ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

総選挙2017、いよいよ投開票日!

2017-10-21 23:06:19 | Weblog
総選挙、あっという間の選挙戦でしたね。10月22日の投開票日となりました。

各政党が性的マイノリティのことも公約に上げる時代となっています。
自民党にLGBT施策をお願いしてきている立場として、今回の選挙でも自民党公約に性的マイノリティのことがしっかり明記されていることは触れておかねばなりません。

公約の「社会、生活安全、消費者」項目の1番目に取り上げられています。
https://jimin.ncss.nifty.com/pdf/pamphlet/20171010_j-file.pdf

LGBT理解増進法の制定を目指すこと、各省庁への施策推進と多様性を受け入れていく社会の実現をうたっています。

政権党の公約ですので、実際に実現させれないことは書けません。
大変重いものになります。

前回の参議院選挙でも同じ公約を上げていますが、今回は項目の1番上に取り上げられました。

レインボープライド愛媛が昔調査した時と比べれば、信じられない変化ですよね(笑)
過去記事参考
https://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/65093516.html

自分も直接自民党の皆さんに思いが伝えられたことにより、人は変わる社会は変わる、この日本はやっぱり捨てたものではないと確信しました。相手を考えて対話する努力の大切さを感じています。

自分たちの意見を取り入れてくれて、理解増進という一番現実的で、多くの隠れた当事者にとって優しい社会の変化の方向を提示してくれています。

自分たちが一番に壁と思っている日本社会そのものかもしれない自民党が、性的マイノリティの人々も大切にすると声を上げてくれたのは大きいですよね。大きな希望です。

革命的な社会変化が起きない日本では、性的マイノリティにやさしい社会を「保守」に目指してもらうことが大事だと考えています。

さて、レインボープライド愛媛では、選挙ごとに候補者や政党に向けた性的マイノリティ調査を行ってきましたが、一番対話したかった自民党とのやりとりを実際にできるようになっていますので、選挙調査活動は卒業させてもらっております。

LGBT法連合会さんが引き継いで全国規模での調査をしてくれていますので、各党の見解なども出ていますので参考になさってください。これはこれで大変な労力をかけて調査してくれていますので、ありがたい調査になっていると思います。

それぞれの政党からしっかりした回答が届いていますよ
一番影響力のある自民党がどのように答えているかは要チェックと思います。

●平成29年衆議院議員選挙LGBT (性的指向・性自認)をめぐる課題に関する各候補者の政策と考え方についての調査結果報告〔各政党〕
http://lgbtetc.jp/news/773/

差別禁止法や差別解消法をめざす政党もありますが、理解増進法だと遅れているというのは間違いです。

日本は日本の独自の方法で、和を以て貴しとなす社会を作ってきていますので、差別禁止で社会づくりをするしかないと思っている欧米の考え方とは根本的に違うと思っています。

手順を踏んで、社会の理解増進を進めていける根拠法をつくることの意味は、とても大きく画期的なのです。

カミングアウトしにくい皆さんにとっても優しい社会への変化を感じられるよう目指せられると思います。

投票日、性的マイノリティの視点からも参考にして主権者としての1票を投じてみてください。
さあ、今晩はどのような結果になるでしょうか。



レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/


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