ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

HIV感染者の手記を読んで

2007-01-14 00:25:17 | Weblog
「ぼくの命はあとどれくらい」だろうか?・・

HIV感染をした人が書いているブログを読んでいる。

今では発病前であれば慢性病感覚で大丈夫、だなんて言われていますが
実際は簡単なことではないことなど、感染者の命の叫びが書かれてあった。

まあ、感染しても何とかなるさ・・なんて軽々しいものじゃない。

ブログには自分を責める言葉がたくさん書かれていて
何か声をかけてあげたいと思うけど、思い悩んでしまう。

考え続けています。

少しでもリスクの少ない行為をと、声をかけていこうと活動していますが
感染者がどう思うか?という点は本当に難しい。
簡単に抱えこめれるものでは無いことも思い知らされていくようだった。

エイズの問題は
「HIVに感染した人、そしてこれから感染するかもしれないすべての人」
この視点で考えるべきですね。他人事ではない。

不特定多数との性的交渉があったから、乱れた性生活だから・・
そんなことで割り切れる話では決して無いことは先日の毎日新聞の記事でも
書いた。http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/45156255.html

コンドームを徹底して使うことは簡単なようで実際は本当に難しいこと。
誰がいつ感染しても不思議ではない病気なのです。

いつ自分がその立場になるか分からないのですから。

「共に生きる」そこからだなあ。Living Together

ゲイもヘテロも関係なく、誰だっていろいろな形で少数派になり得るのです。
「共に生きる」ゲイのカミングアウトも同じ意味につながるのですね。

強いものはより強く、強い側になるために弱いものを作る・・
そんな情けない社会へと進んでいます。
こんな社会で皆が幸せになれるはずが無い。
そんな社会はNO!と言おう

Living Together宣言の賛同者が少ないそうです。
多くの人にこの考えを広めましょう。

意思表示の署名はこちらから
http://www.c-action.org/declaration/
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