ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

「インターネットと人権」で講演してきました

2015-10-03 08:30:19 | Weblog
10月2日にあった東温市の人権ゼミナールで、インターネットと人権をテーマに講演をしてきました。新たな挑戦です!

インターネット上における人権問題への社会の向き合いはまだまだ・・
でも、まったくもって放っておける状況ではありません。

もちろん性的マイノリティに向けられたものも、インターネットでは酷いものがあります。
ネットいじめ、誹謗中傷書き込みと今までなら表に出なかった人間の悪い部分が噴出しています。

地元でインターネットで人権を語れる講師が多くないという点も気になっていましたので、自分が少しでもやれないだろうか?と考えていましたが、挑戦の機会をいただけました。

インターネットの話をすると、ややもするとインターネットの危険性を確認するような安全講座みたいなものになりそうですが、ここは人権の学習ですので、そこがずれないように考えて話すよう持って行きました。

人権講座に参加する皆さんのなかにはインターネットを利用しない高齢の方も多いため、その方々にも分かるように話すことがとても大切です。そのぶん、利用している人にはもの足りないところもでそうですが。

インターネットを使っていない高齢の皆さんにも、この問題の現状をしっかり認識してもらって、年長の皆さんだからできる声掛けをしてほしいということも絶対に伝えたいことでした。

世代間や利用しているかしてないかで分断され、立ちすくむ中で問題が放置されてしまっています。
ネットを使わない人にも、ネット社会の影響は伝わっていますので、社会全体で考えなければならないことなのです。

ちゃんと大人が良い後姿を見せられているか?という話をメインにしたものにしました。

生徒向けに話してほしい依頼もありますが、大人の認識を確認しないとダメだ!という気持ちが強くあります。

今回の講演の参加者も3分の2の方はインターネットをほとんどしていないという方々でした。

怖そうだから使わない、知らなければいいという感覚は、結果問題を放置してしまいがち。
また、子どもの利用を制限すればよいのでは?といった短絡的な解決を求めてしまうことにもつながります。

あわせて、自分が話すことで、当然に性的マイノリティのことも触れますので、インターネットという誰もが関係しそうな課題で興味持って参加してもらえている人々に、性的マイノリティのことも伝えられる絶好の機会でもあります。

実際、担当されている行政の方々と打ち合わせや挨拶で、レインボープライド愛媛の活動についても話しが出来る時間を持てますので、良いアピールになるなと手応えを感じました。

とはいえ、人前でどれほどの話ができるのか、いざどう話そうかと考えると、もー大変。
この2,3週間は、ずいぶんと考え込んで準備を整えるのに苦労してましたが、産みの苦しみを超えられた喜びを感じているところ!とりあえずよく頑張れたと思う(笑)

新たな分野の話が出来るようになったかな。実際に話してみて少し自信が持てました。
今後の活動の広がりにつながっていくんじゃないかな

愛媛県人権問題研修講師としての講演テーマに、性的マイノリティ、HIV/エイズに続き、新たに話せる人権課題が増えました。

インターネットと人権、今後も内容を見直してより良い講演が出来るようにしていきたいと思います。ぜひお声掛けください!

さーて、来週9日には丹原東中で全校生徒とPTA向けに2回目の性的マイノリティ講演があるのです。これまた新作バージョンになるので大変ですが、頑張ります!



◆性的マイノリティ、インターネットと人権 講演のご依頼は

レインボープライド愛媛 エディまで
http://rainbowpride-ehime.org/
deep8822@yahoo.co.jp
コメント
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