ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

松山市議会選挙~雑感(しらけ?)

2006-04-28 21:42:16 | Weblog
選挙戦も残すところ1日。
勤労者に声掛けできるのは今日までと、勤め帰りを狙った拡声器が鬼気迫っていた。

たった1週間の選挙戦、組織を作り上げてない候補は名前を浸透させることすら難しいだろうね。

今回の当選ラインは3000票をらしい。
大選挙区制だから、3000人集めたら、それが全体から見て少数者という立場の集団でも
1人の市議を送り込むことが出来る。

しっかりと数をまとめ上げられる集団を数多く持つところが当選可能と言うことになる。

候補者の中に関係の近い人がいない人にとっては蚊帳の外に出された格好にもなりやすい。

かといって市内を40分割したりして、校区ごとに争点をはっきりさせて定員1人を選ぶといったことになると、
少数者の意見は非常に反映されにくい。

地方議員選挙では少数者の意見が反映されやすい大選挙区制を望みたいが、
逆に有権者自身が政治にかかわっていかない限り、蚊帳の外にされ、
ある一定の団体のみの意思により物事が決まっていくことにもなる。

組織が強い団体と言えば公明党。
今回も定員45名の中、8人を公明党で抑える予定だ。
松山市内の創価学会員をキレイに8分割して、
当選ラインの票数を計算どおりに振り分けて手堅く当選させてくるだろう。

自民党の候補者たちはそれぞれの地盤(企業・各種組合・地域)を基にしている。
地元で大きな影響力を持つ企業や農業組合などの社員や組合員その関係者を含めて
3000人を超えそうなら目星がたつ。

このように、関係者の利害関係でのみ投票行動を行っていくことになるので、
蚊帳の外にいるような有権者には、街宣車から
「○△は皆様の声を、想いを市制に届けます・・」なんて言われても白けてしまうんだよね。

だから候補者に関係してない人以外は投票に行かない。

しかし注意しないといけないのは、実際のところの多くの候補者は、
有権者の皆さんに白けてて欲しい狙いもあったりする。

今回の投票率は4~5割程度と思われるが、それ以上の得票は団体に属していない層にあたる。
なにかの拍子でこれらが目覚め、投票行動に出られると、団体を持っているところは数読みができなくなり
予定が狂っちゃうんだ。

できれば、自分たちの関係団体以外の人には選挙に行ってほしくない、
「寝ててほしい」のが立候補者の本音なのですね。

てなことで、誰に投票したものやら?分からないよね~
下記のページを参考にして投票に行きましょう!(笑)
今回のような議員選挙は1票の重みが大きいですからね、とりあえず権利行使しておきましょ~!

松山・性的マイノリティに関する政策アンケート調査プロジェクト

http://blogs.yahoo.co.jp/project_gl05
http://blog.goo.ne.jp/project_gl05/ 携帯版
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする