ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

注目されてたLGBTメッセージ展示

2009-08-31 21:48:58 | Weblog
いよてつ島屋で8月30日に開催された「ふれあいフェスティバル2009」
自分たち性的マイノリティのメッセージ展示やイベント運営も無事に終了しました。

朝から映画「蟹工船」の無料上映からスタートしましたが、どれだけ集まってもらえるか?
と心配してたのですが、多くの方が来場されてました。

自分は映画上映後のトークセッションで壇上に上がらないといけなかったので
映画の感想が話せるようにじっくりと見てました。蟹工船の厳しすぎる船の中は
今と比べたら極端な状況とはいえ、生綿を締め付けるように人々の尊厳を切り捨て
ている現代であったり、派遣雇用にあるような格差のある働き方など
自分自身の働く立場を複雑にダブらせながら考えさせられました。

上映後、スタンプラリーの準備やら大いにバタバタ
今回はいろいろ忘れ物も多くて準備不足を後悔することが多かったのですが
手伝ってくれたみんなのフォローのおかげで、何とかうまくやり遂げられました。

スタンプラリーも200人くらいは参加してくれたんじゃないのかなあ。
今回のイベント会場を巡っていく6ヶ所ものスタンプを、みなさん次々たどって
楽しんでいただけたようでした。

9FではNPOが10団体ほど参加して、それぞれ展示ブースを出していましたので
スタンプラリーで皆さんに見ていただく機会としてみました。

昼からはムツゴロウさんの人権講演会があり、自分たちで考えた人権アンケートを
配布して書いてもらいました。それぞれの人権課題について皆さんがどのように思われ
ているかを聞いたもので、人権推進・啓発の為の参考資料になるかもしれません。
少しでも意義あるイベントになるよう、運営に関わるものとして、いろいろ挑戦して
おきました。

4時頃からは8Fのスカイドーム(ステージ)で各NPOの活動メッセージを壇上で
アピールさせてもらえたりもしながら、フィナーレにWe Are The Worldをみんなで合唱しました。

こんな感じで全体の進行にも協力してたのですが。
自分たちのメッセージ展示も今年も8Fと9Fの2ヶ所と、大きく光をあててもらえました。

同性愛者や性同一性障がいといった性的少数者のことが、愛媛でも一番賑やかな百貨店で
堂々と啓発展示をされている。初めてみる人には何だ!?と思われるかもしれませんが、人権フェスティバル
という公のイベントにある事実や、その内容をじっくり目をとおしてみると、その意味を良く分ってもらえる
のではないかと思います。

多くの一般の方々が遊びに来られている中で、あたりまえにこういった展示があるというのは
すごく意義があることだろうと思います。

8Fはスカイドームといってステージのある人通りの多い場所で、そこに1つ
レインボーでカラフルですので目立ち、目にした人はメッセージの内容に吸い込まれ
じっくり見ている人も多く見られました。

9FではNPO団体の展示の一角で同じようにメッセージも展示。こちらは少し
落ち着いて読めるので、ゆっくり見ることが出来ます。

そんななか、何人かの当事者の方が見に来てくれたようです。

その中で自分も少し落ち着いた時間に遠巻きに眺めていると
じっくり見てくれている方がいて、そっと声をかけて見たらお話をすることが出来ました。

お二人ほど声をかけたのですが、お二人とも当事者の方でした。
このブログを見てくれてたとのことで嬉しかったです。

自分だけじゃ無いと分って、少し気分が楽になりました・・そう言われていました


他にも何人か当事者の方が見に来てくれたのではないかと思われました。
こういった展示を見に来るのも、少し勇気が必要で大変だったと思います。

準備は大変でしたけど、やっぱりやってよかったなあ、続けていかないとなあと
強く感じた一日でした。

17時過ぎには展示物などを撤去完了
仲間のみんながあっという間に片付けてくれました。

開票速報もあるしで、今日はここまでとお別れにしました。

今週末9月6日(日)に次回のLGBT当事者交流会「れいんぼ~ティーサロン」が
ありますので、またイベントの感想などお話しましょうね!
http://blogs.yahoo.co.jp/rainbow_tea_salon/54925304.html

ではお疲れ様でした!!

選挙の感想はまた今度
(すごくしんどくて、本当は昨日書きたかった記事を今日書いたので精一杯なの~)
コメント
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