ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

あれから1年。何が出来たのか?

2012-03-12 00:04:51 | Weblog
大震災からこの1年、まだなお続く震災の影響に1年が経ったのだと振り返る気分ではないだろう。

遠く離れた愛媛の自分が何が出来るだろう?
何かを手伝う、支援復興の何かではなく、自分はこの街でやるべきことをやろう
出来ればより力強くやり遂げようと心に決め活動した1年だった。

東北の人々のことを思うと、勝手なことではあろうけれど
被災しなかった自分たちは停滞させない、前進させる責任があるのだ考えることにした。

振り返れば、この1年愛媛で行った活動は頑張った方だと思う。
その頑張れた元は、この震災で悔しい思いをした人たちのことを想像してのことだった。
自分たちは自分たちの切り開きをやったつもりだ。


遠く離れた愛媛では今でも何かと意識が薄いままだ。
ほとんど影響らしいことはなかったし、電力も何とかなっていた。
テレビから伝わるものだけなのだ。この意識の差は大きいだろう。

しかし、今回はその意識の違いが必ずしっぺ返しを受けるだろうという危機感。
南海地震、そして伊方原発のことを考えない訳にはおれない。

この1年、日本中で様々に原発について声が上がっていても、
まったく取りやめる方向には出来ないままだ。

あれだけのことが起きても、首相は慰霊の日にも約束しない。

日本は・・
これだけの経験をしても、もう一度こんどは西日本側で事故が起きないと目が覚めないのか?

そのときは、本当に日本は終わってしまうではないか

想定外のことは考えなくてもいいという時代は終わったと思いたい。
日本中の人が、それを思い知らされた1年であったはずと思う。


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
コメント
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