衆議院選挙の期日前投票が始まってますが、今回の選挙では最高裁判所裁判官の
国民審査というのもあるんですよ。
でも、この国民審査の期日前投票は23日からなんです!
今投票に行っちゃうと国民審査は投票できず、するならまた改めて行く必要があります。
なんでも、国民審査は投票日の7日前から受け付けることになっていて
総選挙の投票と日程を合わせることは到底出来ないのだそうだ。
(詳しくは以前に岐阜県が総務省に問い合わせて断られた経緯を見つけました)
http://www.city.gifu.lg.jp/c/02020199/02020199.html
役所都合の手前勝手なことが書かれてて血が上ってきます。
国民が便利に参加できる工夫などするつもりがないらしい。
ということで、期日前に行くなら23日(日)以降で行った方が良いです。
さて、最高裁裁判官の国民審査というのは何なの?かもしれませんね。
これは今就任している最高裁判所の裁判官はこの人でいいか?というのを
毎回総選挙のときに国民が判断出来ることになっているものです。
この最高裁判所の裁判官というのは、総理大臣が任命します。
三権分立の司法のトップを、行政のトップが任命するというのも妙な話なんですけど
まあ、その決まった裁判官を国民が形式的に信任するという訳です。
(国会で罷免させることは出来ます)
国民審査で投票総数の過半数もの不信任が無い限り罷免されません。
今まで20回審査をやってきて、誰一人罷免されたことはありません。
投票の仕方は、衆議院議員の投票の後、今回審査する裁判官の名前がずらっと書かれた
用紙を渡され、その中で「不信任」にしたい人にだけ×印を入れて投票します。
何も印をつけない人は、「信任」投票をしたことになります。
よく分からないので、何も書かずに出すと、それはすべての人を「信任」したとなります。
白紙委任?いや、白紙に署名捺印をさせられるような、なんとも居心地の悪い、
妙なシステムなんです。
歴代で最高不信任率をとった裁判官でも不信任率は15%だったそうです。
過半数にはほど遠いですね。
じゃあ、みんなが「分からないものには投票できません!」と棄権したとしても
投票率1%未満で無いと国民審査自体が無効にならないという滅茶苦茶ぶりなのです。
システムもそうですが、審査する側の国民も、最高裁裁判官のことを知りません。
どのような裁判にどのような判断をした人か分からないまま審査に臨みます。
マスコミも詳しく分かりやすく取り上げてはくれません。
判断しようにも判断のしようがないのではないでしょうか?
そこで、参考になるサイトを見つけました。
俺もちょっと勉強してみようと思っています・・
■忘れられた一票 2009 最高裁判所 裁判官 国民審査 判断資料
http://miso.txt-nifty.com/shinsa/
http://miso.txt-nifty.com/shinsa/xxx.html
まあ、これを読んでも顔も知らない人だし、名前も覚えられないし
投票用紙を前にして、誰が誰だったか分からなくなりそうです(辛)
裁判員制度が始まった中、国民審査のことも考えなくてはなりませんね。
しかし何度も総選挙ごとに国民審査の投票してきた年長の方々
まあよくも、20回も同じ方法のまま見直しもせず、なあなあと放置したもんですね。
自分はいったい何をさせられてるんだろ?と、違和感を毎回感じてきたはずなのに、
そのまんま60年!
80歳以上の方などは、20回。20回もその違和感を経験してこられたと思いますが
何とも思われなかったんでしょうか?
国民審査というのもあるんですよ。
でも、この国民審査の期日前投票は23日からなんです!
今投票に行っちゃうと国民審査は投票できず、するならまた改めて行く必要があります。
なんでも、国民審査は投票日の7日前から受け付けることになっていて
総選挙の投票と日程を合わせることは到底出来ないのだそうだ。
(詳しくは以前に岐阜県が総務省に問い合わせて断られた経緯を見つけました)
http://www.city.gifu.lg.jp/c/02020199/02020199.html
役所都合の手前勝手なことが書かれてて血が上ってきます。
国民が便利に参加できる工夫などするつもりがないらしい。
ということで、期日前に行くなら23日(日)以降で行った方が良いです。
さて、最高裁裁判官の国民審査というのは何なの?かもしれませんね。
これは今就任している最高裁判所の裁判官はこの人でいいか?というのを
毎回総選挙のときに国民が判断出来ることになっているものです。
この最高裁判所の裁判官というのは、総理大臣が任命します。
三権分立の司法のトップを、行政のトップが任命するというのも妙な話なんですけど
まあ、その決まった裁判官を国民が形式的に信任するという訳です。
(国会で罷免させることは出来ます)
国民審査で投票総数の過半数もの不信任が無い限り罷免されません。
今まで20回審査をやってきて、誰一人罷免されたことはありません。
投票の仕方は、衆議院議員の投票の後、今回審査する裁判官の名前がずらっと書かれた
用紙を渡され、その中で「不信任」にしたい人にだけ×印を入れて投票します。
何も印をつけない人は、「信任」投票をしたことになります。
よく分からないので、何も書かずに出すと、それはすべての人を「信任」したとなります。
白紙委任?いや、白紙に署名捺印をさせられるような、なんとも居心地の悪い、
妙なシステムなんです。
歴代で最高不信任率をとった裁判官でも不信任率は15%だったそうです。
過半数にはほど遠いですね。
じゃあ、みんなが「分からないものには投票できません!」と棄権したとしても
投票率1%未満で無いと国民審査自体が無効にならないという滅茶苦茶ぶりなのです。
システムもそうですが、審査する側の国民も、最高裁裁判官のことを知りません。
どのような裁判にどのような判断をした人か分からないまま審査に臨みます。
マスコミも詳しく分かりやすく取り上げてはくれません。
判断しようにも判断のしようがないのではないでしょうか?
そこで、参考になるサイトを見つけました。
俺もちょっと勉強してみようと思っています・・
■忘れられた一票 2009 最高裁判所 裁判官 国民審査 判断資料
http://miso.txt-nifty.com/shinsa/
http://miso.txt-nifty.com/shinsa/xxx.html
まあ、これを読んでも顔も知らない人だし、名前も覚えられないし
投票用紙を前にして、誰が誰だったか分からなくなりそうです(辛)
裁判員制度が始まった中、国民審査のことも考えなくてはなりませんね。
しかし何度も総選挙ごとに国民審査の投票してきた年長の方々
まあよくも、20回も同じ方法のまま見直しもせず、なあなあと放置したもんですね。
自分はいったい何をさせられてるんだろ?と、違和感を毎回感じてきたはずなのに、
そのまんま60年!
80歳以上の方などは、20回。20回もその違和感を経験してこられたと思いますが
何とも思われなかったんでしょうか?