日記

日々の雑記にございます。

朝顔が咲いた!

2009-07-26 21:30:42 | Weblog
 こないだ入谷の朝顔市で買っていただいた朝顔が咲きましたよ。先日から咲いてはいたんですけど、なんだか妙に元気がなかったのです。それが今朝は三つも咲いてなんだか朝から良い気分でした。
 で、洗濯済ませて朝っぱらから本を読みふけってました。上橋菜穂子さんの守り人シリーズの最新刊。昨日上下巻まとめて買ってきたのにもう読み終わってしまった。。。かなり好きです。世界観がよく作りこまれていて、登場人物の思考や行動もそれぞれに悲しみや思い出が根付いていて。

 そういや昨日は大阪ウィキッドの先行発売日でしたね。全然アクセスできませんでしたが、それなりにいい席ゲット。パソコンの反応の遅さがめちゃめちゃ不快です。特にタイプして画面に反映されるまでの遅さが・・・そんなにタイプは速くないんですけどねえ。やっぱりスペックのせいか。いやいや、Vistaだからだろうか。リリースされたらWindows7入れてやりたいが、問題ないだろうか。
 大阪といえばオフステージ日記でなんば行ったと書いてありましたね。最初の写真は御堂筋だろうか。戎橋から道頓堀ってべたべたですね(笑)それにしてもパフェおいしそう。
 小さい頃、難波といえばお出かけで遠出するようなところだと思っていました。が、通学と通勤で電車移動になれた今となっては庭のような気軽さで行ける場所だと思うようになりました。変わるもんだ。ジュンク堂とかハンズもあるし、ごみごみしているところを除けばそれなりいい場所です。昔は父に連れられて日本橋のデンデンタウンばかり行ってましたが、そんな電気屋めぐりが今の仕事に就くきっかけでもあるんでしょうねえ。

 引き続き蒼天航路読んでます。夏候惇&夏候淵がやっぱりいいですね。馬超が出てきました。うん、やっぱり好きです。馬超はそれなりに人気あると思うんですがいかがでしょう。

 あ。帰省の新幹線予約しなくては。
 

蒼天航路を読んでいます

2009-07-11 20:33:59 | Weblog
 三国志はおもしろいですよね。最初が三国志演義から入ったので蜀ひいき気味です。HNだって、まあこれは水滸伝から取ったんですけど、三国志読まなけりゃ水滸伝なんて見向きもしなかっただろうな。ちなみに、横山さんの漫画が最初です。あれは60巻くらいあるけど、あっという間に読み終えちゃいました。関羽と馬超がなんだか好きで、あとは甘寧とか張遼とか。

 前に、妹が呂布のデフォルメされたフィギュアをくれたので(かぶったとか言ってたな)、職場に持って行ってPC本体の上に飾ってます。やおら目つきが悪いので癒されはしないですね。
 ああいうのは、同志を見つけるのにもってこいです。どうやら部長さんが三国志好きだったらしく、「語らしたら止まんないよ?」とか言われました。望むところです(笑)そんなところから「蒼天航路貸してあげるよ」ということになり、ありがたく貸していただくことになりました。
 蒼天航路ってすごく評価高いんですね。絵に癖があるので手に取っていなかったのですが、おもしろいです。歴史ってこれだから面白い、過去と対話する今の人たちの見方によって全然違う。こりゃあ曹操への評価が一変しそうな感じです。曹操がカッコ良く見えてくる。。。夏候惇も素敵だし。夏候淵の涼しげな目許もいいです(笑)しっかし、出てきた当初はそんなことなかったのに、袁術が途中で完全な猿になっていたのには吃驚しました。で、相変わらず関羽は良いと思います。まだ三分の一くらいです。これからどんなキャラクターが出てきて、どう描かれるのか楽しみです^^
 そうだ、肝心の呂布はすげえキャラクターでした。まあ、あのフィギュアは三国無双とか何とかいうゲームのやつだとか言ってた気がするので見た目が全然違うのはいいとして。いやあ、こうなるか。北方さんの三国志だとめちゃめちゃ人間味のある男だったけどな。。。北方さんは呂布と馬超が好きなんだと思いますよ。

 わあ、なんか三国志語ってた。三国無双などのゲームはしたことないですが、漫画も本も好きです。

 そういやあ話が全然違いますけど、夢醒めは樋口ピコですよね!もう一度見たいみたいと思ってましたとも!有賀メソだったらぜひ見に行きたい。有賀さんはエンジェルしか知らない、でもメソの方が評判良いし。残席状況はどんな感じだろうか。

七夕。新暦で晴れる確率は3割ないとか。

2009-07-06 22:07:24 | Weblog
 梅雨のど真ん中ですからね。。。
 今年もSS。なんでだかロマンチストな男どもに万歳。
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催涙雨


 こんなにも逢いたいと願い続けたのに・・・

 ジェリーロラムの頬に一筋の涙が光る。
「貴方は逢いたいと願ってくれているの?貴方も私と同じように涙を流しているの?」



 悲痛な叫びが耳をうつ。一目逢いたいと。聞こえはしない。しかし彼女の慟哭がすぐ傍で響くかのようだ。今宵、赦されるはずの逢瀬は無慈悲な雨に阻まれた。

 できることならば。
 ギルバートは背後に渦巻く雄大な河に目を向けた。
「鎮まってはくれまいか。カササギ殿の羽が濡れてしまわぬように」
どうか阻まないでおくれ。赦された時間を。
「逢いたい。今宵のために君が織ってくれたであろう着物はどんな色であったことか」
 寝て醒めれば、次の逢瀬の夜であればいいのに。未練がましく河の向こうに目をやったまま、ギルバートは歌い始めた。それに応じるように、ジェリーロラムの哀しく美しい歌声が響き渡る。



「ダメじゃん」
コリコパットはあっさりダメ出しした。ギルバートの舞台稽古を今の今まで見ていたのだ。
「ダメ、ですか?」
「だって音違うし、完全にジェリーに負けてるし。歌がなけりゃそれなりに良かったけど」
 はっきり言われてギルバートは情けなく耳を寝かせた。歌は最大のネック。ギルバートが主たる役を手にできない元凶だった。万年アンダーとガスに小言を言われるのも歌が原因。
「でもさ、芝居は良いんだぜ。そだ、ギルも織姫さんと彦星さんに祈ればいいんだ。さっき舞台で言ってたろ?手習の上達を願うんだとかどうとか」
「異国の話ですよ」
「いいじゃん。信じたらどこだろうと関係ない。信じなかったら隣にいたって気づけないんだし。よっし、今日はうまいもんでも食って気合入れなおそうぜ!」
 向かう先はジェリーロラムのところ。きっとおいしいものを用意してくれているだろう。タントミールやジェミマもいるかもしれない。



 外は雨。逢瀬の叶わなかった二人が流した涙。ギルバートはその雨を舐めてみた。ほんの少ししょっぱい気もしたけれど、きっとそれは彼が流した汗の味だったのだと思うことにした。

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ノーコメントでいいですか。