

時差ボケも無くなり天然ボケだけのいつもの私に戻りました。習慣というものは恐ろしいもので、どれだけ身体が疲れていても明け方には目が覚めてしまいます。勿論、事態を知った後に二度寝への進行はボンクラ脳みそが反応する前に辿りつくのですが・・・そんな寝床でフクフク・・と沸き上る記憶があります。

海外で安全に過ごすため貴重品をいかに身に着けるか・・普段使いのクレジットカードはポケットに、高額商品等の支払い用のカードはコート下のポシェットに・・小額の現金はズボンの・・等々、そんな工夫を旅立つ前から見習い老人夫婦は想いを巡らせていました。

しかしながら多かれ少なかれリュックに納めなければならない貴重品類は存在するため、フアスナーにダイヤルキーをつけて行動しました。ぼん嫁もコート下のポシェットに貴重品を入れ、ショルダーバッグには必要な物品しか入れないようにしていました。その上ファスナーには小型キーをつけて行動しておりました。しかし、ショルダーバッグには基本貴重品類を入れていないという安心感から小型キーを掛けずに過ごす時間もあったようです。マドリードは凶悪な犯罪ではなくスリや置き引きの犯罪が多く観光客の多くが被害を受けているとのことです。セビージャからマドリードに戻ったアトーチャ駅を歩いていると突然、ぼん嫁が「なんか・・オカシイ・・



今回は直接的な被害も受けることなく無事に立ち回ることが出来ましたが「海外でのスリ、置き引き」が思った以上に身近なものであることを感じたのでした。

(写真はアトーチャ駅)