フォッサ

2011-08-24 19:36:10 | インポート

上野動物園のマダガスカル館の手前の檻の中に、キツネザルの隣だったと思うが、フォッサという猫の仲間のように見える生き物がいる。猫の仲間のように見えるが実はマングースの仲間なのだそうだ。



このフォッサもそうだが、マダガスカル館の生き物たちはどれもこの地球上で、マダガスカルにしか生息していない貴重な生物なのだ。ところが、現在そのマダガスカルの自然は人間の開発ですっかり元の姿を失い、この地域にしかいない生物たちもどんどん姿を消しているのだそうだ。

人間は大自然を開発して科学や技術力で地球上に増え広がってきたわけだが、ちょっとここで立ち止まってみるわけにはいかないのだろうか。大震災、巨大津波、それに伴って引き起こされた原発事故以来、どうも下手をすると人間は自分の技術力で自分を滅ぼしかねない生き物でもあるらしいと感じている。

キツネザルやフォッサを滅ぼそうとしている力は実は自分自身に対しても向けられているらしい。


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