ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

①選挙なんか行かないよ!?なんて言ってる20代へ

2005-09-07 01:10:50 | Weblog
今回の選挙は少しばかり投票率が上がりそうな様子らしい。
でも20代に限らず選挙なんか行かない!という態度の人に伝えておきたいことがある。

①「実は選挙に来て欲しくないのが本音 」

選挙に行かないこと、投票率を下げることが政治家に対する不信感の意思表示だ!と思っている人。
それは何の役にも立たないぞ。

政治家は投票率が下がると「それは困った風潮だ」などと嘆いて見せるけれど、本心は違う。
特に当選をするだろう政治家は組織選挙が好きなのだ。
応援してくれる組織の人だけが選挙に行って、予定通りに勝つ。

何を考えているのか良く分からない無党派と呼ばれる浮動票は計算に入れたくないのだ。
想定通りの数が投票され、粛々と選挙が終了して当選したいのだ。

森元首相の本音発言にもあるように、政治に関心が薄い人は「昼寝しててほしい」が本心。とても都合よく馬鹿にされている。

②「若者の投票率が低いと・・・ 」

日本ではどうも30歳でやっと成人するのではないか?と言われている。
でも20歳で選挙権はある。20代の投票率は40%、70代だと70%を超えている。

政治家は自分が当選するためには誰の言うことを聞いてあげればいいか?と単純に考える。
投票率を見れば、若者の考えを聞くより年配者に向けて発言した方が効果的である。
選挙で政治家が民意を吸い上げるとは、こういうことなのだ。
選挙に行かない人たちは民意を伝えるつもりも無いわけだから、当然反映もしてくれない。

年金問題の負担も、1000兆の借金もすべて若者に押し付ける方向だけれど、
若者は文句を言っていない。だって、若者は選挙に行かず白紙委任してくれているわけだから、その方針で了解しているんでしょ?ってこと。
俺は選挙に行ってないから了解もしてないぞ!なんて間抜けたことを言っても仕方が無い。

また、歴史的に見ても戦争を起こすのは年配者の為政者、戦争に借り出されるのは若者、戦争に行かせるのは年配者と決まっている。それでいいのか?

③「なぜ年配者は選挙に行くのか? 」

戦前生まれで真面目がとりえのように選挙に行った世代はもう少なくなっている。実は今のお年寄りは自分が生きている間は年金をたっぷり頂きたいと思っているし、借金をつくり未来のことは知ったことじゃない!という無責任社会をつくった人たちなのだ。この大変な国の借金も、蓋をして後回しにしてきた張本人たちだ。バブルのころ、社会をリードする立場にいた人たちなのだ。
投票に行けば自分にとって優しい社会になる、ちゃんと社会のシステムを知っている彼らは我が為に投票に行っている。

           明日に続く!
コメント
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