今ははるかな昔・・・でも今もまだ

2012-08-05 15:33:36 | インポート
宇宙の歴史、地球の歴史から見れば人間の一生は本当に短いので、ちょっと時間が経つと何もかも忘れられてしまう。あのチェルノブイリ事故でさえもあの後生まれた子がすでに自分が親になっているくらいだ。どんな出来事の記憶も忘れられていく。

ほんの30年前、この世界が米ソの二大勢力の下で東西に分かれていたことも、もはや夢のまた夢なのかもしれない。長い長い民族の苦難の歴史を民族として記憶し続けるイスラエルの人たち(ユダヤの人たち)と違って、春夏秋冬の四季の移り変わりに慣れて、物事すべて変化するのが当たり前のように感じている日本人にとって、歴史も風土もまったく異なる中東の国々のことは普段、ほとんど考えもしない種類の事柄だろう。

ところが、あの辺の国々の歴史というのは、何千年も昔から、人類に大きな影響を及ぼしてきているのだ。古代文明の時代はもちろん、現代史の上でも非常に重要な地域なのだ。

今となってはこんな話を書いても信用されないか、笑われるだけかもしれないが、当時は米ソの対立構造がきわまっていた時代で、物思う人なら内心、核戦争の危険におびえていた時代だ。そこにある時期いきなり、もし、今、核戦争が起これば、核の冬現象で人類は全滅するだろうというニュースが流れたのだ。研究者たちの真面目な研究結果だ。

そのニュースを見て思い出したのが、カトリック市川教会で初めてご像を見て以来,ずっと気になって調べたファティマのマリア様のこと、マリア様の予言のことだった。あれは本当なのではないか、このままでいくと本当にこの世界はおしまいではないのか、そう思って、当時の関係者だった遠藤周作先生、霜山徳爾先生にそんなことを手紙に書いたのだ。

その後しばらくして、別の手紙で当時のソ連のことをちょこっと書いたのは覚えている。するとその手紙のすぐ後でチェルノブイリの事故が起こって、当時、ただでさえ、巫女だ、シャーマンだとマスコミにつきまとわれていたのが、もう本当にすごいことになって、会社にまともに勤められなくなって、仕事にもつけなくなって、心配したある方が裏で動いたので、健康な30代だったのに、あっというまに生活保護の身になってしまったのだった。こちらの意思に関係なく某お偉方たちの都合だ。

当時の関係者が皆様、いまや殆ど亡くなって、子供の将来を心配していた家の父もあの世に引っ越してしまった今、その昔のことを覚えている人は殆どいない。証拠といったら、まだ残っていれば父ブッシュからの深夜の国際電話の記録、そういえば立花隆さん、知らん顔を通すおつもりだろうか。当時、四ツ谷の教会に取材に来てましたね。

今となってはこれ以上言ってみたところでどうにもならないが、あの頃、こちらは本気で危ない、危ないと声をあげ、それでとにかくいろいろな勢力が動いて何とか、世界を破滅から後退させて、今日まできたのだ。でも、裏でどんなことがあったのか知っている人間は本当に少ない。こちらもある人物が生きているうちはその方のためにこれ以上は言わない。忌々しいが致し方ない。

とにかく、それから世界はこんな形に動いてきたわけだが、あの頃もそうだったし、おそらく今後も中東情勢というのは世界史の要になっていくはずだ。シリアの騒乱、遠くの国の話で自分には縁がないというつもりでも、シリアの周辺国の配置、かかわりを見ると、そうとばかりもいえないかもしれないようだ。

まあ、そこまでいかなくてもシリアで今何が起こっているのかくらいは知っておいてよかろう。これを読んで誇大妄想などと思われてはかなわないが、事実は小説より奇なりというのは本当のことなのだ。




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