ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

「ダヴィンチ・コード」キリスト教の抑圧を想像しちゃう

2006-06-03 01:02:35 | Weblog
話題の「ダヴィンチ・コード」を観てきたよ。

相当な人気でほぼ満席だった。
若いカップルもたくさんいたけれど、みんなどこまで映画の内容についていける
のかなって思ってたら、やっぱり出口では
「意味が分からな~い。良くわかんなーい!」の連発だった。

俺だって全部は分からないけれど、少し予習したおかげでまあまあ楽しめた。
キリスト教社会に生まれてきたのでもないので細かいところは感覚が分からないが、
なんか触れ合えた気がして日本には無い感覚を楽しんだ。

俺みたいに何でも疑心暗鬼!?に見ちゃうタイプはこういう物語大好きでしょうね(笑)

見ながら特にこんなことを考えてました。

イアンマッケランが聖杯の秘密を暴露できれば、世の中の抑圧が解放される!
って叫ぶシーン。過去、キリスト教が異端とし、差別して来た歴史の数々を思う。

現代ではキリスト教の同性愛嫌悪を想像した。
(映画の中ではそこに触れなかったのがつまんなかった、
でもイアンマッケランの台詞からは十分感じられたけどね!)

確かにキリスト教による社会規範なんぞの縛り?やその体制継続のための差別助長?
そんなキリスト教にある暗部の根源ってやつは、聖杯の秘密を隠したところから
始まっているのだろうな~って妙に確信しながら見た。

ダヴィンチにしてもニュートンにしても、もっと自由にいたいと思った人には
キリスト教社会は本当に息苦しいと思う。

聖杯を持つものは世界を制するパワーを持つって話の真相を俺は感じた、

本当は聖杯の意味を知ったものは意識の解放?ができることによって
本当の自由を持つ、自由な意識こそパワーだって意味かもしれないねー。

世の中があってはならないもの、タブーとしているものを軽々と超える力。

こういうことかな?

ゲイ的思想もそういう意味で自由を知ったものたちと言えるのでしょうかね。

その自由さは体制を維持したい人たちには恐怖となる訳だ。

愛を解くキリストも、死ねば故人の意思は無視され残されたものの権力闘争に使われ、
権力者は宗教による人心掌握法を発見し利用していく。

残されたキリストの福音は誰かの意思で不要なものは排除されちゃって
現在の聖書となったんでしょ?

ダヴィンチの絵でさえ勝手に塗り替えられて何百年もたってた訳だし。

そういうのがこの最近分かってきたってのが凄いワクワクさせるよね。

ルーブル美術館のピラミッドの秘密、にくいねー!
確かにダヴィンチの意識を継いで行くものならあんなことやっちゃうかもしれないねー。映画見てね!

さて、映画を見ながらこんなことも考えてたぞ

日本では皇統の秘密とかを暴く物語でも作ったら面白いのかもね~!?

南北朝時代の南朝の血を引く皇統を継ぐ方が今もどこかに生きていて・・・?

いや、継体天皇(26代)なんて血縁断絶してるのに即位しちゃって王朝交替?って話だし・・

そこんとこの日本のルーツってものに迫っていく感じで
ダヴィンチコードぽい物語にしたら・・・凄くない?

興味をそそるな~

これぞタブーに挑戦!?

そーんなことに想いを寄せちゃえる歴史サスペンスでしたよ!
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