ペパキャンのサバイバル日記

円形脱毛症で髪の毛がなくなりました。今はスキンヘッドライフ満喫です。
見た目問題当事者としての情報発信中!

追っかけ

2005-08-19 00:00:00 | インポート
 母の妹、叔母から電話を貰った。おばは10年ほど前からSMAPの追っかけをしている。叔母は50代である。若い頃から化粧品の販売をしており、同じ年代の女性よりずいぶん若く見えるが、頭の中も相当若い。徳島に住んでいる彼女はお盆に行われたSMAPの福岡ドームコンサートに行き、ついでに母の所に寄ったらしい。

 叔母の一年間の行動(有給)スケジュールは全てSMAPのツアーによって決まる。昨年は香取慎吾が「新撰組」をやっていたせいでSMAPのツアーがなく、たっぷり休みを貯めている叔母は、来月も大阪ドームと東京ドームに出向く予定らしい。「SMAPの何がそんなにいいの?」と尋ねると叔母は一言。「そりゃキムタクに決まってるやん!」と返される。

 叔母は若い頃大変苦労をしていた。あまり働かない夫と一緒になったせいで、子ども達が小さな頃から働きに出て、家事、育児、介護を一人で切り盛りし、二人の子どもを大学まで出したのは叔母一人の力だ。そうしてようやく子育てと介護が一段落したところに叔母の前に現れたのがキムタクだったのだ。遅れてやってきた青春てやつなんだろうか。

 「仕事がどんなにきつくても飛行機代やホテル代がかかっても、コンサート会場に行くでしょう。あの熱気に包まれ、会場が暗くなり、SMAPがステージに現れた途端、頭の中のネジがボンッ!て飛ぶのよ。ボンッ!」と叔母は言う。ふうん、頭のネジですか。聞くところによるとSMAPには叔母のような年代のファンも少なくはないらしい。たまには仙台にまで赴いてしまう叔母。ある意味羨ましいような気もする。


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