

開けっ放しの窓から冷気が忍び込む季節になりました。熱中症の危険を感じる夏の季節は苦手ですが、毛布を胸元まで引き寄せなけれ過ごせないような季節は・・これはこれで少しばかり嫌かも・・・

勝手気まま、我侭偏屈の我が終盤に差し掛かった人生の後半戦を考えると、そこそこの生きずらさも予想されます。そんな先日、母親の三回忌を執り行うことが出来ました。母親が旅立ったときはコロナ禍の真っ最中で病室を訪れることも出来ず、葬儀においても身近な人々とのお別れも叶わず・・そんなお互いの想いを考えるといつも心のどこかに充足されない想いを感じておりました。

コロナ罹患者が再度増加してきたとのことすが、子供や兄弟、孫や玄孫も含めて遺影を囲み集まることが出来ました。実家には仏壇のお世話や空気の入れ替えなどで毎日訪れるのですがその日に実家に流れる空気はいつもとは違い生き生きと感じ、遺影の表情も一段とにこやかな表情であるように感じました。遺影の前でそれぞれの生活の様子や玄孫たちが元気に走り回る様子に喜んでいてくれていたようです。

我々も年齢が進むと不得手な事や行動に移し難いことが多く生じるようです、まだ多少の気力・体力がある間に集まっていただけて心より嬉しく思います。

気づけば辺りも秋が進んでおり、六角堂の銀杏も見上げれば色づいた多くの銀杏がその時を待っています。大きな気温変化や日中の強い日差しによる熱中症などに気を付けて秋を楽しんでください。ちなみに我が家の夕飯は「さんま」です。大根おろしをタップリつけて食べることにしましょう。

「いつの間にか体重も減り、ブカブカになった黒服の裾を踏みつけてスッテンコロリ・・歳をとったからとチャウしなぁ~
