デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

四 六 三

2020年07月22日 | RICOH
昨日の続き、哲学堂の時空岡の話です。今日のタイトルは六三四(ムサシ)の間違いでも、野球のダブルプレーでもありません。これは哲学堂にまつわる数字、どれも12の約数くらいしか思いつきませんが、なにか哲学とやらに関係あるのでしょうか。昨日の怖い門をくぐると哲学的建築物が立ち並びます。



門をくぐると左手に硯塚があります。



そう言えば登って来る途中に筆塚もありました。



勉学に励んだ証ですね


まずは四、明治37年、東洋大学の創設者である井上円了がここにソクラテス、カント、孔子、釈迦を祀った「聖堂」を建設し、この地を精神修養のための場として哲学堂と名付けました。この四聖堂は面白くて四面のすべてが正面とされています。四哲人を平等に祀っているのでしょうか。



創設者井上円了のレリーフ



次はここのシンボル、朱色に塗られた六角形の東洋的な建物「賢台」、 日本の聖徳太子、菅原道真、中国の荘子、朱子、インドの龍樹、迦毘羅の東洋の六人の哲人が祀られていて、建物内には六人の肖像画があるそうです。



次は三、小高い丘の上にある「角亭」、三角は三学、仏教、儒学、神道に通じることから、平田篤胤、林羅山、釈凝然が奉崇されています。



他にも「哲学は宇宙における真理を追究する学問である」という言葉から建てられた「宇宙館」とか怖くない入り口「常識門」などがあります。

宇宙館 イベント中でした



常識門 普通に入れます



三と言えば登ってくる途中にも「祖苑」という石碑がありました。中国の黄帝、インドの足目仙人、ギリシアのタレスという哲学の始祖とのことですが、私はどなたも存じ上げません。



これだけ多くの偉人を祀っているところも珍しいですよね。哲学を極めるためとはいえ、ずいぶんと欲張ったものです。毎日のお参りが大変そうです。

おまけで最後の三は「東洋大羽烏」円了先生が創った大学の教え子たちは、精神修養の賜物かメンタルの強い投手になり、プロの世界に羽ばたいていき活躍中です。きっと先生もそのマウンド度胸のよさにご満悦でしょう。でもこの写真は娘が京都のお蕎麦屋さんで撮ったもの、哲学堂に飾られているわけではありません。




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