ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

居眠り運転防止装置にかかっている

2012-05-02 00:12:10 | Weblog
今回の東京で初めて今話題の格安ツアーバスに乗った。

通常ならバスでも片道12000円はする東京行きが6300円で済んだ
体力的な問題を抜けば経済的には躊躇なく東京へいける革命的な金額だった。

値段が、安全の差だという不安は感じなくもなかったけれど
とりあえず体験してみるいい機会と思って利用した。
その日にあの事故ということで身につまされます。

通常の高速バスで上京することも多いけれど、12時間をバスに揺られるのは体力的には大変きつい。でも夜の間に新宿や東京駅など便利なところまで乗り換えなしに行けるのは便利だ。

でも、格安バスは地方の交通の便が悪いものにとってが行動力を変えるもの
いままででも経済的な理由で上京をあきらめたことは多数あった。
バス会社によるサービス競争も、創意工夫を続けて欲しいものだと思う。

今回の事故で、運転手の労務問題とか運転手自身の問題、国の指針とかに目が向けられているが
単調な高速運転、いくら休憩してもどうにもならない人間の生理現象でもあると思える。

今日の新聞でも9割の運転手が居眠りの経験があると答えていた。
職業的にしている人はより高い意識が必要だけど、一般の人間も居眠り運転の経験は多いと思う

昔、こんな恐ろしい体験をしたことがある

大阪から松山に帰るとき鉄道系バス会社の高速バスに乗ったことがある
大体4時間半くらいの道のりで、運転手はひとりだった。

徳島道の単調で車の少ない運転で、運転手があやしくなったのだ!

一番前に座っていた関係で、異変を感じることができた
知らぬは仏とはこのこと、後ろの乗客は知らないのだ

右に行ったり左に行ったりして、運転手の頭がウトウトと・・・。

隣に座っている男性も気がつき、心配して自分に相談してくる。
相談されてもな、でもほってもおけない

変に運転手を刺激せず、ピリッとしてもらうには・・と考えた自分は
とりあえず運転手に近づき

「運転手さん、ちょっと教えてほしいのですが」と尋ねる

振り返る運転手

目が恐ろしく真っ赤だ!やばい、やっぱりだ

「あっ 次の休憩はどれくらいですか?」

とどうでもいい質問をして、目を覚ましてもらった

最後まで穏やかに運転してもらおうと
その後の休憩では無言の会釈で頑張れと伝え、責めることなく祈るのみであった!

通常の高速路線バスでこんな経験をしているので格安バスだから不安とは決して思えない。
格安でなくても十分に危険と隣りあわせだ。人が運転しているもの、何があるかわからない・・。

高い値段でも、こんなものなのだ。

今日の新聞でも9割の運転手が居眠りの経験があると答えていた

人の生理現象を防ぐ手立てとしては、休憩時間や2人体制だけでは足りない

居眠り防止装置の設置を徹底するとかになるのではないでしょうか?

人間の能力を厳しく問い続けるには限界がある。
今までの数々の事故が証明しているし、自分のことを想像しても自分を信用できない。

何重もの居眠り防止機器・・そういう工夫が求められる


さて、今回の東京は12時間
格安な分、4列シートの観光バスでぎっちり乗せて窮屈な旅だろうと覚悟していたのだが
行きは乗車が少なく、一人で2席使ってよいというゆったりしたものだったです。

バスにトイレがないが、2時間おきに停まってくれたので、いい気分転換、観光気分になった。

あの海老名サービスエリアで休憩できた時は少し興奮した(笑)
ホントすごいね、田舎モノにはびっくりでした

時間も、早くつけば早く着いてくれるというのがありがたい。
GWながら予定より30分くらい早く着いた。

後は新宿のバス停留所付近には毎朝全国からすごい人が降り立つと思うけど
その付近で500円程度の銭湯&休憩所か、シャワールームでもすれば相当稼げれるよね
何で誰もしないんだろ?

彼氏くんと一緒に乗るときには、逆に4列シートのほうが隣同士でくっついてられていいかもしれない!
そんな旅の可能性が広がった格安高速バス体験でもあったのでした。


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