有名なんですかね?せっかくだから食べておきたい。あと有名なのって何なのでしょう。ラーメンは博多で食べてみるとして、太宰府は朝一で行く予定なので何かしらブランチ的なものがあればいいかな。HPだけじゃ雰囲気わからんから行って見て決めるか。食べ物の話しかしてないけど、日本史好きな人間としては太宰府とか菅原道真とかテンション上がりますよね。晴れますように。でも、今日みたく真夏日とかやめてほしい。

 TOP絵は今週中に変える予定。TOPSSは今日変えました。全然話が流れなくてうまく書けない。書きたいことはあるけど整理できてないというか。プロットが脳内でしか展開していないのですぐ忘れるし。メモしても見ないし、メモしても結局変わるし。難しいところですね。