ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

自殺対策に性的マイノリティも(自殺総合対策大綱)

2012-09-12 04:02:36 | Weblog
8月末、国の自殺総合対策大綱が改正されて、初めて性的マイノリティの対策が盛り込まれました。

自殺やうつにおいて、同性愛への偏見や性別への違和感について大きな要因があるのではないか?とは当事者にとって当然すぎる感覚であったと思います。

性的マイノリティへの無理解や社会の差し伸べがないままにしていることが社会的な問題であると国が認識しました。国の方針に書かれたことで、また前進していくのだなという思いです。

国の大綱見直しにあたって、地道なロビー活動をしてくださっていた皆さんはこちら

◆いのちリスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン
http://ameblo.jp/respectwhiteribbon/

社会の変化は誰かが動いているから進むのです。
本当にありがとうございます!

内閣府の担当者との話し合いでは、従来からの同性愛へのタブーから
「大綱に性同一性障害者は確実に文言を入れられるが、同性愛者は・・・」ということもあったそうです。

このようなことは自分も活動をしていてよくよく感じるところです。
まだまだそういう感覚は蔓延しています。
自殺対策の担当者でさえ同性愛者の自殺は区別していたのですから。

このような扱いは、同性愛者たちにとっては日々当たり前のことなのです・・・

でも、当事者の国民が声を上げていくことで、このように徐々に変わってきています。

国の意識を変えるきっかけをつくってくれたホワイトリボン・キャンペーンのリーダー武智さんなどLGBTのことをテーマにした特集が、今日昼のニュース番組で放送されるのだそう。

◆フジテレビのFNNスピーク
(9/12(水)昼11:30-12:00)
fnn-news.com/speak/ss/

今日の昼ですね、要チェック!!

こういった国の変化を後押しにして、自分たち愛媛の活動も広げていけるでしょう。


地道な変化ですが、諦めない切り開きが間違いなくあります。

これを勇気に思った人から立ち上がっていけば、さらに早く変わっていくに違いない。

それでも・・・
なかなか動きづらいというのが当事者が大半の思いや不安かと思う

こんな風にみんながリスクをしょって立ち上がらなくても社会が変わる方法があります

自分たちが自身のことをよく知ろうとしたり、LGBTサークルに出席してみたり
そんなことが、自分の身のまわりを、社会を、変えて行くことになっていくもんなのです。

ずっと一人で抱えてないで大丈夫!
仲間がいますから


参考記事
(自殺総合対策大綱が改正され、初めて性的マイノリティの対策が盛り込まれました)
http://gladxx.jp/news/2012/08/2615.html


レインボープライド愛媛
(メール相談を常時実施しています)
http://rainbowpride-ehime.org/

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