いつも必死な翻訳者日記

フリーの実務翻訳者が綴る日常

[翻訳]人生最後の徹夜にする!!

2007-04-25 18:45:28 | お仕事日記


   Newcommer!! もみじの木「出猩々(でしょうじょう)」  *写真は本文とは関係ありません



「もう金輪際、徹夜なんて絶対しない!!」
「人生最後の徹夜にするから!!」


昨晩 午前3時に 私がsunny に宣言した言葉。
深夜なのに「こんりんざい」なんて言葉を発している私って可笑しい。

ここのところ毎日 午前2時位に帰ってくるsunny は、その後就寝。
私は、朝に向けて仕事をリスタートした。


本当は、徹夜なんて 大っ嫌いだ。
窓の外が明るくなってくる頃
何かを残したまま 翌日にワープしてしまったような
不思議な 哀しい気分になる。
そして、私以外 世の中の人
物も建物も皆、新しい朝を迎えているのに
私はどうしてこんなことをしているんだろう、と
さみしい気持ちになる。


だから、今回は
何も考えないことにした。
最初から、寝ようなんて思わない。
意外にも、こうすると、気持ちが 楽になるのだ。

実は前日の晩も、朝の6時過ぎまで仕事をしていたのだけれど
(そして、8時半に起きて前半分を納品したのだけれど)
“できるだけ たくさん寝たい” だとか
“せめて6時半から8時まで、最低1時間半は寝たいよな” とか
“9時に納品するためには、いつ寝れば一番良いか” とか
色々考える結果が、実は一番のプレッシャー&焦りにつながる。

もう、こうなったら、割り切ってしまって
“朝の9時まで のんびりと仕事をしよう。” と思った方が
案外気楽にできる。
そして、なるべく焦らない。
例えば、朝5時になった時でも、
“7時まで2時間しかないよ。寝る時間無いよ” と思うのではなくて
“9時までは まだ4時間あるな。焦らずゆっくりやろう” などという感じで。
どんな状況の時でも、結局は ‘気の持ちよう’ なのだろうね、きっと。



まぁ、そもそも のところ
結構大きい仕事だったのにもかかわらず、割り込みで別の仕事をうけてしまった
私、自分自身に全責任があるんだけど。

   ↓ 以下、 少しだけ 言いわけ  ↓   

別に、締め切り直前になるまで仕事をサボっていたわけでもなく
むしろ、結構必死にやっていたんだけど
今回のように、
訳してみたら いつもの3倍ぐらい時間がかかる なんていう仕事もたまにある。
ワンセンテンスが7~8行にわたっていて、
1つの文に関係代名詞節が3つぐらい入っているような。
しかも、内容も難解、
まるで暗号解読みたいな文章ばっかり とか。(こういうのは、割と「ざらに」ある)
それを考えれば今回のは そこまで酷くはなかったけど
途中から、各病気の説明が始まってしまったのには参った。
薬の特許だったんだけどね、
その薬が効く病気に関して
この病気は こういう病気で… っていう内容が延々と(20~30ページぐらい?)続く。
こういうのを訳すのは 結構時間がかかる。
医学的な内容だと、訳す単語1個1個、すべて調べて裏付けをとっていかなければならないので。

   ↑   以上、言いわけ おわり  ↑ 

普通、そんなに余裕たっぷりの仕事をうけることは少ないし
結局、持ち時間が足りなくなった場合に どうするかというと…。
最終段階で どうにか するしかない、と。今の私の場合は。
最終段階っていうのは、
A4 100枚にもわたる内容(しかも最新の専門技術)の見直しなわけなんだけどね。

こうやって書いていると、
もしかして
一言で言うと、ダメだね 私。
自己嫌悪。

でも、こうやってダメなところを「公開」すると
結構それが前向きに意識できて、いい方向にいくんだよ。
人に見られて我が振り直せ  《←人の振りみて我が振り直せ 》
っていう感じで。
この間、たまたま1年前のブログの仕事日記を見た時に思った。
ああやって反省したお陰で、今はずいぶん変わったなって。


というわけで、ここで 宣言。


  もう一生 徹夜なんて しない!!!

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